キャラクター設定

@donuts_07

楠木サトル

テーマ「喪失少年」


〈外見〉

・色素薄めの茶髪

・青色のマフラー

・青色の瞳(水色と浅葱色の中間)

・幼顔

・大きめの白衣

・身長160cm


マフラー →

京子からのプレゼント。8月13日と神話生物に立ち向かう時はこれを着けている。


白衣→

研究者であることを誇りに思っている為、いつ仕事で呼び出されてもすぐ動けるようにする為、執政組織の人間であることをアピールし厄介事に巻き込まれないようにする為に身に纏う。


身長→

成長期はとうの昔に過ぎている。寝る間を惜しんで学んだ幼少期からの夜更かし癖が原因。



〈口調〉

一人称…ボク

二人称…キミ(通常)、オマエ(苛立ち)


・皮肉っぽい言葉

・INT18を活かした頭の良さそうな返し

・からかわれると簡単に動揺する

・悪態の語彙が貧弱。バカとかハゲしかない

・信用できない相手に与える情報は最小限

・好意を伝える言葉は遠回し



STR11……平均的。銃なら持てる。

CON10……平均的。偶に風邪引くくらい。

POW16−3……流されにくい。自己保護の創造により減少している。

DEX18……とても器用。人間の脳を壊さず取り出せる程度には。動体視力辺りが秀でている?

APP15……同性にもモテるくらい外見が可愛いと評判だが、態度の悪さが台無しにしている。

SIZ10……なんとたったの160cm。

INT18……過去から来て未来世界の科学者の最高峰に十年足らずで到達する。

EDU23……知識を得るのが生き甲斐。異世界であらゆる知識を頭に詰め込んで生き残った。


HP10(実質装甲3)

MP13

San値60/60 不定48

アイデア90

幸運65

知識99










〈対応〉

☆好きなもの

銃など、好きなものが話題に出てもオタクっぽく長々語ることはない。銃や数学など同じものが好きな人に出会うと、嬉しいのが雰囲気で分かる。


☆悩み

気持ちに理解を示してほしい、ただ聞くだけでいい、と言う感情がバカバカしいものにしか思えていない為とても実用的な解決策をずばり教える。相談した相手が後悔するタイプ。

逆に自分が他人に何かを相談することは滅多にない。


☆説明

やろうと思えば完璧にできるが、面倒くさがりな性格から必要最低限のことしか教えてくれない。「時間までにどれだけ効率的に理解させるか」を追求する。


☆喧嘩

あまりしない。育ちが無駄に良いからか悪口が咄嗟に出てこない。元々無意味な行動はしたがらない。


☆しつこい

好意故のしつこさであれば、ちょっとは嬉しいので面倒くさがっても怒りはしない。不純な感情が混ざっている場合は本気で距離を置きたがる。


☆スキンシップ

邪魔でなければハグまで。自分から能動的にスキンシップを行うのは基本的にメリットがある場合のみ。キスは絶対にしない。



〈仕草〉

「目を逸らす」のが一番多い。言葉よりも目で多くを語る人。


☆喜び

・基本的に無表情

・笑顔は無意識が多い。柔和な笑み、薄い微笑み。

・数十年越しの努力が報われる瞬間のような死ぬほど嬉しい時は、笑い声+独り言。

※些細なことであれば表情に出ない。頑張りを認めるor認められる時、心の底から楽しんでいる時に笑う。嬉し泣きはしない。



☆悲しみ

・目を見開く、瞳に悲しそうな色が浮かぶ

・ちょっと残念そうに下を見る

・唇が震えて何かを言おうとする

※些細なことであれば悲しいとすら感じないことが多いので、仕草に出るのはかなりショックな時かどうしようもない時。


☆失望、呆れ

・無表情

・大袈裟な溜息

・うんざりしたような呻き声

・冷たい視線

・額に手を当てる

※そこそこ表情に出る。


☆怒り

・口を引き結ぶ

・衝動的に毒づく

・ぎっと睨む

・頭を掻きむしる

・拳を握りしめる

・深呼吸

※人に怒ることは滅多にない為、神話生物やどうしようもない状況に対して。


☆絶望、恐怖

・冷たい汗

・膝から崩れ落ちる、脱力

・唇が震えて意味の通らない言葉

・「勝てない」「できない」等の弱音

・泣き出す

・一時的狂気

※トラウマや邪神級の恐怖に対して起こる。同時に過去の記憶を思い出したり罪悪感や強い怯えを呼び、普段よりも衝動的な行動をする。


☆照れ

・目逸らし

・ほんのり頬が赤い

・恥ずかしそうに笑う(親しい相手のみ)

・ぷいと顔を逸らす

・くるりと背を向ける(珍しい)

※微笑むことは少ない。好感度によって不機嫌から喜びまで差が大きい。


☆驚き

・瞬きをする

・「わ、」等の声 (身体接触に対してが多い)

・反射的に身を守ろうと(本気でビビった)

※基本的に無表情。


☆眠い

・返事が短文かつ適当。話が聞こえてない

・ぼんやり

・大抵何をされても「ん」しか言わない

※耳では聞いていても頭が回っていない。ただしそれでも言葉はひねくれがち。


☆不機嫌

・神経質に物を気にする

・溜息が増える

・「全く、」等トゲのある言葉

・ぎろっと睨む

※徹夜続きの時。そっとしておいた方がいいと思わせるオーラを発して周囲を威嚇している。


☆食事

・箸の使い方が綺麗

・三角食べ

※育ちがいい。


〈関係性〉


☆上下関係

・目上の人にはちゃんと敬語も使えるし丁寧な態度をとる。ただしプライドが高いので、こき使われたり理不尽な扱いを受けたりするとストレスを感じやすい。自分より優れていないと心の底から尊敬はしない。

・目下を雑に扱うことはない。実力主義。優秀な子は可愛がるが駄目な子はすぐ切り捨てたがる。

・上下関係を物事の潤滑油のように捉えている為、必要でないなら取り払ってもいいと思っている。あくまで、円滑に進める為の契約。

・仕事の仲間≠友達。プライベートへの干渉は嫌い。例えば休日に偶然同僚を見かけたら知らないフリして通り過ぎ、話しかけられたら心の中で舌打ちをする。


☆友達

・付き合う上でメリットが無いなら要らないと思っている。

・自分と同等かそれ以上の頭脳がないとコミュニケーションを取りたがらない。

・自分から積極的に何かに誘うことは少ない

・友達でも誘われたら必ず行くわけではなく魅力を感じないなら誘いを受けない。

・相談や愚痴もそこそこ聞いてくれるが、実際は半分ほど聞き流していることも。親しくなれば多少、相手に合った慰め方ができるようになる。


☆恋愛

・自分を翻弄するような存在にドキドキしがち。

・同じ趣味や同じ頭脳レベルを求める。

・意識し出すまでに時間がかかり、意識し出してからも時間がかかる。

・好きな人に対して素直な言葉は言えない。

・周囲に死んでも悟られたくない為、表向きは徹底的に無視する。無視する割にがっつり見てる。

・話しかけられると動揺して、態度は不器用ながら優しい。

・何かの切っ掛けがないと進展しない

・ある程度いい雰囲気になると自分から誘うが、誘おうか検討するうちに三日は過ぎる。

・告白は自分から



〈思考〉

目標を持つ

何が足りないか考える

埋める手段を一通り考える

確実か、合理的か、他のメリットが大きいか

手段を決定する


上の流れを踏まえて考えると安心。目標は周囲から与えられる時もあれば自分で抱くこともある。




「○○してもいいですか?」

自分に損はないか

YES/NO


例:

「ハグしてもいい?」

見られて余計な誤解をされない?

接触だけなら実害はない?

作業の邪魔にならない?

断ったら煩くせがまれない?

「作業の邪魔はしないでね」

(後日、まさか自分からハグしたことを大っぴらに自慢するだなんて思っていなかった)



仲良くなるにつれ相手の利益が自分の喜び(≒メリット)になっていくので、自分の行動で相手がどう感じるかも考慮して行動してくれる。ちょっとずつ優しくなっていく。



好感度 (好きと言われたら)

「は?(呆れ)」→「好きって言われても困る」→「そんなに好き?」→「分かったから。知ってる」→「ありがと(適当)」→「…そう。まぁ、嫌いじゃない、多少は好き…(ぷい、)」






