ぐうたらな魔女様

@Dfggggggyhhhhh

ぐうたらな魔女様

「ねえかえどっか遊びに行こうよ」




「え〜〜〜家でゴロゴロしてたいよ」




「こんな広い家で1人でゴロゴロしてたってつまらないでしょう




「そんなに言うんだったらりほがどっか1人で遊びに行けばいいじゃん」




「それじゃあ、つまんないじゃんねえ、遊びに行こうよねえてば」




「わかったわかったから私のお腹の上に乗んないで」




「やったー久しぶりにかえと遊びに行ける」




そんなに嬉しいか。




「そういえばこの前かえがネットで売ってた、魔道具、いくら売れたの?」




「500万円ぐらいかな?」




「え!相変わらずすごいわねあんた」




「有名な魔法学校に通ってた時は、いきなり飛び級して卒業しちゃうし、卒業した後はネットで自分の作った魔道具を売ってこの家買っちゃうし」




「そんなこと言ったらりほだって魔法学校、優秀な成績で卒業してたじゃん」




「それはそうだけどさー」




「そんなことより行きたいところがあるんじゃなかったの?」




「あ!そうだった早く行こう」




りほはそう言って部屋の扉を開けて外に出た。




「ねえりほ私と遊びに行きたいところってどこ?」




「ここをまっすぐ行ったところに綺麗な景色の見える山があるから、そこに行ってみようよ」




「あ!それだったら、私の魔法で飛行機を出して、いけば」




「ダメだよかえ普段家に引きこもってるんだから、少しは家でて歩かないと」




「え〜〜〜歩くのめんどくさい」




「いいから行くよ」




そしてかえ達は歩きながら雑談をした。




「そういえば!かえがネットで売ってる魔道具てどうやって作ってるの?」




「いつもは自分で奴隷を召喚して奴隷に魔道具を作らせたやつをネットで売ってる」




「奴隷ってそんなことできるの?」




「うん、できるよ、だって奴隷に9割ぐらい作ってもらってるもん」




「じゃあ!自分はほとんど何もしなくていいってこと」




「そうかな?」




「かえそのうち世界を自分のものにしちゃいそうだね」




「そうかなぁ?」




「かえ着いたよここが私が連れて来たかったところ」




そこは綺麗な景色が見える山の上だった。




「でここで何して遊ぶの?」




「え!」




あ!しまったかえを家から出すことに必死で何をするかまでは決めてなかった、でも、ここで決めないとまた、かえひきこもっちゃう。




「ちょっと待ってて、今考えるから」




「あ!いいこと考えた」




かえは奇妙な笑顔を顔に浮かべながらりほにそういった。




かえのことだからきっと何か裏があるかも、仕方ない、今日は乗っかってあげますか。




「何が思いついたの?」




「人生なりきりスゴロク」




「え?なにそれ」




「まあいいからいいから」




かえはそう言ってりほの手をつないで魔法の杖を空に向けた。




するとかえ達は魔法の光に包まれた。




りほが目を開けるとどこか会場のような場所に入れた。




「ちょっとここどこよかえ!」




「何って人生なりきりスゴロクの会場だけど?」




「なんでいきなり私スゴロクの会場に連れてこられてるのよ」




「まぁまぁ、落ち着いて今このゲームの説明をしてくれる人が来るから」






りほはなんとなく目の前にあるステージを見たそこから1人の男の人が出てきた。




「私が今回人生なりきりスゴロクの司会を務めますレオと申します」




「ちょっとあの人だれ?」




「私が魔法で作り出した奴隷だけど?」




「どんだけ、準備周到なの




「まず最初に、人生なりきりスゴロクのルール説明をしたいと思いますまず最初に順番にサイコロを投げてサイコロに出た数だけ進んでくださいそこにお題が書いてあると思うので、そのお題通りになりきってください先にゴールにたどり着いた人が勝者となります負けた人は罰ゲームを受けてもらいます罰ゲームのルールに関しましては、後でご説明いたしますそれでは、ご説明を終わります」




かえとりほの手元には一つのサイコロが配られた。




「かえサイコロどっちから投げる?」




「りほからでいいよ」




「じゃぁ私から」




りほはそう言いながらサイコロを投げた出た目は3だった。




「よし3だ!」




りほはそう言って3マス進んだ。




そこに書いてあったお題は世界一でかいマグロが釣れて3億円で売れた。




そしてりほは光に包まれたと共に別の場所に飛ばされた。




「ここはどこだろう?」




そこには大きい海があった。




「ここで何をすればいいんだろう?」




かえが悩んでいると目の前に説明文のようなものが目の前に出てきた。




このステージで巨大マグロを釣ってください。




「よしじゃあやるか」




そしてりほは魔法の杖を釣竿に変えた。




そして10時間後、




(ザブーン)




「よし釣れた」




また不思議な光に包まれて3億円と共に戻って現れた。




「よし次は私か」




かえはそう言ってサイコロを投げた出た目は5だった。




かえがそこのマスに立つとそこがいきなりゴールのマスに変わった。




「ちょっとなんでいきなりゴールのマスに変わったの!?」




「なっちゃったんだからしょうがないじゃん!」




「かえ最初からあんた私に罰ゲームをさせるつもりだったのね!」




「大正解!」




「りほの×ゲームは恥ずかしい画像を一緒に寝見よう」




「いやだいやだいやだ」




「まぁいいからいいから」




かえは悪魔のような顔をしながらそう言った。




そして3時間後。




「はあーようやく解放された」




りほは疲れた様子で言った。そしてかえが魔法の杖をかざしてかえ達は不思議な光に包まれた。




「りほまた罰ゲーム付きのゲームやろうね」




「もういやだ!」


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