第7話 私の気持ち、そしてキノコ
◆◇
嵐が過ぎ去った後のような静けさに包まれた森の中、私は先程何が起こったのかわからなかったので、改めてクロに聞いてみる。
クロは私が
「さっきの?ああ、まあ……他の人には見えないでしょうね。さっきのは
「未来を……前借り?」
「つまり、未来のあたしのエネルギーを借りて、ものすごい力を発揮したり、ものすごい速さで動いたりできるのよ。でもそれは無理やり引き出しているものだから、手にした武器がついていけなかったり、身体に負担がかかったりするわけ」
未来の自分のエネルギーを前借りする。
なんとまあ、凄まじい非現実。既にだいぶそうだったけれど、いよいよ魔法のある世界じみてきた。しかし未来の自分のエネルギーを前借りって、寿命が縮むとか、大変な事になったりしないのだろうか。だけどクロは随分しれっと言ってのけた。そんなに重大なものでもないのかもしれない。
なんにせよ
「……あんた、自分の力が分からないとか言ってたわりには、突然最初のより強い剣を作り出したりするし、あたしの
「え、そう?」
言われるまでわからなかった。確かに
多分、そういった能力を持つキャラクターが登場するゲームをプレイした経験があるとか、アニメや漫画で似たものを見たことがあるということもあるけれど、かみさまが言っていた、世界を俯瞰する
「あたしの方からも、聞きたい事が二つあるわ」
クロはすっかりボロボロになってしまった血塗れのコートを脱いで、袖をビリビリと破って作った細い布を眼帯代わりにして頭に巻いた。既に光を失っている、彼女の無色の左目が隠されてしまう。瞳の色の理由も聞いてみたかったけれど、話の腰を折るのはやめておこう。
というか、コートを脱いでしまったら彼女の格好はかなり扇情的だ。なにせレオタードだ。身体のラインがくっきりと出る。目のやり場に困る。とても困る。いや、見るけれど。それはもうちゃんと見るけれど。
「聞きたいこと?なんだろ、スリーサイズとか?」
「なんでよ!……あんた、すっかり調子戻ったわね……こっちはまだ身体のあちこちがしびれてるってのに。まあいいわ。まず聞きたいのは、あんたがあたしに放ったあの剣」
「祈りの剣のこと?」
「アレ、そんな名前なの?あんたアレ、どうやって作ったの?その、レシピさえあればなんでも作れるーって言ってたやつで作ったのよね、あたしとあの小屋にいた時は、あんなの作れる気配なかったじゃない?」
クロがそのへんにあった倒木に腰掛けたので、私も真似て隣に腰掛ける。
「あれは……なんというか、あの状況で、あの状況だからこそ、作れる兆しがあったというか」
「作れる兆し?」
「あれ、実は最初にクロに渡した剣とほとんど同じ素材で出来てたの」
クロは腕を組んで訝しみながら私の顔を覗き込んだ。うわ、やっぱりかなりかわいい。落ち着いて見てみるとなおさらだ。眉が険しくても、そのかわいさが損なわれないかわいさ。何を言ってるのか自分でも分からなくなってきた。
ㅤ何が言いたいかというとつまり、先ほどフィルターに対して叫んでいた殺伐さなど嘘のような愛らしさだということだ。
「おんなじ素材!?それにしては随分と出来が良かったけれど」
「それは……ええと、一つだけ違う素材があったから」
クロはきょとんとしている。そりゃそうだ。この森で、しかもこれだけの短時間で、即座に剣を強くするだけの素材なんか見つかりっこないと言いたいんだろう。だから説明しようと思うのだけれど、その、なんというか、とても気恥ずかしい。いざ言葉にして説明するとなると、かなり勇気がいる。私の勇気ランクはそんなに高くないというのに。いや、勇気ランク~だなんて、勝手に言ってるだけだけれども。それにしても。はい。そろそろ説明します。
「その一つだけ違う素材、って?」
「……いを込めたの」
「え?」
「だから、想いを込めたの。クロがフィルターに勝てますように、負けませんように、って、強い想い」
「想い……?」
ああ、言ってしまった。今更ながら、妙な話だと思う。物には想いがこもるとは言うけれど、それは長年愛用しているものだとか、その道を極めんとする匠が生み出した物なんかに自然と宿るものだろう。そうであってほしい。だから、かみさまから与えられた贈り物の能力で、想いを素材にして剣に込めたなんて発言をすれば、素人が付け上がるなと罵られても仕方がない。少なくとも私自身はそう思う。
だからクロが突如吹き出したのを見て、ドキリとした。
「ぷっ…………なるほどね、たしかにそれは森では見つからない素材だと思うわ」
