第9話 オッパイが

「フフ……✨😌✨✨ さ、ランちゃんは、汗でも流そォ~ッと」

 おもむろにランは立ち上がり、また水着のようなコスチュームを脱ぎ始めた。



「ちょ……ッ、ちょっとォ~ーー……、な、な、な、何をやってンだよォ~~……😲💦」

 慌てて僕は、また脱ごうとする彼女の手を押さえた。



「ンゥ……❓❓ 何ッてェ……!!

 もちろん、お風呂に入るのよ。

 どうしたの。チ💟ポーも一緒に入りたいのかしらァ~~……❓❓」

 このまま手を離せばオッパイが、ポロッとこぼれ出てしまいそうだ。



「いやいや…、一緒になんて入らないけど。

 なんで、ここで服を脱ぐんだよォ~~…❗❗

 オッパイが出ちゃうだろう。

 か、隠してくれよォ~ーー❗❗」

 いちいち彼女は、男の僕の目の前で脱ごうとする。



 恥ずかしくないのか。これでも男性だぞ。


 それとも裸族なのか。

 このは……



「何よ…… チ💟ポーのうち風習シキタリでは服をタイプなの❓❓❓」



「どんなタイプだよ。風呂に入る時、に決まってンだろォ~ー……」



「じゃ、何よォ〜ーー……。

 そんなに【着エロ】がお好みィ~😆✨」



「いやいや……、【着エロ】とか、そう言うンじゃなくッてェ……

 バスルームに脱衣所があるから、そっちで脱いでよ」

 僕は、なおも脱ごうとする彼女を制し、バスルームへ連れていった。




「もう離してよ。ランちゃんを力尽くで脱がして、お風呂へ入れる気……❓❓」


「ち、違うッてェ……😳💦」

 まったく世話が焼ける。



「ふゥ~ー……😔💦」

 取り敢えず、暴れる彼女をバスルームへ押し込んだ。



 ほどなく風呂場からシャワーの音にざって、ランの鼻歌が聞こえてきた。




『✨🎶🎵✨LaLaLaLaァ~🎵🎶✨🎵🎵』

 おそらくメロディから察すると、あいみょんの曲だろう。



 まったく、のん気なモノだ。







※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆


 

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