第4話【Battle Start】
翼を広げて空を飛んで飛び掛かるロダンを回避する天使。
槍でロダンを貫こうとするがロダンも回避する。
「おぉ、 初めて回避できたな」
「まぁね、 何度も槍で貫かれているし」
天使は地面に突き刺さった槍を抜こうとしている。
ロダンは剣で天使を斬る。
天使にダメージが入る。
天使は地面に突き刺さった槍を抜こうとしている。
ロダンは剣で天使を斬る。
天使にダメージが入る。
天使は地面に突き刺さった槍を抜こうとしている。
ロダンは剣で天使を斬る。
天使にダメージが入る。
天使は槍を抜く事を諦めてロダンを殴った。
「ふぎゃ!!」
「おっと」
吹っ飛んだロダンを避けるデッド。
倒れたロダンの体を持ち上げて地面に脳天から叩きつける天使。
ロダンは地面に突き刺さり気絶した。
「おーお、 えげつねー、 パイルドライバーかよ」
デッドがにやにやしながら天使に言う。
「いやこっちも剣でバカスカ斬られてるからね?
こっちもダメージ結構入ったよ、 数字で言うと・・・そうね
大体58位の体力が削られたよ」
「三回斬られて58じゃあロダンも浮かばれないな
それでトドメ刺さないのか?」
「いや、 今回は気絶しているし良いでしょ
それにしても槍の攻撃に対応出来る様になるなんてねぇ・・・」
「コイツもお前もワンパターンだしなぁ・・・
今まで5回槍で攻撃して初めて回避出来た
やっぱコイツ剣とか武術の才能無いよ」
「憧れと得意な事は別でしょ、 それに今回は対応出来た
才能が無くても努力で何とかする子って好きでしょ」
「大好きだなぁ、 才能にふんぞり返る奴よりもずっと良いよ」
「よいしょっと」
天使が地面に突き刺さったロダンを引っこ抜いた。
「しかしコイツもまだまだ要勉強だなぁ・・・」
「そうだね」
嬉しそうに天使は言った。
「おいおい、 嬉しそうじゃ無いか」
「お役目だからね、 勤められるのは嬉しいよ」
「おーおー、 天使は勤勉だなぁ」
「貴方だって勤勉じゃない、 貴方以上に真面目に働いている奴は知らないわ」
「そうか? 寧ろ俺は結構サボっているぞ?」
「またまたぁ、 私より凄い働いているじゃない」
天使はロダンの顔に着いた汚れを濡れタオルでふき取りベッドに移動させた。
そして布団を被せて頭を撫でる。
「おやすみロダン」
「良い夢を!!」
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