第十二考「カクヨムで読んで貰う為には② あらすじについて考える」
そうです。 あらすじです。
前回、キャッチコピーのお話をしました。
あらすじは、そのキャッチコピーに心を少しでも動かされ、ページを開いてくれた方に、物語の一ページ目を見てもらう為の、重要な部分です。
ある程度、本編の内容が分かる物にしないといけないのは勿論、そこで一ページ目をクリックしてもらう為に、興味を持ってもらう為の内容にしなければなりません。
正直私は、このあらすじを書くのが苦手です。 どう書いて良いか、アドバイスできる事がない。
ただ、上記で言った様に、ここが本当に読んでもらう為に、重要な事は理解しているんです。
なので、これは私の場合なのですが、自分があらすじを読んで、先の展開が少しでも想像できる物、今後の展開が無数に想像でき、期待が持てる内容で書く様にしています。
ちなみに、アイエル様の最強執事のあらすじはこんな感じです。
―――――――――――――
元殺し屋で執事の少年と幼馴染で人見知りお嬢様が、常識の壁をぶち壊す!
マフィアの抗争から始まる異世界転生物語。
孤児だった少年は、マフィアに拾われ、何時しか黒き死神と呼ばれる、凄腕の殺し屋へと成長を遂げた。
だが、その力を持ってしても、抗争の中で恩人のボスと、自分を慕う少女を殺され、さらに自らも命を落としてしまう。 後悔を胸に生涯を閉じた男は、前世の記憶を持ったまま、執事の息子、三歳児の幼児へと転生していた。
そして、初めて知る本当の家族の温もり。 周りの人は自分に優しく、ただ優しさに包まれる日々。
この日常を、本当の家族を、大切な人を今度こそ護り抜く。 そう心に誓ったロゼの、因果を巡る転生執事ライフがココに始まる。
そして…… 壊れた運命の歯車は、異世界で再び廻りだす。
転生最強系幼児(執事)×天才魔道幼女(お嬢様)の厨二感ほのかに漂う異世界生活がココに開幕。
―――――――――――――
あらすじと呼べるのかどうか、自分でも自信がないのですが、とにかく本編の内容が少しでも伝わる様に、大まかな序盤の流れと、どう言った人物が登場するのかを明確にし、キャッチフレーズ的に考えた「壊れた運命の歯車は、異世界で再び廻りだす」と言う言葉を前面に押して、異世界での今後の展開に幅を持たせた物にしました。
こうする事で、前世と転生後の世界を繋げ、新たな物語を創造しやすくしてみたのです。
正直、これでちゃんと出来てるか分からないのですが、ここで内容的に遭うか遭わないか、読者には判断がつくと思ったからです。 そして、内容的に遭いそうと思ってくれた方に、今後の展開を少しでも想像させれる内容になっていれば、きっと一ページ目をクリックしてくれると思って書いてます。
本当であれば、こう他の作家さんのあらすじなんかも、こう言ったあらすじに引かれて読み出しただとか、そう言う例をあげたかったのですが、勝手に紹介するわけにも行きませんので、これは各々が、他の作家さんのあらすじを読んで、このあらすじ面白そうと思った内容を参考にしてみるのが、一番いいかも知れません。
あなたは、そのあらすじの何に引かれたのか、それを考える。 それを自分の作品のあらすじに生かすようにする。
それだけでも一ページ目をクリックしてくれる人は増えるはずです。
私も偉そうな事を言えるほど、文才は無いので、日々勉強なのですが(苦笑)
それでも、何も考えず、なにも参考にせずにやるよりは、確実に一話目への誘導の仕方が変わってくるはずです。
皆さん、試行錯誤しましょう。 いくらでも書きかえれる。 それが「あらすじ」と「キャッチコピー」の良い所で、人を呼ぶための最大の武器になるんです。
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