第33話 バイバイ鳥さんの島(後編)

 人間の皆さんおはようございます、ナレーターのサトリです♪不死鳥島での思い出作りをしたもぐもぐガールズの皆んなも島とお別れ。そのため近海のヌシ、星獣グランマケートスにご挨拶しに行くのでした。


 天界時間9:53 不死鳥島 羽ヶ先浜


 杏:シート敷いたですか?


 ハル:はい、姫様。いつでも大丈夫でございます♪


 小雪:んじゃ、プリシラちゃん呼ぶべ。プリシラちゃ〜ん!


 プリシラ:あ〜い!


 小雪:おむちゅ替えるっぺよ〜♪


 プリシラ:おむちゅ〜♪


 リタ:は〜い、プリシラちゃんゴロ〜ン♪


 プリシラ:ゴロ〜ン♪


 木花:皆んな、赤ちゃんはあまりお尻を持ち上げ過ぎるとミルク吐いちゃうから少しだけ上げてね〜!


 夏希:あいよ!  


 雛オーライ、オーラ〜イ・・・はい、しゅとっぷ!


 ミシェル:いくっスよ〜!


 シャルロット:どんと来いですわ!  


 2人:せ〜・・・のっ!


 息を合わせて古いオムツを引っ張る


 木花:今です!


 ミリオンナンバーズ達が瞬時に新しいオムツを敷く


 ミオ:お姉しゃん達ナイスアシストでにゃんすぅ♪


 一斉に照れるミリオンナンバーズ


 詩織:貴様等、閣下のお褒めのお言葉をたまわり調子に乗るなよ?ほらボサッとするな、ベビーパウダーをお尻に付けるのだ!


 ミリオンナンバーズ達:はっ!


 ミシェル:おっ、流石はジェネラルタイプのヴァルキリー詩織さん。的確な指示っスね♪


 プリシラ:しゅっきり〜♡ね〜ね、あいがと♪


 杏:お婆ちゃんにご挨拶しに行くです!


 海から姿を現すグランマケートス


 ケートス:おんや?皆んな揃ってどうしたんだい?


 杏:杏達は今日帰るです!


 ケートス:そうかい、寂しくなるねぇ。


 杏:また遊びに行くです♪


 ケートス:そうしてくれるかい?そうしてくれるとオレも嬉しいからよぉ♪


 木花:はい、皆んなでせ〜の・・・


 全員:お世話になりました!


 ケートス:あいよ、いつでも来ておくれ♪


 海に潜ると入れ替わりに迎えの船が到着し乗せる


 ちびっ子達:バイバ〜イ!またね〜♪


 木花:良い思い出作りでしたね♪


 ローザ:明後日には師匠達も魔界に帰ると思うと寂しくなるなぁ。


 小雪:何言ってんべ、呼べばおさはいつでも来るから寂しくないべ?


 ローザ:まぁ、そりゃそうですけど。


 ???:待って〜!


 ローザ:あ、あれはまさか!  


 ちびっ子達:誰〜?


 ローザ:ヘラさん何で来たの。


 サトリ:こちらは14天界王西洋サイド筆頭ゼウス様の奥さんでヘラ様。どうしてここに居るのでしょうか?


 ヘラ:小雪ちゃんはどの子?


 小雪:小雪はオラたべ。


 ヘラ:そうなのね!はじめまして、私はヘラ。おばちゃんね、小雪ちゃんにお料理教えてもらいに来たの。


 ローザ:ヘラさんが⁉︎


 小雪:おばちゃんだなんて変な事言うべな、どう見てもお姉ちゃんだっぺよ。


 ローザ:師匠、この女神ひとは見た目こんなですけどお姉さんじゃなくておばあちゃ・・・


 ローザの顔面にエルボーをする


 ローザ:おぶぅ!


 ヘラ:お願い出来る?


 小雪:ええだよ♪


 ヘラ:ありがとね♡


 ローザ:え?まさかついて行く気なの?


 ヘラ:当然でしょ?主神しゅじんは国際会議で会えないから暇だし。


 小雪:オラは別にええだ〜よ?


 ヘラ:じゃ、宜しくお願いします♪はい、コレ。


 小雪:何だべ?


 ヘラ:お菓子よ、皆んなで食べてね♪


 小雪:お〜っ!


 ローザ:ええっ!お土産持ってきたの⁉︎


 ヘラ:教えをうんだから手土産を持って来るのは当たり前でしょう?


 ミシェル:そういえばローザ様、小雪ちゃんに弟子入りする時そういう事しなかったっスね。


 ヘラ:あらあらあら、まあまあまあ!そういうのはちゃんとしないとダメよ?


 小雪:オラはそういうの気にしないっペ。


 シャルロット:あ、見えてきましたわ!


 木花:皆んな、そろそろお船降りる準備しますよ〜!♪


 ちびっ子達:は〜い♪






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