第24話 テレホントラブル

 その時、不意にスマホの着信音が響いた。


「ン……」どうやら僕のスマホのようだ。



 おもむろに手を伸ばそうとしたが、横からランがスマホを取りあげた。


「もしもォ~ーし😆🎶✨」勝手に繋いで電話に出てしまった。



『え、あれェ〜……❓ もしもし……

 これ、ポーの電話でしょォ~ー』

 スピーカー機能にしたのだろう。


 スマホから聞き覚えのある男性の声が聞こえた。



「ううゥ…、アキラだ❗❗」

 この声は間違いない。悪友の馬場アキラのモノだ。



「フフ…、カレなら、今……、寝ている蘭ちゃんの口の中にチ○ポーを入れてきたの」

 美少女は無茶クチャな事を言った。



『えェ……?? マジィ~……』

 アキラは驚きを隠せないようだ。



「ンッな…、マジなワケねぇだろ❗❗❗

 入れてねぇ~よ❗❗ チ○ポなんか。

 おい、ラン❗❗ こっちに寄越せよ!

 スマホを!!」

 僕は、懸命に蘭の手からスマホを奪おうとした。




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