「ちょっと、何も笑わなくても……変かな、やっぱ」
「うーん」
クロは少し考えたのち、まるでフィルターの仕草を真似るように腕を広げる。そしてその仕草を壊すかのように勢いよく目の前で手のひらを合わせ、微笑んだ。
「いいんじゃない?結果としてあたしとトーカの二人で、フィルターの言う愉快ってやつをぶち壊す事が出来た。なんにせよ、スカッとしたわ。あいつの大事にしてた
私もクロと同じで、彼女がフィルターの放った狼を瞬く間に壊滅させたのを見て、すっきりとしたところがあった。まったく動きは見えなかったけれど、あれだけの数をあっという間にやっつけてしまった辺り、やはり
「それに……悪くないと思うわ。そういうの」
クロは間髪入れずに倒木から飛び上がって、歩き出した。数分も休めていないだろうに、いいのだろうか。私は慌てて彼女の後を追いかける。
「その……ありがとね」
彼女はこちらを見ないまま何やらお礼を述べる。
ははあ。成程。これはこれは。私は特に深くは言及せず、そのままうなずいた。
「うん」
クロは一つ咳払いして、少しの距離をずんずんと無言で突き進んだ後、歩きながらも今度はくるりと振り向いた。なんだか頬が紅潮している気がしないでもない。でもそこを指摘すると怒られるだろうから、黙っておこう。
「さて、と。このまま森にいて新しい追手が来たら面倒だから、さっさと移動しましょ」
「もう身体は大丈夫?」
「息は整えられたから、もう平気。さすがに戦闘になるのはしばらく避けたいから、できれば早く安全なところに着きたいところだけど……あんたも疲れたでしょ」
「まあね……あれ、そういえば」
つい先程、彼女は二つ聞きたい事があると言っていた。しかし質問されたのは一つだけだ。
「うん?」
「もう一つの質問って?」
祈りの剣の事以外というと、なんだろうか。どうしてフィルターに協力を仰いだか、とか。いや、これはいざ質問されたところで答えられないから困る。なにせ藁にもすがる思いで利用させてもらっただけで、具体的な理由はないからだ。ただあの場にやってきて、クロを追うことが出来そうだから持ちかけた。
後思いつく事と言うと、なんだろう。思いつかない。
「それは……わざわざ聞く必要が無くなっただけよ」
「ええ?」
「だって、あんたの顔と、祈りの剣に込めた想いとやらの話を聞けば、わかるもの。なんであんたがあたしを追ってきたか。そして、あんたがどれくらいお人好しかって事もね。あんたが覚えているか知らないけれど、あの山小屋でわざわざあたしが町の場所を教えて、次にどうすればいいかも教えて。厄介事に巻き込まないように姿をくらましたってのに、あんたはわざわざあたしを追ってここまで付いてきた」
うわ、そうやって聞くとはた迷惑な押しかけみたいにも思える。
しかし無茶はしたけれど、結果として彼女を救う事が出来た。それは、彼女にもう一度会いたかった私にとって、彼女とのんびりと旅をしたいと願った私にとって、これ以上ないくらいの結果である。しかし彼女と私は別人であるので、どう受け止められるかはわからない。勝手に追いかけてきて、勝手に無茶をして、勝手に救ったわけだから。
だけど、クロはまったく迷惑そうな顔をしていない。それどころか、どこか嬉しそうにも思えるのだから不思議だった。
「……あんたはあたしに会いたかったんでしょ?」
そうだ。その気持ちに偽りはない。この世界にやってきて、彼女に会って、私の能力を一緒に知って。彼女が追われていると知って。もう会えないかもと不安になって。
私は前を行くクロに追いついて、彼女の手を拾って強く握った。
「私は、クロにもう一度会いたかった」
恐らく今まで見た中で一番であろう笑顔で、彼女は応えてくれた。
「知ってる」
◇◆
クロとしばらく森の中を歩いていると、木々の数がぐっと減って、視界の開けた場所に出る。空の色もよく見える。雲ひとつ無い快晴だった。太陽も高い位置にあるし、時間はお昼くらいだろうか。私達は結構な肌の露出をしていると思うけれど、気温はほんのり温かい。
足元を見て、視界が開けている理由がすぐに解った。ここは崖だ。緩急がごたまぜになった斜面の向こう側に、街道だろうか、どこからか続く踏み均された土の道が見える。
「…………ここまで来てなんだけど……あたし、森を抜けると宿場町があるって言ったでしょ?」
「え?うん」
クロは何やら申し訳無さそうな顔をしている。いや、どうしてそんな顔をしているんでしょうか。答えはすぐわかった。
「あたし、実験場にいた時間が長かったから、この辺りが今どうなっているか、までは知らないのよね」
森の中を歩いている間に教えてくれたのだけれど、クロはフィルター達に実験台にされているらしい英雄から生み出された
彼女はそこで暮らした年数は数えていないらしい。しかし、考えてみると数十年は経っているんじゃないか、と随分あやふやな事を言っていた。
「知識は
「ううん、たしかに」
よく利用されるという事は、それだけ通行人が多いということになる。実験場がうまく森の中に隠されているなら問題はないかもしれないけれど、それにしたって、隠したいものがばれてしまうかもしれない可能性は、少しでも無くしておくべきだ。
「だからもしかすると、森を抜けるとある宿場町は、
ㅤなんだって。
私達は休める場所を求めてここまで歩いて来た。しかしいざ森を抜けたところで、宿場町なんてないかもしれないと言う。いやあ、ハハハ。クロも結構ドジっ子だ。て、いや、そうじゃなくて。
「町が……ないかもしれない?」
クロは腕を組んで唸っている。これは本気で困ってる顔だ。私もつられて困り顔になる。フィルターと戦ってる時だってそんな顔しなかったのに。小さな身体で背伸びして、崖の向こうを頑張って覗いている。ここから見渡す限り、町のようなものは見えない。角度にもよるのかもしれない。少なくとも、街道らしきものがあるだけ良かったじゃないか。私はそう思うよ。だって道があるなら、それをなぞればどこかにはたどり着ける。
ㅤそれにしたって、この崖ってどうやって降りるの?木材を調達して、なにか道具を作ろうか。崖を降りるための道具ってなんだろう。はしごとかかな。
「……まあいいわ。町があるかわからないとはいえ、そうね。あんたの言う通り、道を辿りましょうか。なんだろ、さっきのアレで疲れたせいか、随分弱気になったわ」
ㅤそれもしょうがない話だと思う。よくよく考えてみれば、数十年ぶりに実験場から外に出て、不安になるのは訳もない。ええと、こういう時はどうすればいいか。
ㅤそうだ。こういう時は食べ物の話だ。元いた世界では昔から、元気がない時はまず美味しいものを食べる、の精神で働いてきた。仕事や私生活で辛いことがあっても、美味しいものを食べればなんとかなる。実際私はなんとかなってきた。
ほとんどが外食とかテイクアウトだったけども。美味しいものを食べるのが必ずしも自炊につながるわけじゃないから。いや、私は誰に向かって言い訳してるんだ。
「クロはさ、森にある美味しいものって知ってる?」
「何?藪から棒に……」
「お腹すいたでしょ。私もお腹すいた。でさ、ほら、村があったらそれはそれで美味しいものにありつけるだろうからいいんだけど、そこへ向かっていく途中で、例えば食べられるキノコとか、果物とか。私の知らない美味しいものが、道中に生えてるかもしれない。もしそれをクロが知ってたら、少しは腹の足しになるんじゃないかなーって……それにほら、私の能力があるから、調理も持ち運びも簡単だし」
「そういえばそうだったわね。レシピと材料さえあれば作れるとかっていう……」
「そうそう」
ㅤ私の能力の事を覚えてくれているのがなんだか嬉しい。私の頰がぽっと赤くなった気がする。
「でもあんたも想像できると思うけれど、動物の肉を除いたら、森の中で手に入るものでお腹が膨れるものなんて、たかが知れてるものよ。あたしにはね。でも、そうか……あんたのその力、例えば良いものと悪いものの区別とかってできるわけ?」
ㅤ良いものと悪いものの区別とはなんだろう。例えば美味しいものと不味いものを区別できるかとかだろうか。或いは毒のあるものとないものを区別できるかとかかもしれない。
ㅤそういえば聞いたことがある。野菜や山菜には、毒のある野草にそっくりなものがあるんだとか。例えばチョウセンアサガオという有毒植物は、つぼみがオクラに、根がゴボウにそっくりであるらしい。恐ろしいね。
「毒があるかどうかの区別かあ……ううん、私がものを
「説明文?」
「そう。なんか、こう……頭の中にね。いや、そんな不思議そうな顔をされても……」
「あ、ごめん。顔に出てたわ」
ㅤこうやって会話していると改めて思うけれど、クロは随分はっきりとした性格だ。言いたいことは言うだろうし、思ったことは顔に出る。喜怒哀楽がはっきりしているので、何を考えているのか、どう思っているかわかりやすく、反応も面白いので触れ合っていて飽きない。
ㅤさらに大胆不敵で、物怖じしない。フィルターに追い詰められても、堂々としていた。
ㅤそれはきっと、私よりずっと過酷な経験をしているから。そしてそれ以上に、私より強いからだと思う。そうでなければ堂々としたところで空回ってしまうだけだ。
ㅤ正直、羨ましい。彼女のように振る舞えれば、もっと人に好かれやすいのではないかと思ってしまう。現に私が彼女のことをもう結構好きになってしまっているから。
ㅤ私ははっとして、慌てて口を抑えた。彼女に対する好意が、口に出てしまっているかもしれない。あなたの事が好きですと告白しているような内容をうっかり口に出してしまっていたら、それはもう恥ずかしい。言うなら言うで、時と場合を選ぶべきで、こんな森の中で腹ペコになりながら言ったところで、ロマンチックのかけらもない。
ㅤ何気に少し前の会話も、私が頭の中で思っていたことに対して返事をされてしまっている。気をつけないと。
ㅤしかしどうやら今回は大丈夫だったようで、クロは何やらキョロキョロと辺りを見渡していた。お目当てのものを見つけたのか、地面に生えていた茶色いキノコを引っ掴むと、そのままの勢いで引っこ抜いた。
「それならちょっとこれ、収納してみてくれる?」
「これは?」
ㅤクロが握っているキノコは、よく見れば傘の部分が細かく波打っている不思議な形のキノコだ。色こそ当たり障りないけれど、形はちょっと気味が悪い。
ㅤ私は恐る恐る彼女の手からキノコを受け取ると、
【ナミガウダケ】
ㅤガデン樹の根元に生える傘が波打つ無害なキノコ。一定以上の大きさを持つため見た目は肉厚で美味しそうに見えるが、栄養摂取の仕方が下手で中身はスカスカである。
ㅤ私が脳裏に浮かんだ解説文を伝えると、クロは口のへの字に曲げた。
「ああ、やっぱり」
ㅤ中身がスカスカ。栄養摂取が下手。なんだかドジっ子のような書き方をされている。これは誰が書いている文章なのだろうか。かみさまかな。
「これ、解説通り、ナミガウダケだけっていうハズレキノコなのよ。中身がスカスカで美味しくないから、野生動物も食べない。でもね、だからこそ美味しい話もある」
「どういうこと?」
「これにそっくりな見た目をしているけれど、逆にとっても美味しいキノコがあるのよ。名前はツマツリタケ。こっちは身がぎっしり詰まってて、肉厚で、焼くととっても美味しい」
ㅤなんだろう、お腹が空いているからだろうか、話を聞くだけでヨダレが滲み出てくる。別に元々キノコが好きだったってわけじゃないけど、空腹補正というものはとても恐ろしい。
「ツマツリタケは頭がいいのか、動物に狙われないナミガウダケとそっくりっていう見た目を活かして、ナミガウダケと一緒の場所に群生するのよ」
「紛れ込むってこと?うわ、頭いいなあ、たしかに」
「だからあんたには、ナミガウダケの山の中から、ツマツリタケを見つけてもらうわ」
ㅤそう言ってクロが指差した向こうには、木の根元にたくさんの茶色いキノコ。あれを一つ一つ収納していって、確認をしろと。なるほど、骨が折れそうだ。でもそのツマツリタケとやらがそんなに美味しいのなら、興味が湧いてくる。
ㅤでもなんでツマツリタケなんて名前なんだろう。
「そりゃ、妻を釣れるからよ」
「は?」
「ツマツリタケは栄養豊富で、精がつくの。だから妻を釣れるんだって」
ㅤ下ネタだった。
「妻を釣るって言い方はよくわからないけれど、仲良く出来るってことでしょ?だったらいい事よね」
ㅤしかもクロは分かっていなかった。どうしよう、説明してあげるべきか。私はそれはもう無駄な知識ばかり身についているので、説明してやることはできるが余計な事を吹き込んでしまいかねない。だったらこのまま触れないでおいてあげよう。そうだ。きっとその方が、ピュアな彼女を守り続けることができる。
ㅤちょっと待て。何十年という期間が明確にならない以上、もしかすると私より長生きしているかもしれない彼女にそういった性知識がないのは、なかなかにおかしい。
ㅤ私はキノコに手を伸ばしつつ、頭の中を悶々とさせていると。
ドオォン。
不意にどこからか激しい衝突音が鳴り響いた。
「しっ」
ㅤクロは即座に私に身を寄せ、背を押し屈ませて私の口に人差し指を当てる。うわ、指がめちゃくちゃ柔らかい。思わず喉がキュッと鳴った。他人の指というだけで、こんなにも違いを感じるものだろうか。
ㅤいや、そうじゃない。落ち着け。さっきの衝突音は、もしかすると新たな追っ手かもしれないんだ。
ㅤ地面が揺れ、木の葉が散り、鳥が飛び立つ音がする。崖の下の方からだ。私達は身を寄せ合ったまましばらく息を潜めていると、人の声がした。
「うわぁぁあああ〜!だ、誰か、助けてくださぁ〜い!」
ㅤその声は、女性が助けを求める声だった。
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