第14話 進路
無事学校が終わり家へと帰り着いたタイミングで携帯がなった。
見てみると昼送っておいたメッセージの返事で3人とも返してくれていた。
【私は都内の国立大学に行くつもり。】
【俺は結衣と同じ大学に行くつもりだ。】
結衣と康太は元々頭がいい為2人で国立大学に行こうと前々から決めていたらしい。
【俺は都会の方で音楽の勉強をしようと思う。】
春樹は地元を出て本格的に音楽をやりたいと、聞いたことがあったが本当に行くとは思っていなかった。
【春ちゃんは?】
【私は…まだ決めてないかな!】
本当は前からやってみたいと思っていたことはあるが私はそれを誰にも言ったことがなかった。
【でも、もうさすがに決めた方がいいぜ】
【そうだな。康太に言われたら終わりだぞ春】
【康太だってつい一昨日まで迷ってたくせに人に言える立場じゃないわよ!】
そこからはいつものようにふざけた会話が始まった。
次集まる予定を決めて私は結衣に寝落ち通話に誘われ康太の愚痴&惚気を聞きながら寝た。
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