159日目

勇者になって【二十三日目】

『……なんでメイドさんが助けけてくれたんですか?』

気になったこと尋ねた。

『いや……それはですね、あの子と一緒にいたからなんです』

『あのこ?』

『この子です』

横で寝ている、ラクダに指を向けた。

『この子、私の主人である王女様のペットなんです』

『へー…そうなんだ』

『その傍に貴方が倒れていまして、助けた次第です』

まさか本当に宮廷のペットだとは驚いた。いや、フラグは立ってたか。

『明日、宮廷に王女様がお帰りになります』

……王女様かどんな人なんだろうな。

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