〈好きなもの〉

・和食

単純に食の好み。


・甘いもの

頭を使うことが多いからか、自然と糖分補給をしている。


・静かな場所

作業に集中できる。


・数学

論理的なものが好き。学生時代は数学、歴史、理科が得意教科だった。

社会は大体暗記するだけだし、英語はあくまでツールでしかない。国語はちょっと苦手。


・銃

言動にはあまり出さないようにしているが、俗に言うミリオタ。特に兵器、銃。


・布団

疲れを癒してくれる。独りはちょっと寂しいので抱き枕もあれば言う事なし。


・クール女子

髪はロング、胸より尻、クールな印象の女性。いずれも京子の特徴。彼女を失って忘れた後もずっと何処かで影を追い続けていた。







〈嫌いなもの〉

・辛いもの

何故わざわざ苦しい思いをしてまで食べようとするのか分からない。


・神話生物

言わずもがな。


・遅刻

双方に不利益をもたらす非合理的な行為。


・感情論

ただし、人間がどんな思想を抱くかは個々人の自由だと考えているので、どちらかと言えば彼自身が避けたいもの。


・ニヒリズム

理解はできるが納得したくない。

(恐らく彼自身は哲学に詳しくない。しかし神話生物の前で人間はただの微生物でしかないと言う考え方と結構相性がいい為、重々しく受け止めてしまう。実際、人間の存在に意義や本質的な価値などはないのである。)


・フィクション作品

架空の物語だから、自分がそれを見る必要性をあまり感じない。でも興味を惹かれた場合は見る。

魔法が登場する作品は彼自身が魔法使いなので何とも…。








〈経歴〉

年齢は38歳。2020年にセッションするなら1982年生まれ。

以下の内容は本人が覚えていないこともある


小学生…

外で遊ぶことに全く魅力を感じられず、友達ゼロ。悪戯されると容赦なくチクったので、どちらかと言えば周囲から怖がられていた。悪口は実害がないから何もしなかったが人格形成に影響を与えた。


中学生…

ミリオタを発症。学友はできたと言えなくもない。自分の性格や考え方を自覚した。生まれ持った頭脳に加えて、人付き合いに使わない時間を趣味である勉強に費やしていた為、かなりハイレベルな高校に余裕を持って進学した。


高校生…

勉強で困ることは殆どなかったが、強いて言うなら現代文が苦手だった。科学の分野の甲子園やコンクールで受賞。国際的な数学のオリンピックで銀メダルを獲得。この頃からクトゥルフ神話に関わる事件に巻き込まれ始め、その中で「自己保護の創造」を行う。半ば事故のような形で歳を取るスピードが3分の1に。

18歳(2000年)、京子に告白して付き合うことになるがすぐに死別し、直後異世界に飛ばされた。


2839年…

異世界に飛ばされ、後に数人の同郷に保護される。脱出の方法を考え始め、寝食を惜しんで科学やクトゥルフ神話を学び、新たに幾つかの呪文を覚える。


2840年…

ミ=ゴが賢人を名乗って技術革新を進める。


2840~2843年…

この辺りで自分の頭脳を売り込み執政組織の研究者に加わっている。

探索者の発見した科学雑誌に取り上げられたが、ミ=ゴの存在を秘匿する為に研究成果を押し付けられた形である為かなり不本意。


2850年以前?…

6人の仲間と共に執政組織最深部を偵察する作戦を決行。そこで見たのがミ=ゴと彼らの召喚したムーンビースト。彼は作戦に間接的にしか加わっていなかった為、またミ=ゴは人類に興味が無く顔を覚えることもできなかった為(人間が虫の個体を区別できないように)、辛うじて生き延びた上で研究者の仕事を続けられた。しかし仲間は全員死亡。瀕死の人間で遊ぶムーンビーストの姿がトラウマになる。

その後、職員に掛け合って仲間の死体と接触、「脱出への役に立ててほしい」との遺言を実行する為に仲間の脳を取り出して脳缶にした。


2850年以降…

脳缶とコンピュータを接続する。最深部で発見した転移門を書き換える方法を求め「時空門の創造」の再現を確立する。数十年は必要だったところを脳缶の力によって数年で完成させた。

