八雲様

なんだかんだであのパワハラアルハラ会議が終わった。しかし雨寺様は恐ろしく酔っていた

「雨寺様帰りますよ。」

「うるさいな黒乃。もう少し寝させろ。」

気持ち良さげに寝ている。私だって寝たいのに。仕方ないな。私は仕方なく八雲様を連れてくる。なんだかと言うと。

「こら雨寺、ここで寝るな。大体何なのこんな可愛らしい巫女さんに迷惑かけて大体ね飲ませる方もだけど限度っていうもんがあるでしょうが。」

「うるさい、八雲大体何だこの会議。糞食らえだろう。」

「はあこの会議はねえ八百万の神様が設けたものよ。掟破りしてはダメでしょう。良い寝床を貸してあげるから。さっさと風呂に入って寝なさい。」

「はいはい分かりましたよ。baba。」

「うんと何かしらbabaって聞こえたんだけど。気のせいかしら。どうなの。」

「言っていません八雲様すいませんでした。」

どうやら八雲様の怒りで酔いが覚めたようだ。このようにこの阿呆神を説教してくれるから。

「後で楽しくゆっくり話しましょうね。」

ドタバタと逃げていった。八雲は呆れていた。

「黒乃さんあいつに言いたいことはある。」

「はいそれは山ほど……。」

「ねえ黒乃さんこっちに来て。」

言われるままについていった。…それにしてもここはどこぞの神社と比べて広過ぎる。

「さあどうぞ、欲しいのあるかしら。」

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