101日目

タイマン場所は魔王城の中央塔の大広間。ここはドラゴンなどとの模擬戦闘を想定してガーゴイルが作ってくれた。

『勝負は、どちらが"参った"というまでだ』

勇者が決めた。もうすでに交渉能力は彼の方が上だ。勇者の案を受け入れた。

それ以外はなんでもアリだという。

『負けた方が一つなんでも勝った方のいうことをきく、というのはどうだ!!』

それも受け入れた。

条件もルールも決まった。勇者が現れてから二日経ってやっと戦いが始まった。

来賓の方は飽きてきていた。なので

『魔王おおおおおおおおおおお!!!!!ぐあああああああ!!……参った』

速攻で終わらせる必要があった。

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