210日目-⑯
魔王が勇者になって【七十一日目】
※魔王本人により頭こと以下省略が代筆を行う。
年寄りのような言葉をを使う少女の発した言葉は冗談には聞こえず、そのばにいる人たちを黙られた。
『……悪いがその頼みは聞けないな』と魔王。
『ならば変えよう。命令じゃ。この場で死ぬのじゃ』と少女。
『命令ね、聞くと思うか?』と魔王。
『お主は聞く。聞くしか道はないのじゃ――こうすればな』と少女は魔法を使い私や魔王以外の皆を捕まえ、少女が作った牢屋の中に入れ込んだ。一瞬の出来事だった。
『ぬ、今見ない人間を掴んだな……誰か魔法をかけて潜んでおるのじゃな』と少女。
少女が牢屋の中にとじ閉じ込められた私の存在を見破った。
『おい、ばあさん。俺が死ねが皆を解放するんだな?』と魔法。
『ああ、そうとも。約束は守ろう』と少女。
『そうか………皆じゃあな』と魔王。
皆が、声をかける寸前――
魔王はその場で自決した。
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