時々元の世界から飛ばされてきた人を保護するが、大抵一年以内に何らかの理由で死亡。

京子を忘却する。


2859年…

探索者が現れる。

記憶ノートを読むことでぼんやりと元の世界の記憶を思い出す。

ムーンビーストに再度遭遇したことでトラウマを抉られ、自身に記憶を喪失させる魔法をかけ元の世界に記憶を半分ほど失う。


2020年…

帰還。






〈裏設定〉

かつて楠木サトルは学生探索者、つまりPCだった。高校生として作られ、PLに愛され数々のセッションに参加した。

やがて他のPLの作った京子と言うPCと結ばれたが、その後のセッションで京子がロスト。ノーマルエンドだった為、サトルは真相を知れないままとなった。

次にサトルが連れて行かれたセッションは、数百年後の未来に飛ばされる話。ロスト率の異様に高いシナリオで、もしかしたらPLは初めから彼を捨てる気だったのかもしれない。PLはシナリオクリアの条件を満たせず、サトルは死んだ訳でもなく狂った訳でもないままロストした。セッションは終わり、シナリオだけが未完のまま続く。サトルは異世界に取り残された。

同様にしてロストした元探索者たちと共に、異世界脱出を目指して努力を続ける。

やがてシナリオは変容し、現在の「Lost Boy」が出来上がった。NPCに成った少年は、20年後、夜の街で探索者らを迎えに来る。






〈魔法〉

・復活 (死体を分解して再構成する)

・マインドブラスト (精神を錯乱させる)

・ヨグ=ソトースのこぶし (不可視の攻撃)

・自己保護の創造 (ダメージ軽減)

・肉体の保護 (防御壁)

・記憶を曇らせる (忘却させる)

・機械を動かす(るるぶには無い)


上記の魔法は、既に使用したもの以外は自由に変更してよい。知っていることにしたり知らないことにしたり。

彼の魔力の特性か、魔法を使う際にパチパチ静電気が走ったりする。それを活かして、構造を理解している機械に魔力を流し込むことで機械を動かせる。

因みに空気が乾燥している冬場に魔法を使うと、静電気で手が痛くなりがち。オマケに通常の魔法を使う際もパチパチするということは、その電気の分、余計な魔力を消費している。MP消費が本来より早く、その為疲れやすい。

(KPが 街の電気を落とすと執政塔のエレベーターも動かなくなることを失念していたことから咄嗟に付けられた設定)





〈自己保護の創造〉

1.毛髪を小さな袋に入れる

2.三日間袋を携帯し、毎日呪文の文句を唱えながら過ごす。

3.自分の精神の欠片を袋に注ぐ


加齢の速度を遅くし、寿命を伸ばす。また保護袋を所持している間は特に、呪文の力で軽い攻撃を逸らせる。

袋が破壊されるか中身が捨てられるか、彼が殺害された場合、呪文は破れて急速に歳をとる。身体はやや脆くなる。


18歳の頃にこの呪文をかけた為、20年間で大体6年分しか歳を取っていない。18歳の時でさえ中学生のような幼顔だった為、約40歳にして高校生レベルの若々しさを保っている。






〈復活の呪文〉

3MP消費・San減少1d10・対象San減少1d20

サトルは引き出しから幾つか円錐フラスコを取り出した。何かの薬品と水を入れると、(赤色で細い花びらの花(イースターカクタス)を添えて)○○を取り囲むように置いた。躊躇いがちに○○の服を脱がせようとする。

衣服を脱がせてしまえば「離れていてくれ。でもボクが、暴れだしたら…その時は頼む」と指示。頭の中で語句を確認すると、目を閉じて呪文を唱え始めた。

やがて薬品に変化が現れる。ぽこぽこと泡立ち蒸発し始め、緑色の蒸気がフラスコの中で渦を巻く。六つの緩やかな竜巻は、やがてフラスコを抜け出し緑色の濃霧になって○○の身体を覆い隠した。霧が晴れる頃には○○は…青っぽい灰色の粉末になっていた。

サトルの額を冷たい汗が伝う。魔法はまだ終わっていない。塩と化合物の混ざった結晶性の粉末から煙が立ち上り、粉末は少しずつ"再現"を始める。辺り中の空間から水が集まり粉末は浮かび上がる。化学変化のパレードが起きて、見る見るうちに内臓や血液、それを包む皮、支える骨ができ始めた。それらが適切な場所に配置され重なり合ってやがて…すとんと落ちた頃には、血色の良い肉体がそこに眠っていた。

