怪盗ELDER

テーマ「いつまでも子供のままで」


Epicureanism…快楽主義

Laughing…笑い声、滑稽、陽気

Double-dealer…裏表のある人、二枚舌

Eager…熱望する

Rip…剥ぎ取る、放蕩者


〈外見〉

変装によってたくさんの姿を使い分ける為、姿を形容することは難しい。ある時は男子中学生、ある時は女子高生、ある時はよぼよぼの老人、ある時はサラリーマン、ある時は貞子、ある時は探偵、ある時は警察官。老若男女関係なく化ける。

また、怪盗としての正装みたいなものは(今のところ)明確に存在しないがマントを着けがち。






〈話し方〉

大きく分けて三つのパターン。

変装中は対象に合わせて口調、仕草から何もかも変わる。

近くに身内が居る時は「あのね」等の子供っぽい話し方をする。意図的に子供のように振る舞っている部分も多いが、甘えたな性格が強く表れる。

怪盗として振る舞う時は、自信を持って、ファンサービスもしつつ、ひねくれた言動を。やや大人びる。

どれが彼の本当の姿かは定まっていない。縛られるのを良しとしない彼にとっては、どれも彼自身であると同時に彼自身でないと言える。いつでも別の自分に逃げられる方が気が楽。







〈仕草〉

・本来は、子供っぽくあざとい仕草が多い。感情を我慢することはない。

⦿怪盗のときは、格好つけた仕草が多い。


☆喜

・嬉しそうににへ、と微笑む

・瞳をキラキラと輝かせる

・幸せそうにふにゃりと笑う

・両拳を突き上げて大喜び

・ぴょんぴょん飛び跳ねる

⦿にやりと笑う

⦿ピース


☆怒

・ぷく、と頬膨らませる

・物を投げつける

・ぎゅっと対象の手首を掴んで押し倒す

・頬をつねる

・ムスッとする

・机をバンバンと叩く

⦿苛立たしげに舌打ち

⦿鋭い目で見る

※本気で怒っていることは少ない。


☆哀

・しょんぼり

・悲しげに俯く

・目を見開く

・きゅっと片割れの手を握る

・手の甲で涙を拭いながら泣きじゃくる

⦿「あらー…」

※無理矢理笑おうとすることはない。


☆楽

・鼻歌

・スキップ

⦿大袈裟な仕草


☆驚

・「わ、」等の声

・「うわぁぁぁあびっくりした!!!」と逆に大きな声出して仕返し

⦿目をまんまるにする

⦿引き攣った笑み


☆照

・へら、と笑う

⦿相手に同じことをしてお返し

・真っ赤になった頬を隠す

・目逸らし

・ドヤ顔

・照れ顔を見た人の足を踏みつける







〈本質〉

自分以外の者は大半、服を着たマネキンやぬいぐるみ、オモチャのようにしか見えていない。現在の例外は 猫の飼い主のような立ち位置の兄のみ。それはそれで自己中心的に振舞っている。

自分のオモチャが思い通りにならないのが嫌だ、他の存在が自分のぬいぐるみに触るのが嫌だ、自分のオモチャを壊されるのが嫌だ、飽きたら捨ててしまおう…などなど、自分中心で気紛れ、かつ幼稚な言動が多い。

独占欲や支配欲が強いのは、対象を初めから自分のモノとして認識しているからである。


また、他人を人間として認識していない為、本質的には友情も恋愛も家族愛も理解できていない。唯一彼には「好き」と言う基準だけが存在していて、あらゆるタイプの好きがごちゃ混ぜになっている。

好きの度合いが高ければお気に入り、低ければどうでもいいもの。お気に入りのオモチャは、壊れないように失くさないように大切に接する。


この態度がはっきりと表に出てこないのは、これまでの人生である程度の礼儀は身につけてきたから。こういう風に接するもの、として学んでいる。





〈恐怖心〉

双子の兄を失うことを極端に恐れている。自分の唯一の理解者だと考え、深く依存している。

自分から相手に気に入られようと努力したり、失くす切っ掛け…つまりは泥棒猫をできる限り(あらゆる手段で)潰したり、相手が飽きないようにたくさんの新しい遊びを考えたりする。

窃盗や悪戯はある意味で確認の行動に近い。

相手が自分を一生懸命追ってくれたり、罪を許してくれたりすると、自分が好かれていることを確認できて安心する。

幼い頃から悪事を働いてきたので、それを好感度を測る手段のように捉え、許す=好きだと思っている。逆に言えば自身も、好きな人間なら何をしでかしても最終的には許す。好きな人間の気に入らない言動は、それをさせた環境が悪い。その為 周囲にヘイトが向く。








〈交友関係〉

家族愛も友愛も理解できないせいか 常に寂しがりな気持ちを抱えていて、解消する為、また嫉妬してもらう為に交友関係がかなり派手。

犯罪者仲間や友人など、それぞれに別の容姿と名前を使い分けている。

ただしすぐに飽きて別れてしまう。









〈善悪〉

善悪の概念が欠落している。

人の気持ちを想像すること、相手の立場に立って考えることが彼には難しい。想像すること自体はできるが、想像しようという発想に至らない。その為 善悪はいつでも自分視点のエゴであり、またコロコロ変わる。

例えば、他人に悪戯するのは楽しいし キラキラしたものを盗むのも楽しい。兄のプリンを食べると美味しいし、嫌いな奴を虐めるのは面白い。それらは純粋に快楽だが、当て嵌めるなら全て自分視点の善である。


本人は「自分でも分かんないケド、良い事と悪い事がどうにもこんがらがってぐちゃぐちゃになる」と言う。


自分の行動が善悪どちらに分類されるかは、後の人々の意見に委ねている。過去の悪事の多くが悪に分類されたのは知っているが、理解は上手くできていない。怒られるかなぁ、と想像する程度ならできるが それを自分の行動に反映させられるほど冷静になれず、犯行に及びながらぼんやり思い描くのが精々といったところ。









〈欲求〉

上記の善悪が曖昧な思考回路から発生した性質である。

他人から「何かを我慢しろ」と言われる状況に非常に弱く、一人で過ごしている時間も思いつきの欲求にほとんど逆らわずに行動している。

例えば、外に行きたいと思ったらすぐに外へ駆け出していくし、授業を聞きたくないと思ったらテスト直前でも聞かない。

無理矢理に我慢する場合、そのストレスは普通の人間より大きく、すぐに辟易とする。しかしこの衝動の根源は善悪の欠落によるものなので、自分にとっての大きな善の為なら我慢はできる。


自分でも薄々 自分の精神がおかしいことを理解しており、どうにもならないものだと思っている。その上で、我儘で気紛れな自分を受け入れる兄にだけ 抽象的ながらこの症状を伝えている。










〈小学生〉

外で遊ぶのが好き、他人に悪戯をするのが好き。特に、悪戯は良い。何をやっても、自分の双子の片割れだけは、許してくれたから。

外で遊ぶのが大好きなワンパク少年。

授業は全く聞かなかったが、強いて挙げるなら好きな教科は体育と理科。

周囲の人間に悪戯をしていたが この頃はまだ可愛い。しかしそれでも兄と仲良くする女子に苛立って、兄のふりをして彼女から借りた本を破って返したことがあった。友達の物を数回盗んだ。


〈中学生〉

悪戯が過激になっていき強く叱られることが増えた。自分=悪という意識が強まると同時に、ヒーローではなくてヴィランの立場への関心が増し、やがてちょっとした憧れになる。例えば、漫画を読む時に悪役に感情移入してしまったり。数回の窃盗事件を起こす。自分の精神が恐ろしく未熟であることを自覚し思い悩むうちに、優しい兄への依存が深くなっていく。

相変わらず授業は聞いていなかったが、兄に教えてもらっていたのでテストの点数だけは良かった。


〈高校生〉

将来の夢が決まらずに悩む。悪戯をたくさんした上 前科がある為、退学を検討されたり良い大学には進学できないぞと脅されたりした。

万引きやスリには充分慣れ、見つかることがなくなった。そうしてお金を通さずお菓子などを手に入れるうち、社会自体がくだらないものに思えてくる。

「自分がどこまで悪事を働けば 兄は自分を見捨てるだろうか?どこまででも許してくれるのだろうか?」と犯罪者の道を考える。他の人生は思い浮かばなかった。規則に縛られる生き方に耐えられないのは、彼自身がよく理解していた。

高校卒業の前後に家を飛び出して失踪。家からは彼に関するものがほぼ全て無くなっている。ただし、写真の類はそのまま残っていた。「バイバイ」との置き手紙だけのこして、数年間表立って何かをすることはなかった。


〈泥棒、18歳前半〉

窃盗を繰り返して生き延び、そのうち手の込んだものにしていく。軽い盗みはこの時期にマスターする。

最初は住処もなく誰も頼れず ホームレス状態で苦しんだ。ネットカフェで、コンビニから盗んだおにぎりを齧る生活。泥棒という特性から 金銭が必要になることは少なかったが、スリを繰り返して資金を貯めていた。いつか兄に現在の自分を気付かせる、大きな犯罪を起こす為である。直近の目標としては家探しをしていた。


