第十三考「文章の書き方を考える① (話し言葉)と(書き言葉)」
今回からは「ライトノベルの書き方」を考えて行こうかと思います。
ちなみに小説の書き方ではありません。 私は小難しい小説なんて書けないので、そう言ったのを書きたい人には、あまり意味のない事かもしれません。
と言う訳で、先日、なろうの方でものすごい量の誤字脱字報告を頂きました。
(156件)とか、ある意味、良くここまで書いたなと……
いや、正直なところ、普通の誤字脱字報告は本当に助かってます。 自分でも気付かなかった所を多数指摘して頂いて、感謝の言葉しか浮かびません。
ただ、今回頂いた大量の誤字脱字報告を見て思いました。
それは、あなたの書き方ですよね? と……
わざとやってる事や、調べて見ると間違ってない事まで報告されると、こちらとしても対応に困ってしまう訳です。
報告頂けるのは、本当に有難い事なのですが、申し訳ないと思いつつも殆どほ報告は無視しました。
と言う事で、指摘された部分で、考え方の違いが多々あったので、それをネタに「ライトノベルの書き方」を自分なりに考えて行こうかと思います。
それで今回はタイトルにあるとおり、「(話し言葉)と(書き言葉)」に提起して考えて行こうと思います。
指摘のあった文面は「いろんな意味で」と言うキャラの思考内の台詞。
これは「いろんな」と言うのが(話し言葉)に該当する訳ですが、それをわざわざ(書き言葉)の「いろいろな意味で」と指摘されてました。
一人称視点で話が進み、登場人物の思考で話が進む以上(話し言葉)であってもなんら問題ないのです。 むしろ(話し言葉)の方が望ましいとさえ思える。
勿論(書き言葉)でも間違いではないのですが、はっきり言ってこの場合は正解ではない。 だって一人称視点の(話し言葉)なのだから……
恐らく、この方は台詞内の「いろんな」であったり、「いっぱい」「やっぱり」「ちょっと」「すいません」だったら指摘してなかったのだと思います。
多分、三人称視点とかで書かれて居られるのかな? だから地の文の「いろんな」と言う言葉に反応した。 そう言う事でしょうか?
一人称視点で、台詞では「いろんな」と言って地の文で「いろいろな」ってわざわざ使い分ける方が不自然でしょう。
そう言う訳で、結論から言うと、同じ意味でも書く内容によって、それが(話し言葉)なのか(書き言葉)なのか、特にライトノベルの場合、(話し言葉)にした方が人の魅力が引き立てられると私は考えてます。
だれも娯楽で読むのに、堅苦しい文面なんて読みたくないです。 フレンドリーに行きましょう(笑)
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