同時にがくんと倒れ込むようにサトルが膝をつく。肩で息をしている。

空になったフラスコを過ぎて○○の前へ。不安げに覗き込む。








〈グロック17〉

長所

・「グロック以前」と「グロック以後」を決定づけたという点で外せない銃。革命的

・コンパクトなサイズ

・ポリマー(樹脂製)フレームを使った本体とマガジンの圧倒的な軽さ

・銃身の位置が低いので速射時にコントロールし易い

・突起やハンマーが無いので、ホルスターからのドローに適している

・気温の暑い環境下、連続射撃時でもグラブ無しで保持可能(要するに熱くならないクールな銃)

・6時照準を基本にしているので、小さなターゲットを撃つ時にも対応できる

・グロック系の樹脂のフレームが身体にフィットし易く、キャリー時にも抜群に抜き易やすい

・汎用性が高くあらゆる装備に合わせられる


短所

・チャンバー・インジケーターが無い

・ハンマー式に比べトリガーの切れが悪い


色々詰まったお濃い銃なのだとか。小さくて軽いから携帯しやすく、速射向けであることからサトル自身のDex18に合っている。





〈弱点〉

圧倒的に水に弱い。

彼が魔法を使う際、副産物として電流が生まれる。(この設定はただ単純にKPのミスをカバーする為に咄嗟につけられたもの。) 身体がびしょ濡れになった状態で魔法を使うと感電してしまうので、彼は使いたがらない。

また、そもそも電気が発生する分 魔力を無駄に消費しているので、魔法自体が不得意とも言える。

水は拳銃や保護創造の袋をも湿らせてしまうので、彼にとっては非常に危険。



〈忘却願望〉

恋人や仲間の死、理不尽の多い人生を送ってきた為だろうか。何か辛いことがあると、「忘れてしまいたい」と考えがち。

実際に彼の身につけた魔術で忘れること自体は簡単なのだが、苦しくても忘れず背負って歩んでいく道を選んだようだ。

プライドやその性格から、苦しいことがあってもなかなか話せる人間が居ないし、話すことに意味は無いと考えている。そうして一人で背負い続け引き摺り続け、いつか前へ進めなくなる日が来るかもしれない。





〈トラウマ〉

ムーンビーストに仲間六人を惨殺された結果トラウマになった。冷徹に見えて辛いことをずるずると引き摺るナイーブなところがあるので、時々夢に見て魘される。

あれ以来カエルが触れない。





〈発狂〉

5【釘付け】+1【健忘症】

過去に自分の仲間を皆殺しにしたムーンビーストと対峙したとき、へたりこんで動けなくなってしまった。トラウマの記憶から逃れるため自分自身に記憶を曇らせる魔法をかけた。こんな状態でも銃を握って敵を撃とうとするあたりは流石継続探索者である。


7【幻覚、妄想】

クトゥグアについての古い書物を読んだ際、元々擦り切れていた精神が限界に達した。暗く虚ろな目になり夜深を半ば理想化された京子と重ね合わせ、饒舌に話しかけたかと思えば涙目で謝ったりした。根深い京子への執着が読み取れる。






〈矛盾〉

クトゥルフ神話の神々はあらゆるところに潜んでいて、簡単に地球を滅ぼせるだけの力を有している。人類はちっぽけで人生に意味はない。そう思わせるだけの圧倒的な存在を、知る前と知った後では世界は違って見える。合理的に考えれば、自分の命に意味はない。では、どうして自分は生きているのだろう?こんな厄介な問いに縛られてしまった彼はできるだけクトゥルフ神話に関する知識を他人に与えないようにしている。知ることは決して良いこととは限らないと、彼は知ってしまった。




〈恋愛や性別の傾向〉

肉体と精神の性別が一致するシスジェンダー。

異性に恋をしたり性欲を抱いたりする、ヘテロ(人口二割くらいだと言われている意外とレアな人)。

デミロマンティックであり、相手を深く知ったときにようやく好きになるタイプ。同時にサピオセクシュアルといって、相手の頭の良さに惹かれる傾向が強い。










3月12日(誕生日)