〈泥棒、18歳後半~19歳前半〉

ある日、過去に別の犯罪者が使っていたと思われる隠れ家を発見する。犯罪者と二人の女は殺し合って相打ちになったようだった。死体を片付けて自分のものにする。風呂、台所、トイレ、ベッドなど 安定した暮らしに必要な設備を運良く一気に揃えられたので、そこで暮らし始めた。

久々の安定した生活が愛しく思えたのか、それとも泥棒としての自分から逃げたくなったのか。仕事に就こうと思い立つ。その為には履歴書などが必要である。書類を偽造した。しかしすぐに仕事に飽きて辞めてしまうので、あらゆるタイプの偽書類を量産する結果となった。一般的には安定しているとは言えないが、彼は楽しめたようである。

同時期に、色々な物事への逃避感情から変装を始める。"変身"することの面白さに気付いた彼は、怪盗の構想を練る。ここからは多種多様な職業を体験する目的が、多種多様な人間に化けることに替わる。彼は死に物狂いの努力で変装を身につけた。

人間観察で 仕草や服装を学習するが、心理よりは統計に基づいている。精神的に未熟な彼は心理が得意ではなかった為。


〈泥棒、19歳後半〉

家無し期間に窃盗を、職業期間に書類偽造と変装を経験してきた彼は、怪盗のイメージが深まってきたことから仕事を辞めて 新しいものも探さなかった。この時点で変装は充分に上達していた。

怪盗としての準備を整える為に 色々な姿に化けて建物に侵入して金を奪った。この時、ピッキングを覚える。

また、犯罪に使えそうな道具も調達し、デビュー戦の舞台を探していた。ここまで簡単そうに書いているが、並大抵の努力ではこうも簡単に犯罪者としての腕を伸ばせない。努力の成果を 誰かに見てもらいたかったのである。


〈20歳、怪盗へ〉

最初に怪盗ELDERを名乗ったのが、展覧会の宝石を盗んだ事件。20歳の誕生日に起こしたものである。真夜中に髪の長い女の幽霊の姿で忍び込み、ポルターガイストで警備を撹乱するという奇想天外な手段と、逃げ足の速さ、最後に見せた可愛らしい素顔、落としたカードの怪盗の二文字。一躍有名になり、メディアで連日報道されたが捕まることはなかった。

それから続けて怪盗活動を行ない、とにかく有名になろうとする。兄に自分の存在をアピールしようとしたのである。しかし彼自身の前に現れることはなかった。

鍵開けをマスターしたのはこのデビューの時期だが、変装はもっと後である。






〈怪盗になった理由〉

・自分の大好きな双子の片割れといつまでも遊んでいたいから

・いつも一緒に居る存在がいきなり失踪したら、きっと自分のことしか考えられなくなるから。追いかけられたいから。

・怪盗って何だかカッコイイから

・両親に怒られるのにうんざりしたから


何故か 殺人がご法度の華麗で清潔な怪盗だと考えられているが、彼の中に明確なNG行為は存在しない。今まで殺人に手を染めなかっただけで もし兄が怪盗の自分を追うのをやめたら次に殺人鬼になる可能性は充分にある。怪盗としてのプライドは、無いとは言えないが、それ以上に大事なものがある。兄の為に始めた怪盗なので 兄が追ってくれなくなったら続ける理由がない。

しかしその類の重い犯罪を実行するのには相応の恐怖が伴う。兄に呆れられたら、捨てられたらどうしよう?その不安が 善悪の分からない彼の手をすら止めるのである。









〈犯罪〉

宝石や装飾品のようなキラキラしたものは綺麗だからよく標的になる。指紋、声紋、容姿も全てバレているので変装して侵入することが多い。

最初のうちは予告状を出さなかった為、警察が気紛れ過ぎる彼の犯行を予測できないことが多々あった。その場合、盛大に現場を荒らしてから帰っていた。後の祭り、パーティ会場である。

最近は気分によって(実際は未熟な怪盗の為自信がある時、警察が多い方が都合の良い時だけ)予告状を出すようになった。

なお、彼が最も得意なのはスリである。失踪していた数年、これを繰り返したおかげで経験豊富。ただしこそ泥っぽいので誰にも言わない。








〈悪戯〉

猫のような悪戯をすることが多い。

兄が居ないときは全くしない。悪戯をする理由は「目を離すと悪いことが起きる、常に見張っていなければ」と思わせる目的が強い。純粋に楽しんでもいるが。

・トイレットペーパーを転がす

・ティッシュを代用した花占い

・引き出しの中の物を全部出す

・本棚から本を落とす

・ゲテモノ料理を作ろうとする

・風呂場で大量のジェリーボールを膨張させる

・ロッカーに大量の飴を入れておく










〈怪盗〉

彼には、怪盗キッ○のように高校生と怪盗を兼業できるほどの天賦の才はないし、ルパン○世のような強力な仲間もいない。その為 怪盗を続けていくのには血を吐くような努力が必要になる。

犯罪を起こすには計画が必要である。舞台こそダーツで無作為に選ぶが、気紛れに見せかけた犯行は成功させる為のありとあらゆるパターンが考えられている。注目を集める為に突飛な犯行をしなければならず、並の発想は使えない。計画を書く為に机に向かう時間は長い。

それから、場合によっては犯罪者仲間に協力を乞う必要がある。仲間といっても信頼関係ではなく、交渉と契約の上の冷たい関係である。

下見に行く時には、空港を通過するのも工夫が必要である。変装に偽パスポート。彼がなかなか予告状を出せなかったのは、下見から自分の情報を掴まれて逮捕へ繋がってしまうケースを恐れた為である。本人は如何にも最強の犯罪者であるかのように振舞っているが、内心自信がない。

偶に大きく犯行の間隔が開くのは、計画に行き詰まったり疲労困憊で動けなくなったりしたときである。最も彼の体調を気遣ってくれそうな警官の前に行くと、自然と喜びで元気になってしまうので多くの人が「気紛れ」の休暇だと誤解する。

こんな状態なので自炊をするだけの気力が湧かない。癒しを求めて頻繁に兄の家に行って、手料理を食べて安心している。敢えて手錠をかけられて暫く滞在することがあるのは、その瞬間は仕事を忘れていられるから。本人は当初ここまで頻繁に通うつもりはなく、かっこよくて自立した孤高の怪盗を目指していたのだが、相変わらず依存は続いている。











〈身体能力〉

・腕力がない

力では一般人にも負けることが多い。鍛えようと思いながらなかなか機会を掴めずにいる。


・キック

逆に脚力は強い。子供時代から駆け回るうちに自然と鍛えられた。それを怪盗としての特技にした為にますます成長している。蹴りはしなやかで、走りは軽やか。圧倒的なスピードを誇る。


・恐怖心の欠落

攻撃に無警戒。職業病とでも言うべきか悪い意味で銃などの危険物に慣れてしまい、銃口から花束が飛んでくるように思えるほど。

威圧的なものに慣れ、虚栄のような自信で前へ進む。しかしそれは不安定な強みである。


・声帯

変声機無しでも自由に声を変えられる。













〈好きなもの〉

・子供っぽい味付けのご飯

グラタン、ハンバーグ、カレー、オムライス。圧倒的に子供舌。



・ドーナツ

兄に物をあげることの稀な彼が、唯一普段から分け合って食べられるお菓子。ドーナツ本体は彼が食べて、ドーナツの穴は相手にあげるのである。


・宇宙

星座の名前など難しいことは分からないが、無意識のうちに惹かれている。


・悪戯

彼が一つのものをじーっと観察していたら、大抵新たな悪戯を考えている。


・台風

大雨と強風の中を駆け回るのは楽しかった。何故なら、心配して迎えに来てくれる人が居たから。


・キラキラしたもの

分かりやすく綺麗なものが好き。絵画などの芸術は 盗みの対象にこそなるが、何が美しいのかはあまり分かっていない。


・SF映画、警察が活躍する映画

怪盗が出てくるものは子供の時こそ見ていたが、今は犯行の手口を真似ないように封じている。


・可愛い子

口説く。


・甘いお菓子

外国で売られているレベルの暴力的な甘さでも楽しめる。犯罪計画を立てるときは毎回 知恵熱を出すので、こういった甘さでストレスをやり過ごしている。









〈嫌いなもの〉

・大好きな子に近付く輩

自分のモノを盗もうとする悪趣味な泥棒である。例えば職場で友人ができたなら、自分が変装をして悪い噂を立てて疎遠にしなければいけない。


・コーヒー

…もちろん、自分の素顔を知らない人の前では平気なふりをして飲む。好きなコーヒーはココアである。







〈発狂〉

4【偏執症】

初めてつかさの顔を見たとき、これまで彼の世界の中心にあった双子という概念が大きく揺るがされ狂気に陥った。疑心暗鬼になり、自分をこの状況に陥れたのは八尋だと責め立てた後、自他の境界が曖昧になってのーまるやつかさを名乗った。夜深への強い信頼や殺人に対する彼なりの恐怖が仄めかされる。





〈余談〉

・別の世界線にて

外部の別システムのセッションにも同じ設定で参加している。その世界では、彼を恨む犯罪者によって身体に 色欲を司るサソリの蟲を植え付けられた。その後 怪盗として忍び込んだ豪華客船にて、同じく蟲を宿した人間たちとの殺し合いに巻き込まれる。

兄と再会する為に 指名手配犯と殺し屋の二人を拳銃で殺害しその死体を食らって生き延びた。結果として殺し合いの生き残り、唯一の勝者となった。

しかし体内に住み着いた蟲に打ち勝つことができず 夜明けのバルコニーにて巨大サソリに頭から貪り食われて死亡。

遺体は残らなかったが、彼の遺伝子をコピーして生み出されたクローンが 兄との同棲を楽しんでいる。


・名前

双子ネーム。夜の印象が強い犯罪者だが、真逆の"昼間"という名前を付けられている。因みにカタカナで書くと兄と画数が同じである。


・病気

自己陶酔症、ピーターパン症候群の可能性がある。


・分けっこしない

双子なら一つのお菓子を半分ずつにして仲良く食べていそうだが、滅多にしない。気紛れに一口あげる程度。


・Elder

弟なのに何故「年上」という意味のこの名前を付けたのか。兄という頼もしくて優しくて格好いい立場への憧れや、もう子供じゃないよというメッセージである。実際のところは充分に精神的に子供なのだが。


・ファン

メディアで取り上げられるので、少数ながらファンが存在する。カメラ目線を意識するなど 余裕のあるときは調子に乗っているが、人気を獲得することは彼にとってさほど重要ではない。あくまで兄との遊びでしかないので。


・仕草

変装したときには当然 仕草も真似るもの。彼は行儀よく上品に食事をすることもできるし、語彙幅広く敬語も完璧に操れる。ただし兄の前では構ってもらいたいが為に、わざと汚く食べる。そうやって何も気にせずに楽しく自由に生きるのが、一番好きで本来の自分だと思っている。










怪盗モード

「あは。探索だヨ~、探索。(ニコニコ笑ってひらひら手を振り)」

「…〇〇、(切なげに貴方の名前を呼び。顔を近づければ濡れた瞳は貴方だけを見つめている。唇が触れるかどうかという距離まで詰めるがしかし、一切触れることなく離れ……彼の左手には、貴方が持っていたはずの××が在った) くひひ、いただきぃ。」

「初めまして。俺のことは…そうだな、八狸翔平とでも呼んでよ。」

「狐は七化け 狸は八化け、それから俺は一万化け♡」

「(逃亡中に名前を呼ばれ)おっさん馬鹿なの?今は真夜中だよ!!」

「ディスクシリンダー錠じゃん!やりぃ♡」

「もしもし!?強盗です!〇〇の××で強盗事件が発生!犯人は逃走中です!増援をお願いします!(無線に嘘の連絡をして。それから貴方を見てにやにや笑い)」

「もしもし、私メリーさん。今貴方の後ろにいるの…♡(無線に囁いて)」





通常モード

「俺はいつだって強引だヨ。Going my wayだから」

「桜衣昼間は怯まない!(ててーん)」

「俺を捕まえるなんて1万年早いんだよーだ!…でも、それができるのは君だけだから、…ずっと待ってるネ」

「(お邪魔しまーす、と言われて) お邪魔させてあげまーす!」

「狭くて汚い家だけどゆっくりしていってアゲルね」

「もうっ!怒ったからネ!君の顔面を返り血で染めてやるから覚悟しなヨ!!」

「頭が黒いだけのネズミですー!(ぶーぶー)」

「我が人生にいっぱいの悔い有り…!!」






〈キャラソン?〉

それっぽい曲と歌詞の一部


月見夜ラビット

「月の唄に乗って夜の空へ飛び込んだ」


Do you?

「Do you love me? Do you want me?」


キライ・キライ・ジガヒガイ!

「こんなにおおきくなったよ!無視はさせないよ」


PRIDE

「超絶ステキなナイスなバディに壮絶無敵なナイスなマインド」


BL

「ハートに杭打って吊るし黒く染めてJack, スペード」


少年犯罪バーゲンセール

「ティーンエイジになってしまう前に」


Clear(ft.Mothica Wasabi Remix)

「You can try to smooth me down」


YELLOW

「その日が来ないよう わざと間違えて」


ネコミミアーカイブ

「さあどうぞお好きなの 変幻自在のネコミミアーカイブ」


感電

「たった一瞬のこのきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで」


怪盗

「君の笑顔盗む奴から 君を盗むのさ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る