タイトルのつけ方と読みたくなる作品の傾向
自主企画に参加していると他の参加作品もチェックします。
たくさんの作品が並ぶ中で読もうと思うかそうでないかの違いは、タイトルに集約されていると思います。
ごちゃごちゃしていたり、中二色が強すぎる印象があれば、とりあえず読まずに次行ってみようとなることが多いです(笑)
あえて言うまでもないですが、あらすじに比べると文字数がコンパクトなので、短い文章に厳選した言葉をはめ込む必要があります。
また、昨今では異世界物は読まれやすい傾向にあるため、タイトルに「異世界」と入れるのは正攻法に近いような気もします。
もちろん、異世界物ではないのに「異世界」と入れるわけにはいきませんが(笑)
例えば漫画なら「金色のガッシュ」とか「鬼滅の刃」みたいにキャッチ―でシンプルなタイトルが好例ですが、ウェブ小説では異なります。
読み手はどこの誰とも知らぬアマチュアの書いた小説を読むか読まないか、この判断を下すために短時間で作品をピックアップしていると思われます。
そのため、書き手的(私もそうしたくなりますが)にカッコいいキャッチコピーなタイトルをつけても、読み手からは単に情報不足に映る可能性は否めないわけです。
個人的には、「異世界+〇〇+□□生活」ぐらいの方がシンプルで気になります。
少なくとも、異世界で何をするかが分かりやすいですし、コンパクトなタイトルをつけられる書き手なら、ごちゃごちゃした文章を書かなそうな点もいいですね。
それで、タイトルが気になったら、あらすじに目を通して本文を読む。
だいたいこんな感じの流れでカクヨムで読む作品を選んでいます。
先述したように傾向としてですが、タイトルやあらすじの時点で文章にまとまりがないと本文も読みにくいことがあるので、タイトルとあらすじが洗練されている方が読んでみようという気持ちになりやすいです。
例えるなら、タイトルとあらすじは玄関みたいなものでしょうか。
玄関が整理されていないのにリビングがピカピカの家って、ちょっとイメージしにくいですし、玄関が綺麗なら他の部屋も整理されている可能性は高いと思います。
私自身、精進の日々ですが、分かりやすさと文章のまとまり=執筆スキルに反映されることだと思うので、不要な部分は削り、簡潔な表現で伝えられるといいのかなと考えています。
完全にパクるのはモラル的にNGではありますが、人気の作品を参考にすることもありだと思います。
特にタイトルはトレンドが反映されやすいので、そこから人気作につながるアイデアが見つかることがあるかもしれません。
今回の内容をまとめると、
・タイトルがシンプルな方が読み手に伝わりやすい
・個人的には簡潔で分かりやすい作品を選ぶことが多い
以上になります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます