第14話 おとこってやつは
帽子にサンダル、スウェット。
「ドンキにいくんか?」
姉がキレ気味に言う、
「お前をプリティーウーマンしにいくんじゃろがい」
姉ちゃんアパートの廊下であまり大きな声ださないで…
あと、だいぶ古い映画出してきたね。(1990年)
今回は声に出さず我慢した。
昨日と違って流石に昼間だったから、アパートを出る間に数人とすれ違った。
あれ?こんなやつ住人にいたかな?って顔で見られてる気がする。
ていうか見過ぎ、胸見過ぎ。
二軒隣の中年夫婦、旦那さんいつもニコニコ挨拶してくる爽やかおじさんなんだけど、めっちゃ見てる。わかる、わかるよ、この身体にスウェット、エロいよな。気持ちはわかる。おれでも同じ状況なら見るよ。
でも…でもな多分バレてるゾ。奥さんの顔怖いもん。そして姉も怖い。
男が胸見てるのこんな露骨なんか…
元に戻ったら気をつけよ…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます