第二考「自主企画の読み合いについて」
いきなりぶっちゃけます。
何様だよテメーってぐらい、いきなりぶった切ります。
はっきり言って読み合い企画、意味ない。 時間の無駄。
なので、私はほとんど読み合い企画に参加していません。(参加してない訳ではない)
Q・何故か?
A・大抵読み進めても、その作品がなぜつまらないかが分るだけだから。
そんな苦行意味ある?
そもそも、読みあい企画って、半分読むのを強制してる企画ですよね? 勿論中にはアタリの作品もあるでしょう。 そう言った意味合いでは参考になるとも言えます。 ただ、 圧倒的につまらないと思う方が多いのでは?
そして生まれる、一話やプロローグだけがやたらとPVが伸びた作品の山。
プロローグや一話から三話くらいしかPV伸びてないなら、私ならそこでその作品に手をつける前に切ります。 だって読んだ人がつまらなかったから、続きを読んでないんでしょ?
じゃ読むだけ時間の無駄ですよね?
そんな状態の作品をダラダラ連載続けるくらいなら、まずは起承転結の起の部分を練り直してアレンジして書き直した方が良い。
漫画でも言えるけど、一巻がつまらない漫画はだいたい続かない。 私の部屋には一巻表紙買いで失敗した作品が山の様に眠ってます。
始まりは物語を構成する上で、一番のキーになります。 絶対ここでつかめないなら、その作品の始め方の、どこがいけなかったのかを、客観的に考えた方が、今後の作品を書いて行く上で、よほど自分自身の為になると私は考えます。
いっその事、半年くらい眠らせて、設定も何もかも忘れたころで、読み直した方が参考になる。 書いた本人がつまらないと感じたらそこで終わり。
読み手は設定も何もない状態から作品に入って行くのです。 ほかの創作論でも書いてありましたが、だれも設定資料集なんて頭に入れてから、物語を読もうなんて思いません。 再度読み直しても面白いと思うなら、何度でも書き出しを変えて、読み易さに重点を置いて、再投稿しなおせばいい。
これは自虐的に自分の作品を例に挙げて言いますが、私の作品の場合、変態チートがその例です。 これは設定をネタにする為に、あえて設定を全面に押したのですが、序盤の登場人物の多さや、設定をいっきに公開した事で、やはり予想通りダメでした。 書き直すとすれば、登場人物を絞って徐々に増やして行く方向で書き直すでしょう。 やっぱりガヤガヤ感を序盤に持ってきたのは失敗です。
後、この変態チートは、キャッチコピーとかでどれくらい人がくるのかを知りたかったので、なるだけ目を引く目的で、実験も兼ねてノリと勢いで書いたので、正直、早々に打ち切りました。
勿論、その読み会い企画に参加している、読まれていない作品からも、学ぶ事はあるでしょう。
何故その作品が読まれないのか、それを知るために読む。 全然アリです。
でも、読まれない作品って共通してるんですよ。
ぶっちゃけ、 先に書いた通り、起承転結の起、物語の導入に失敗してます。
読み手の心を掴めてません。 先が気になる展開を書けてない証拠です。
後は、自主企画の義務感だけで、別に興味のない作品を読み始め、自分が好きでないものだから続きが気にならない。 読んでもつまらないから感想だけ残して終了。
なんの意味があるんです? 面白さは十人十色。 人それぞれツボは違います。
読み合い企画で、いくらその中で、自分の好みに近しいものを選んで、読んで見ようとした所で、このタイトル気になる! だとか、 あらすじ見て面白そうだから読んで見ようだとか、そう思ってない時点で、その作品を最後まで読んで貰える確立はかなり低いと言えます。
つまるところ、つまらない作品を、自主企画で何個も読むより、面白い作品を見つける為に自主企画を作り、面白いと思う作品を何個も読んで、どうやって自分の心を掴まれたのかを考え、それを自らの作品に投影すべきである。
そう、私は結論づけます。
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