アネモネ(有毒の花)「愛の苦しみ」

エニシダ「謙遜」「清潔」

シダレヤナギ「勝利の祝賀」「独身主義」「哀悼」

シラカンバ「忍耐強さ」

アクアマリン「聡明」「沈着」「勇敢」

www誕生の日









〈初期設定〉

A.楠木ハカル

数学オタクの少年プログラマー。ツンとデレが9:1くらいで口が悪い。このシナリオとは関係なく数年前に存在した子。クールな女の子ではなくアラビア数字がときめきの対象だった。


B.一枝聡

名前候補。偽名を使用する合理的な理由が思いつかず泣く泣くボツ。


C.楠木悟

イグと人間のクォーター(ヘビ人間)で、ミ=ゴとの最終決戦の後イグに身体を乗っ取られる。この世界がクトゥルフ神話TRPGというゲームであることを理解しており、全てを諦めている。本編の彼が研究内容を聞かれてもなかなか答えてくれないのはこの名残で、探索者を真相に近付けないのが彼らの幸せだと思っている。






〈助手に対して〉

自分と同程度のINTを持っていて、必要なときは冷静に行動でき、愛銃を元仲間に向ける相対的な非情さがあり、戦闘技能にも長けている。彼にとって理想的な助手。

決して自らの意志を手放すことなく、PCとしてNPCに堕ちることを選んでしまう意志の強さは、眩しくも危うい。親しくなってしまったが故に彼が心配で、傍に留め置きたかったのかもしれない。

もちろん、自分の為に命を捨てるとまで言って実際に行動に移した彼に、危機が迫っているのなら、放っておくはずもない。


〈暗殺者〉

多少強引なところもあり感情的だが、心から心配してくれているのは理解している。強い意志の為なら何だって投げ出してしまいそうな脆さは気がかり。戸籍を作る時にかなり助けてもらったので感謝している。暗殺もまた裏社会のビジネスとして成立しているので、彼女が今後も続けるであろう殺人を咎めるような思考は無い。死の危険については心配しているものの。頬にキスされたのをちょっと気にしている。

また、彼女の銃の腕前に関心を寄せていて、あの人間離れした腕力にも生物学的な興味がある。


〈怪盗〉

純粋に苦手。未来世界から帰ってきた後、見知らぬ男に警戒心MAXの怪盗から執拗な嫌がらせを受け続けた結果、スルーこそが最も効果的だと理解し以降それを続けてしまったが為にますます彼を怒らせた。しかし彼に落ち度はない。怪盗が悪い。

余剰を楽しむピエロの価値など理解できないし、助手を遠回しな手段で縛り続ける理由も理解できない。怪盗もカチコチの合理主義の美しさなど理解できないし、三日行方をくらました兄と親しくなっている泥棒猫の存在価値も理解できない。犬猿の仲。相性最悪。


〈三品〉

あんまり関心がない。何となく仲良くしたがってるのは分かるが、そうする特にメリットがないうちはいつも通りに話半分。

協力する必要が生じた場合は協力する、お互いに感情抑制が得意なタイプなので恨みつらみが無い。

考え方の面で考察すると、三品が大切にしているもののほとんどがサトルにとってどうでもいいものなので考えが合わない。お互いに別の世界で生きてる人っぽくなる。






〈バッドエンド〉

探索者たちがあまりに長いこと最終決戦を終わらせられない場合、バッドエンドルートに移行する。

ミ=ゴがダオロスの召喚に成功し、探索者たちはダオロスの身体に触れてしまう。サトルは探索者たちを逃がすべく高いDEXを使ってエレベーターに駆けて行き、電気を流し入れようとするが間に合わない。

探索者たちが飛ばされたのは、偶然にも元の世界、ちょうど異世界に飛ばされる日だった。真の黒幕・ニャルラトホテプと戦い、勝利すれば無事にシナリオを終えることができる。

ただし勝利した場合、タイムトラベルによるズレが生じる。サトルはもうじき世界が終わることを知らないままなので、探索者が異世界に飛ばされない場合 世界の破滅と同時に死亡する。
















〈その他〉

・FGOのジーク、ダンガンロンパの苗木誠と容姿が似ている。

・声は神谷浩史さん?花江夏樹さん?緒方恵美さん?

・究極の合理性と言う点では幼女戦記のターニャと考え方が似ている。恐らくシカゴ学派とも相性が良い。

・生粋のINTP

・シナリオ序盤に探索者の名前を呼ばないのは、どうせ死んでしまう者に感傷を残さないようにする為。

・電話は一回目は必ず出る。どうでもいい内容かもしれないがもしかしたら本気で困ってるかもしれないから。かけ直しで来るのは気紛れ、大抵出ない。

・スキゾイドっぽい特性がある。社会的に孤立していて、対人接触を好まず、感情の表出が乏しく、何事にも興味や関心が無いように見える。













「そう思うなら〇〇はどうにかしてくれ。それ以外は望まない」

「○○。あの時からちょっとネガティブになっていないか?」

「…というか、その足首は大丈夫なの?」

「ここに来る途中で頭でも打ったのかな。」

「どうしてそうなった。」

「ボクを馬鹿にしてる?」

「一体何がしたいんだよ…(困惑)」

「うっさい。黙れ。馬鹿。」

「ハゲ。」

「オマエ、執政組織に突き出してやろうか…?(じと、)」

「…ボクも向こう側に居た訳だし。帰りたくないとは思っていないよ」

「しない。…第一メリットがない。」

「…まぁ、同じ立場だったらボクも漁るからね。」

「…こ、好みかどうかって聞かれても。どう答えたらいいかわからないよ。…何が目的?」

「説明しても分からないよ。専門的な話になるから」

「…どうしてそんなことが知りたいの?キミたちの目的には心底関係がないと思うんだけど。」

「へぇ…、キミ察しが良い。」

「キミがどういう心理過程を経てあの行動をしたのかは容易に想像がつく。結果はともかく、キミらしいと思う」

「ボクも別にやりたくてやってるわけじゃない。この手合いの人間は、ここで再起不能にしておかないと後々復讐に来たりして面倒。ボクがやろうとしてるのは、台風の前に雨戸を閉めるのと同じことだ。」



「ボクの目的の為だ。ここに居る方が研究が進み、ボクの知りたいことが知れる…実際は、帰れなくなったから居座ってるというのも大きいが。住めば都っていい言葉だと思うよ。慣れれば苦じゃないし」

「知らない方が幸せってこともあるんだよ。人間は探求するイキモノだけど、探究心は時に自らの身を滅ぼす」

「ボクが信じられないなら今日にでもここを出ていけばいい。」

「ボクの引率で組織に行くのと、自分たちで行くことではどっちにメリットがあると思う?」

「…まぁ、何をしていたかは聞かないでおくよ。それを突っ込む権利はボクにはないからね。ボクの秘密を聞くなと言ったのに、キミたちの秘密を聞くのはアンフェアだろう?」

「はぁ…夜になっても帰ってこないからなんでかなと思ったけど。こんな所に居るとはね。欲しい情報は手に入ったかな?」

「悪いけどご退場願おうかな。このシナリオからね」

「撃ち慣れてもないのにそんなもの持つんじゃないよ」

「はぁ…全く、期待外れも甚だしいよ」

「その前にボクがオマエを殺す。」

「…(底なし沼から助けを懇願するような、酷く悲しげな瞳で探索者を見て)」

「…?………!8月13日…ボクが京子さんに…告白した日だ…。いつかは、結婚だって…するつもりだったのにな。…未練がましく…こんな数字にしてたなんて…、…くっそ…!!!」

「…やったよ…みんな。」

「…今度はキミたちが、案内してくれる?」











〈妄想キャラソン〉

白日

「明日へと歩き出さなきゃ 雪が降りしきろうとも」


Pretender

「繋いだ手の向こうにエンドライン」


ロスタイムメモリー

「叶わない夢を願うのならいっそ 掠れた過去を抱いて」


嗤うマネキン

「どうして街はまた ずかずかと笑顔取り戻せるのか」


君の脈で踊りたかった

「生ぬるいまま変れないでいる日々に溶けてゆく」


ドーナツホール

「どうにも憶えてないのを ひとつ確かに憶えてるんだな」


不思議のコハナサイチ

「「はやく、死ね」と言ってくれた期待の声を裏切りたいから」


命ばっかり

「遠くへ 遠くへ 動けない僕のことを忘れて」


ELECT

「凍りついた体内に甘い電流が流れた」


セイデンキニンゲン

「バチバチ鳴って突き離す 僕に入って来ないでって」

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