205日目
勇者になって【六十六日目】
朝、目が覚めると。肩に妖怪が住み着いていた。
『……だるおも』
体がダル重い。妖怪の仕業だ。
『ただ、だるいぐらいで済んで良かったのかもな』
でも、まだ魔力は吸われている感じはする。
いつになったら終わるのだろうか。
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