第31話 パパさん!ママさん!

 サトリ:人間の皆さんこんばんは、ナレーターのサトリです♪新しくメンバーに加わったプリシラちゃん、そもそもどうして迷子になってたのか気になりますよね。


 天界時間18:37 不死鳥島 鳳岬おおとりみさき


 夕日を眺めるプリシラ


 プリシラ:・・・ぱぱ〜、まんま〜。


 ミシェル:そもそも、どうしてプリシラちゃんはグランマケートスの頭に1人で居たんスかね?


 シャルロット:お供も居なかったですわね。


 杏:パパさんとママさんに会いたいですか。


 プリシラ:ふみゅ〜。


 小雪:・・・うっし!オラにお任せだべ!


 プリシラ:ふえ?


 小雪:こういう時のローザだっぺ♪


 構成員:兄貴、居やしたぜ!


 ???:ったくよ、あのメイドが余計な事してくれるから探すのに手間どったぜ。


 プリシラ:うぅ。


 小雪:プリシラちゃん怖がってるべ。


 陸朗:俺は陸王会若頭りくおうかいわかがしら岩戸陸朗いわとりくろう、そこのバカでかい赤ん坊に用がある。大人しくその赤ん坊をこっちに渡してもらおうか。 


 プリシラ:や〜や!


 小雪:プリシラちゃん嫌がってるべ!


 杏:パパさんとママさんに会わせるです!


 雛:アンタしゃんには渡さへんどしゅ!


 ミオ:メッ!でにゃんすぅ。


 リタ:誘拐は犯罪なんだよ。 


 陸朗:うるせっ!野郎共、その赤ん坊を捕まえ・・・あ?


 辺りを見渡すとうずくまり倒れる構成員達


 構成員A:・・・な、なんて強さだ。


 構成員B:バ、バケモンだ。


 ミシェル:こう見えて仕事柄こっちの方が得意なんスよ♪


 陸朗:クッ!こうなったらコイツ等を人質にして・・・


 突如空が暗くなる


 陸朗:な、何だ?


 ???:話は聞かせてもらった。貴様等、よくも我が娘をさらってくれたな?

 

 プリシラ:ぱぱ〜っ♡


 ミシェル:第4代霜の巨人、ガラハルト・ヨトゥン4世。


 ???:プリシラ!


 プリシラ:まんま〜♡


 シャルロット:ではこちらがヨアンナ・ヨトゥン王妃。


 陸朗を掴み取る


 ガラハルト:メイドの機転でポセイドンの領地に送られていなかったら今頃オーディンに戦争を仕掛けていたところだったぞ!


 陸朗:ぐ、ぐるじい。 


 ガラハルト:貴様等はこのまま4界警察に身柄を引き渡す。ヨアンナ、後を頼む。


 ヨアンナ:ハ〜イ♪


 転移魔法で転移する


 プリシラ:まんま〜♪


 ヨアンナ:私の可愛いプリシラ♡


 杏:良かったです♪


 小雪:パパさんとママさんに会えて良かっただな♪


 ヨアンナ:貴女達のお陰でプリシラが危険な目にわずに済んだわ、なんとお礼を言ったらいいか。


 雛:ウチらも楽しかったとしゅえ〜♪


 リタ:もっと一緒に遊びたかったな〜。


 ミオ:プリシラちゃんと〜、ミオたちはお友達でにゃんすぅ♪


 プリシラ:・・・まんま。


 ヨアンナ:ん?


 プリシラ:プリシラ、ね〜ね達といっちょ。お出かけしゅる。


 ヨアンナ:・・・


 シャルロット:ヨアンナ王妃様、奴等の狙いがラグナロク再戦ならお城に帰るとまた攫われます。こちらには元軍人で魔界宇宙第2位の警備会社のミシェルも居て元保育士も居ます。それに、この子達には14天界王様をお弟子さんに持ってます。私達と共に行動した方が安全かと。


 ヨアンナ:・・・分かりました。プリシラの事、どうか宜しく頼みます。


 プリシラ:ね〜ね達といっちょ♡


 杏:よろしくです!


 小雪:いっぱい遊ぼうべ♪


 リタ:色んなトコ行こうね〜♪


 雛:楽しみどしゅえ〜♪


 ミオ:ワクワクでにゃんすぅ♪


 おこめ:自分が何者か分かったし、自分はここで失礼するっす。ご主人待ってるっす。


 杏:ミルフィーちゃんまってるです!


 小雪:んだな、気を付けてな。


 リタ:ミルフィーちゃんとお友達だもんね。


 雛:気をちゅけてお帰りやしゅ。


 ミオ:ミルフィーちゃんにヨロシクでにゃんすぅ♪


 おこめ:皆んなにはお世話になったっす♪


 飛んで来たフェニックスの足に掴まり不死鳥島を後にする


 おこめ:また会おうっす〜!























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