特別編1 旅の宿泊と生活について解説

6日目で宿泊についての話が出たので解説したいと思います。

特に明記がない限り毎日マンガ喫茶に宿泊しています。

なぜマンガ喫茶に宿泊するのかのメリットとデメリットについてお話しします。


・メリット1 値段が安い

マンガ喫茶の多くはナイトパックがあります。

場所にもよりますが1200円~1600円ぐらい

カプセルホテルと比べても安いですよね。

時間はお店にもよりますが8時間から12時間

私はすこし高くても12時間のお店を選んで宿泊しています。理由は後述。


・メリット2 電源がある

自転車旅を格安であげるとテント泊や道の駅泊などを選ぶ人もいるようです。

ですが電源の確保が難しいです。窃盗になる事もありますからね。

私は旅のログとしてデジカメで撮りまくるので毎日の充電は欠かせません。

携帯も生命線ですので電池切れは困ります。

マンガ喫茶は部屋にコンセントが必ずあるので助かりますね。


・メリット3 到着時間を気にしなくていい

最大のメリットはココだと思います。

ホテルや旅館だと到着の時間が厳守ですからね。

観光にうっかり時間を割いて夜中についても温かく迎えてくれるのが嬉しいです。


・デメリット1 そもそも宿泊場所じゃない

マンガ喫茶に行ったことない人に説明すると多くの場合

個室かマッサージチェアを選ぶ事が出来ます。が個室は罠です。

狭くて足が延ばせないし床が硬いので寝れないです…小さい人ならいいのかも。

私はマッサージチェア室の方が広くて好きです。

慣れるとマッサージをオンにしたまま快適に寝れるようになりました。


・デメリット2 他人が気になる

夜間にマッサージチェアを選ぶ人は少ないので割と静かに眠れるのです。

が個室ではないですし防音でもないので往来が気になります。

またいびきが超絶にうるさい人もいるのでそういうストレスもあります。

(あまりにうるさい場合は店員さんに伝えて注意してもらえます)


・デメリット3 熟睡は出来ない

明るい 寝転がれない 人の気配や音がする などなど。

へとへとになって到着するので大体は寝れちゃいますが

睡眠不足の日はいつにもまして辛いです。


これを踏まえて一日の生活の流れを説明します。


起床(睡眠時間約8時間)

時間帯にもよりますがマンガ喫茶はモーニングがある事が多く

その多くはサービスだったり格安なので大体食べます。

縛り違反かと思うかもしれませんがそこでしか食べられない物なのでセーフ。

30分ほどドリンクバーにいったり食事したりして目を覚まします。

目が覚めたらパソコンで今日のルートを確認します。

宿泊地までのルートや距離、宿泊場所のマンガ喫茶の情報も忘れずに。

ナイトパックの受付時間を確認しておかないとまずいですからね。

あとはスーパー銭湯の場所も調べてます。

マンガ喫茶の近くには大体あるのでお風呂が無くて困ったことはないです。

ただ値段が高い事もあるので注意、私は500円~800円を目安にしてます。

観光情報はまず調べません、通りがかりに見て決めてます。

携帯がつながらない事も考えられるので使わないつもりで準備をしてます。

確認が終わったら出発の準備スタート。充電したものを取り外してパッキング。

当時は自転車イヤホンは問題なかったので常に聞いておりました。

のでmp3プレイヤー、携帯、デジカメの電池も3つの充電が毎日必要。

コンセントが足りない時用の増設コンセントも必須でした。

充電類を取り込んだ後は洗濯物の取り込み。

マンガ喫茶はパソコンが大量に設置されているので空気がとても乾燥しています。

なので手絞りの洗濯物も翌日にはパリパリに乾いているのです。凄い。

忘れ物をチェックして出発準備完了にも30分ぐらいかかります。

起床後1~2時間でマンガ喫茶を出発。

出発後も荷物を括ったりサイコンのデータをメモしたりするので

すぐには出発してなかったりします。

この後は本編の部分ですね。未読の方は本編もどうぞ。


1日の内訳は

・マンガ喫茶12時間

・自転車~8時間

・観光2時間

・食事とお風呂2時間~

を軸にして計画しています。

マンガ喫茶の時間が短い時は観光に回してます。3日目とかがそうです。

宿泊地に着いた後はお風呂屋さんに行きます。


スーパー銭湯に必ず行く理由

マンガ喫茶の中にはコインシャワーがあったりもするのですが

一度も使う事はなかったです。ほぼ毎日スパ銭通いです。

目的は一日の頑張ったご褒美、特に脚のケアはココでしかできません。

もうひとつは地元感を感じる事が出来る、ですかね。

方言を一番味わえるのがお風呂なんじゃないでしょうか。

ついでにココで洗濯もします。石鹸でジャブジャブするだけですけど。


夕飯は食べ終わってる事が多いのでお風呂ででさっぱりした後は

マンガ喫茶に向かいます。到着したら一度荷解きと荷物整理をしてから入ります。

マッサージルームに着いたら朝やった事の反対作業です。

3種の充電を済ませて洗濯物を干す。

それが終わったら出発時間と睡眠時間を逆算して自由時間を計算します。

この到着後と出発前の作業に2時間はかかるので睡眠時間を考えると

8+2で10時間は最低欲しい。8時間は忙しなさ過ぎて辛いし眠い(3日目)

自由時間を得るには12時間は欲しいのです。

せっかくのマンガ喫茶なのですからマッサージしながら

ココア片手にマンガ読みたいじゃないですか。

そしていつの間にか眠りに落ちて…。


また朝が始まります。

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