魔王が勇者になって【七十二日目】

『さあ、さあ、お二人ー！始めるよ！準備はいい？』と師匠は二人に呼びかけた。

『あーいつでもおｋ』

『よっしゃあああああああ！いつでもこい！！』

機械の中に入った2人の確認が取れると機械を起動し始めた。

そして一瞬で終わった。

『馴染のある体に戻ってこれたなー』

『うおおおおおおおお見事に元に戻ってるううううううううう！』と勇者。

他の皆も歓喜に沸いていた。

『すごいでしょ！すごいでしょ！褒めてー☆』と師匠。

『っさっすが師匠すね。まあ最初に師匠がミスらなければこんな面倒なことにはならなかったけれど』

『ぶーぶーまーくんの意地悪！』と師匠。

『これでよーやく振出しに戻った。力も戻って来たし……大戦を終わらせるぞ』

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