208日目-⑧
勇者になって【六十九日目】
『一時撤退!!』
敵兵が慌てて引いていく。
『なんだ……?』
『急に兵が引いていきますね。進軍を諦めたんですかね?』
『いや、その逆だ』
『撃てえええ!!』
――ゴガンッ!!
撤退していくの兵とは反対に背中に大砲を載せた怪獣が進軍してきた。
ガーゴイルが作ったトラップ魔法は敵の砲撃により崩される。砲撃も一回だけでなく数多ある兵器から放射されていた。
『やっこさんも本気出してきたな!』
『マジですか!?』と頭。
『頭は下がってろあぶねーぞ』
『いいえ、わたしも戦えます』
そういえば山賊の頭やってたな。
『あーなら東方面は頭に任せるわ』
そう言って空に飛んだ。
『ええええええええええ!!?それは期待しすぎです!!!!』と頭は叫んでいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます