第23話 チ○コ救出作戦
【優月ver】
「小野ちゃんさあ、もう遅いから泊まってく?」
また姉ちゃんがエライ事を言い出した。はあ?何言ってんだろ。いやいや、ないない。
小野さんだって困ってるじゃん?って思ったら、なんか小野さんもその気になってるのか、ノリノリな感じ。うわぁまた変なスイッチ入ったんじゃないの?
ってか小野さん、なんでさっきからのびたポコさんスリスリしてんの?よっぽど気に入ったのかな?僕のチ○コ。
「いいんですか?どうしよっかな」
チ○コ、スリスリしながら考える美少女。って文字にするとアレだけど、多分ペットをモフモフする感覚だからね?
「親に連絡するんならあたしが説明するよ?」
「じゃあ、お願いしちゃおうかな」
あっさりナットクしちゃう小野さん。
「えっ、本当に泊まるの?」
思わずそう言うと
「君的には駄目なの?」
と、睨まれちゃったよ。小野さんすっかり暴走モード突入です。
「いや、駄目じゃないけどさ?こーゆーのは危ないとゆーか何とゆーか」
「いいじゃん、あんたら女の子同志なんだからさあ?仲良くしたら?」
姉ちゃんは面白がってるし。
「まだ女の子の自覚ないんだけどなぁ」
ってか明日になったらまた男の水希に戻るんだよ?そん時どんな顔して小野さんと会えばいいのさ?
「母に聞いてみますね」
って小野さん、もうその気になってるんだけど?え、マジ?
スマホで家に電話してる小野さんが目で姉ちゃんに合図した。
姉ちゃんが電話変わって、何か家の人と楽しげに話してる。
「お母さん、Okだってさ。心配するかと思ったら、むしろむっちゃ喜んでたよ。悠が友達と遊んだりするの初めてだわ、ってさ」
「私、中学入ってからずっとボッチだったから」
「いや、小野さんの場合、ボッチって言うより、綺麗過ぎて近寄りがたい雰囲気って事だからね」
本性はかなりドSっぽいけど。
「じゃあたし、晩ごはんの仕度するからさ、2人は風呂はいってきな」
は?いや姉ちゃん、ナニ言ってんの?僕と小野さんが一緒に風呂入る訳ないじゃん?
「はい、ありがとうございます」
って、小野さんもなんで返事してんの⁉
「ちょっと待ってちょっと待って」
「お兄さん?」
古っ。小野さんふるっ。
「いや、何とかバズーカじゃないから」
ネタが古過ぎて名前忘れたけど、そんな事はどうでもいいや。
「風呂だよ?全裸だよ?すっぽんぽんだよ?いいの?」
「水希くんならともかく、あなたは優月ちゃんだし。いいんじゃない?」
「いやいや、そりゃ他の人から見たら外見がガラッと変わるからさ、切り替えもしやすいんだろーけど、僕の中身的にはなーんも変わってないからね?」
「ん?じゃあ優月ちゃんでも私の裸見たらムラムラしちゃう訳?」
なんちゅうストレートな事を聞いてくるんだろ、この人。
「ムラムラ……は良くわかんないけどさ、ドキドキはするよ?」
「そのドキドキはどういうドキドキ?」
「うーん、何だろ?上手く説明できないなぁ」
「じゃ試してみようよ?」
あ、駄目だ。この人がこーゆー事言い出したらどんどんあらぬ方向に行っちゃうんだよね。
「ほら、小野ちゃんそ~言ってるしさ、チ○コがのびてる間に入らないと、起きたらまたうるさいよ?」
って姉ちゃんが口出してくる。姉ちゃんもなんでこんなに勧めてくるんだろう?
「おチ○コちゃんと一緒に入りたかったけどなあ」
って小野さんが呟いたんで、今度は流石に姉ちゃんも慌てた。
「小野ちゃん、それは絶対やめといた方がいい」
って真剣に小野さんに忠告してる。ポコさん、どんどん肩身が狭くなるなぁ。
「じゃ、一緒に入るけどさ、間違い起きても知らないよ?」
って僕が言ったら
「アンタのチ○コ、ここにあるんだからさ、間違いなんて起こる訳ないじゃん?」
って、姉ちゃんに言われちゃったよ。なんてリアクションすればいいんだろ?
