第12話 『チュー✨💕』しても良い😆🎶✨

 ランの甘い寝息が僕の頬を撫でていく。


「ううゥ……😳💦」

 一気に、心拍数が上昇し興奮がたかまった。


 もちろんこんな経験は初めてだ。


 何しろ僕は、この年齢トシになるまで、まともに女子と付き合った事もない。

 


 もちろん手を握ったこともなければデートをしたこともない。



 当然だが、濃厚接触的な合体ジョイントライブも未経験の童貞チェリーボーイだ。



 『ゴー to 童貞キャンペーン』で風俗店へ行く勇気もない。



 今ならキャンペーン割引きセール開催中だ。


 【童貞割】で半額で決済できる。



 給付金の十万円もまだ残っているので財布の心配はない。



 下半身が燃えるみたいに熱く火照ほてった。


『ヤ……ッ、ヤッ、ヤ、ヤバい』

 知らぬ間に、美少女の柔らかな下腹部へ押しつけてしまった。



「すゥ……✨👄✨✨」

 半開きになったランの唇がヤケに妖艶なまめかしい。



「ンゥ……、ゴックン……😳💦」

 チューしても良いのかな。



 ほんの数センチ唇を尖らせれば、口づけ出来るくらいの距離だ。


 まさにお互いの息が掛かるほど接近していた。

 



 僕は、何をビビッているのだろうか。

 欧米では、キスくらいだ。

 


 何を躊躇ためらう事があるのだろう。



 これでも僕はランの公式の彼氏なんだ。

 

 







 

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