第5話 今晩から宜しくねぇ~😆🎶✨💕✨💖

「はァ~…、全然、解らねぇ~ーよ❗❗❗」


「え、童貞チェリーボーイだから❓❓」

 あっけらかんとした顔で訊いた。



「いやいや、童貞チェリーボーイだから解らないンじゃねぇ~ーよ……ッて、だいたい僕は童貞ボーイじゃないしィ~ーー❗❗」

 こいつは、まったく…… 


 話を聞いているだけで頭が痛くなってきた。



 妖精のように可愛いから追い出さないが、普通ならこれだけ厚かましいと叩き出しているところだ。




「フフ、見栄を張らなくても大丈夫なのよ。

 チ💟ポー君は、現役バリバリの童貞チェリーボーイとして、世界ランキング第四位に認定されていますので❗❗」



「はァ~…… どこの怪しい団体が認定してんだよ❗ なんなんだよ❗❗

 童貞チェリーボーイの世界ランキング第四位ッて……」

 


「なので、いかがでしょう」

 まったく僕の話を聞かず、ランは話題を変えた。


「いやいや、いかがも何も、少しは僕の話を聞けよ❗❗」



「こちら【エッチし隊】の【ファンクラブ】のスペシャル会員になれば……✨😌✨✨

 ただ今、入会金、三百万円のところ大幅、プライスダウン~ーー🎶✨😆🎶✨✨

 四十八万八千円と大変お求めやすくしております❗❗❗」



「な、何ィ~ー……、四十八万ッて…… 

 どこが大幅プライスダウンだァ~~❗❗」


「消費税込みで、五十万を切っておりますので、大変リーズナブルな商品ですわ」

 


「はァ~…❗❗❗ 何が、大変リーズナブルな商品だァ~~ー❗❗

 五十万なんて、チョーォ~ーー高ッけェ~ーーよ❗❗❗

 有るかァ~…そんな大金かねがァ~❗❗

 どんなボッタクリの会員制クラブだよ❗」



「フフ…、ご心配には及ばないわ❗❗

 お手元にが無くても、ご安心下さい🎶✨」

 


「な、な、何ィ~ー……」



「こちらで提供させていただいております『ラブラブローン』なら年利四百%で、お気軽に、ご融資させて戴きます✨😌✨✨」


「はァ~…、だからァ~、どんな闇金融だよ❗❗

 何がお手軽だァ~❗❗

 年利四百%なんて、一年で四倍だろォ~ー❗ 完全に違法だろうがァ~~ーー❗❗❗」



「ご安心下さい❗❗ 脱法ですので」


「な、何ィ~、よけい、安心出来るかァ~…❗❗❗」



「ご心配には及びません。期日までお支払い出来なければ、腎臓と肝臓を売り払えば宜しいので……✨😌✨✨」

 ニコニコ微笑んで、飛んでもないことを言った。



「な、な、何だとォ~~ーー❗❗❗ 

 どこの人体ブローカーだよォ~ーー❗❗

 闇金ウ💟ジマ君かァ~~ーー❗❗」




「ですから、何の心配もいりません。

 こちらにサインを……✨😌✨✨」



「何をニコニコ微笑ほほえんで、ヤミ金に誘ってンだァ~……❗❗

 ンなモノするかァ~~❗ サインなんか❗

 怖いだろォ……❗❗❗」



「フフ……✨😌✨ チ💟ポー君ッたら、童貞チェリーボーイだから、怖がりさんなンですねェ……」



「いやいや、童貞じゃなくたって、怖いだろォ~ーー❗

 ッて、僕は童貞じゃないけどォ~ー❗❗」



「あ、そうでした。

 大切な事を忘れていました。

 チ💟ポー君は、ガチャで当たったので既に【エッチし隊】のスペシャル会員として登録済みでしたァ~❗❗

 ラッキィ~ーー✨🎉✨😆🎶✨🎊🎶✨」



「えェ……😓💦💦」そうなのか……

 何がラッキーなのだろうか。



「ハイ…、チ💟ポー君🎶✨

 おめでとうございますゥ…🎉✨😆✨🎊」

 

「いや、ど、どうも……😅💦💦💦」

 ナゼか、照れてしまった。



「今晩から宜しくねェ……😆🎶✨💕」

 ラン妖艶なまめかしく僕に抱きついてきた。

 柔らかなオッパイを押しつけられた。



「え、え、えェ~ーー……😳💦💦💦

 こ、今晩からァ~……」

 嬉しい半分、得体の知れない怖さも感じた。







※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。.:※。.:*:・'°☆

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