◇
「えーっと、一緒に脱ぐ?」
って脱衣所で小野さんに聞かれた。なんでこんな流れになってるんだろ?さっぱりわからないんだけど。
「ウチの脱衣所狭いからさ、一人ずつじゃないと無理だよ?」
「じゃあ、私から入るね?」
って小野さんが脱衣所で服を脱ぎ出した。
「ちょ、ちょっと待ってちょっと待って!」
「お兄さん?」
いや、脱ぎながらボケなくていいから。同じボケ重ねるの基本だけどっ。
「ドア!閉めないとっ」
「どうせ中は裸なんだからここで隠しても意味なくない?」
「いや、そうだけど、脱ぐ姿を見るのもちょっと……」
「ふうん、なら向こう向いてていいよ?」
うーん、普通こーゆー場合って、「向こう向いてて」だよね?
「向こう向いてていいよ?」だと、意味として、というか常識的にオカシイよね?
とか考えてたら、風呂の戸を開けて小野さんが入って行く音がした。
ふーっ、これってなんの試練?
僕もさっと脱いで入っていく。
小野さんは頭にタオル巻いて、湯船に浸かってた。ポッカリ浮いてる二つの膨らみ。やっぱ、噂通りの隠れ巨乳だったのね。
ってか風呂場に入ってから、ずーっと小野さんにガン見されてるんですけど。
「おっぱい大っきいねー。腰のラインも理想的」
って言われたけど、そのまんま小野さんに返したい。めっちゃエロい身体つきなんだけど、小野さん。
「失礼しますよ」
僕は身体をざっとお湯で流して、湯船に入った。
「……ねえ?」
「はい?」
「何でそっち向いてるの?」
流石に向かい合って入る勇気はなかったので、僕は反対向いて入ったんだよね。だって、目のやり場に困るもの。
「僕いつもコッチ向きに入るんだよね〜」
とか言って誤魔化した。
「ふうん?」
って言いながらまた小野さんが僕の肩にアゴを乗せてくる。必然的に背中に柔らかいものが当たってきた。
「えーっと、小野さん、当たってるんだけど……」
「そりゃわざと当ててるもん?」
うん、まあこういう展開になるよね。予想はしてました。
「ねえ、おっぱい触っていい?」
いやいや、僕のを触らなくても君、立派なのお持ちじゃないですか?
「何だろう?君のおっぱいってそそられるのよね」
ええ?、ポコさんが言ってた謎のフェロモンつてヤツかなぁ?
ってかもう触ってるしなぁ。しかも触り方がエロいんだけど?何?その緩急の付け方?ガチでそういう触り方だよね?ヤバいなあ。
はぁ〜っ思わず深いため息をついた。カップ麺が出来上がるくらいの時間揉み続けて、どうやらやっと満足したみたい。
手を離してくれたよ。
「じゃあ。交代ね?」
は?何か言いました?
「コッチ向いて?」
強引に顔を捻られた。痛い痛い!エクソシストじゃないんだから首180度回んないって。
つて思ってたら、後ろから小野さんの手が回ってきて、僕の右手首をガッチリ掴まれた。その右手を後ろに引っ張られつつ、背中の右肩辺りをグッと前におされた。当然、僕の身体はぐるっと1回転して、小野さんのほうを向かされた。
「レインメーカー⁉」
思わず警戒したけどラリアットは飛んでこなかったよ。ここでラリアットまでぶち込まれたらレインメーカーっていう、プロレス技の完成なんだけど。代わりに小野さんのおっぱいを直視してしまった。
ぶはっ!
ある意味、ラリアットより破壊力あるよ。ってかなんで小野さん、こんな技知ってんの?
今度は小野さんがぐるっと回って向こうを向いた。そのまま僕にもたれ掛かってくる。僕のおっぱいが小野さんの背中を支えて少しつぶれた。
「はい、どうぞ?」
いや、何がどうぞなんだか。
何でこんな流れになってんの?
「前に図書室で私のおっぱい揉んだわよね?あの時は制服とブラ越しでわからなかったでしょ?だから今度は直接、ね?」
あ、そんな事もまあ、あったけどさ。
小野さんの手が後ろに回って来て、僕の両手を掴んだ。そのまま自分のおっぱいに充てがう。
「どう?」
「……大きいです。柔らかいし」
「動かしてみて?」
「……こうかな?」
って、何やってんだろ?
その時、突然風呂場のドアが開いた。
「楽しんでる?あたしも入れてっ」
なんだかハイテンションな人が飛び込んできた。
ああもう、なんでも有りになってきちゃったよ。
【葉月ver】
まさか小野ちゃんがウチに泊まるって言い出すとはね。
ちょっと誘導したら直ぐに乗ってくるとか、意外とノリがいいんだね。
お母さんは普通っぽい人だったけど、凄い喜んでたなぁ。中学入ってからずーっと1人ぼっちだったから心配してたんだって。単に人見知りなのかあ?
話してみると、そんな感じじゃないんだけどねぇ。
ってかあの子は相当なSだね。あの優月がタジタジになってたもんね。
今頃風呂で何やってんだろ?まあ、大体想像つくな。小野ちゃんが優月をおもちゃにしてる光景が目に浮かぶわ。
さて、夕飯の仕度もできたし、着替えも用意したし、あたしも戦場に乗り込むかww
その前にチ○コの確認しとかないと。今まだテーブルの上でのびてるんだけどさ、芝居の可能性あるもんね。寝てるフリしてあたしが風呂に行った途端、覗きに来そうだもん。
亀の頭をツンツンしてみた。
「……」
特に反応無いなあ。
かりんとこすりすりしてみる。
「……、」
なんかピクッと動いたよーな気がするけど。
掴んで手の上に乗せて、顔の前に持ってきた。
「ちょっと咥えてみよーかなー?」
「……!」
わかり易く血管浮いてきたよ。ビミョーにピクピクしてるし。
「おい、硬くなってるんだけど?」
と言ってやると、チ○コがわざとらしく今起きたよーな顔をした。
「……あ、おはようございます。いやー寝起きで朝立ちしちゃいましたよ」
(*ノω・*)テヘ ←みたいな顔するチンコ。
あたしは無言でチ○コをテーブルの上に置き、キッチンへと向かう。
「あ、あの〜?」
戸棚の奥にあった、梅酒漬ける用の大きな瓶を持ってくる。
「な、な、なにを?ひぇーっ」
チ○コをつまんで、瓶に入れ蓋をギュッと締めた。
「あたし等が風呂から上がるまで、ここに入ってなさい」
瓶を覗き込みながら言うと、チ○コが泣きそーな顔してる。
「そりゃないですぅぅ、美女三人の裸見たいですぅぅぅ」
うわぁ、またはっきり言っちゃったなぁ。もはや恥も外聞もないね。
「我慢しなさいね」
「お願いしますお願いします、先っちょだけでもっ」
なんの先っちょだよ?
「拝んでもムリだから」
すると今度は土下座し始めた。土下座するチ○コなんて初めて見たわ。
コイツそこまでして見たいのかよ?マジ引くわ。
「ムリなもんはムリ」
すると瓶の中のチ○コは不貞腐れたようにゴロンと横になった。なんかブツブツ言ってるし。
しかし、丁度いい瓶があったなあ。つか、このまま焼酎注いで暫く漬け込んだら、チ○コ焼酎が出来上がるかな?
いや、絶対飲みたくないけどさ?
一応、密閉し過ぎて息ができないとアレだから、蓋にアイスピックで穴を数か所開けてやった。
よし、これで安心して風呂に突入できるな。
◇
こっそり脱衣所で耳を澄ますと、なんだろ?音も声もしてこないなぁ?
いや、ほんの少し湯船の中で身体を動かす音と、微かな息遣いが聞こえる。
うっは、中で何が起こってる?やば、ちょっと興奮してきたよ。
そ~っと風呂場の戸を小さく開けて覗いて見る。
うおぉぉぉっ、優月が小野ちゃんのおっぱい揉んでるっ!
どーゆー状況だ?これ?
うっひゃあ、恥ずかし気な優月とちょっとウットリした感じの小野ちゃんがめっちゃ初々しいしいわっ。
こりゃ辛抱たまらん。あたしも速攻で服を脱ぎ、中に突入した。
「楽しんでる?あたしも入れて!」
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