第十一考「カクヨムで読んで貰う為には① キャッチコピー編」
前回までの「物語の始まり方を考える」で、とりあえず舞台が整ったとしましょう。
正直それだけで、上手く人を引き付ける作品をつくれるかどうかは、分かりません。 人それぞれの好みもありますし、構成力も問われてくる事なので、その後の展開は、その人の努力次第。 アイデア次第です。
起承転結をちゃんと意識できているのか。 読者の好奇心をくすぐり続けれるかがその後のPVに大きく関わってきます。
いくら最初の掴みがOKでも、徐々に興味がなくなっていったらそこで終わりですから……
ほどほどに先の展開の伏線を入れ、事件を起こし、テンポ良く物語を進めるしかないのです。
それが一番難しいのですけどね(苦笑)
と言う訳で、ここからはせっかく書いた物語を、読んで貰う為に必要な事を書いて行こうかと思います。
手に取って貰えなければ、一話すら読んで貰えない訳ですから……
これもなかなか難しい課題です。 私自身も上手くできているか謎なのですが、他のエッセイ等を読んで実践してる事を、ここでは書いて行こうかと思います。
皆さん、キャッチコピーはどうやって決めてますか?
おそらく、カクヨムでは、本当にページを開いてもらう為に、もっとも重要と言っても良い。 考えて、試行錯誤しなければならない所だと、私は考えています。
一度キャッチコピーをつけたら、そのままと言う人もいると思います。 それで読者が増えてるなら問題ないでしょう。 増えてる間は変える必要はないと思います。 それはちゃんとキャッチコピーがキャッチコピーとして仕事をしてくれている証拠ですから。
では、まったくと言って良いほど、読まれないと言う人はどうでしょう。 そのキャッチコピー。 読者の心をくすぐる内容になって居ますか? 何が言いたいか分からないキャッチコピーとかになってませんか?
読者の期待感を持たせれる内容になっていますか?
キャッチコピーはいくらでも替えれるんです。 反応がイマイチだと感じたら、本編の内容にそったキャッチコピーを考え直し、何度でも替えればいい。 後、文字の色も大事です。 自分が書いているジャンルで多く使われている色目よりも、その中で目立つと思う色目を選択するのも大事です。
私も何度もキャッチコピーは変えました。 その度に人は確かに動きます。 前回のキャッチコピーではそそられなかった人が、今回のキャッチコピーで心を動かされたと言う証拠です。 でも同じキャッチコピーで万人に刺さる物を考えるのは至難の業です。
読者が停滞したなと感じ、必要であれば内容にそって色々替えて見ましょう。
数打てば当たるです(笑)
そして、キャッチコピーの書き方に悩んでいる方。 一度コピーライターの方が書かれている、私も凄く参考にさせて頂いた創作論があります。
私のフォローしている小説の中にあるのですが、コピーライターの方がかかれた創作論です。 ここでURLを勝手に貼るのは、なんか気が引けるので、気になる方は私のフォロー作品から探して見てみてください。
きっと創作の参考になるはずです。
【追記】
一つ、書く事を忘れてました。
キャッチコピーにたまに書かれている「○○PV感謝」の文字。 これ、ある程度PVが多く無いと、逆効果です。 せめて「1万PV」くらいまで行ってからの方がいい。 あと、キャッチコピーを目立たせる為に、【】←使うのも効果的です。あとは■とか◆とか、黒塗りの目立つ文字で挟むとかすると、さっと流し見したときに目につきやすくなる効果があります。
ちょっとした裏技ですが、試して見るのもいいかもしれません。
みんながみんな、やりだしたら効果薄くなるだろうけどね(苦笑)
次回は、ページをクリックしてくれた人を、一話へと誘導する為の重要な「あらすじ」の話をしようと思います。
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