第9話
優月視点
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名前 : ユヅキ イザヨイ
年齢 : 13
性別 : 男
種族 : 人族
職業 :剣帝/月隠
Lv : 58
魔力量 :6330/6330
魔力純度 : 6330
魔力強度 : 6330
技量ランク : S+
スキル : アイテムボックスlv.8 空間属性魔法lv.8 付与魔法lv.6 換装lv.10 魔力炉lv.7 帝ノ威lv.6 解体lv.10 料理lv.10 多重無詠唱lv.5
マスタースキル : 感知lv.10 看破lv.10 魔素操作lv.1 魔銃術lv.1
トランスドスキル:劍帝lv.3 身体超越lv.1
ユニークスキル : 天神ノ才 支配ノ瞳lv.8 獣化:白虎 夜霧lv.1 増幅 月下ノ暗殺者 月夜ノ隠者
称号 : 異世界の英雄 神殺し 死神 絶影 支配者 スケルトン殲滅者 王殺し 神器保持者 月の女神の寵愛 ゴブリン殲滅者 到達者 解き放たれし神の才
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スキルはいつも通り一つずつ見ていくことにする。
帝の威 : 威圧の派生上位スキル。自身より下位のクラスの相手には絶対的な効力を発揮する。又レベルが低い相手にも発揮する。
多重無詠唱 : 魔法補助複合スキル。魔法を多重かつ無詠唱で発動できる。
魔素操作 : 魔力系統の複合派生上位スキル。魔素を認識することができ、又自身と自身に繋がっている魔素を操作できる。
魔銃術 : 銃術の派生上位スキル。魔法を用いて多彩な弾を撃つことができる。
天神ノ才 : 天神の才を授かりし者。その才は何にも制限されることはない。今まで掛かっていた制限が全て解除された本来の状態である。
必要経験値減少(超)、レベル上昇時身体能力、魔力上昇割合アップ(超)、スキルレベル上昇速度アップ(超)、スキル習得難易度低下(超)、→全制限解除
月下ノ暗殺者 : 月下に暗躍する暗殺者。その者に狙われたらもう生きてはいられない。
暗殺系統に補正(超)、不意打ち、狙撃の成功率上昇(超)、暗殺行動時隠密能力に補正(超)、暗殺行動時身体能力上昇(超)
└派生スキル
・漆黒纏 : 漆黒を纏う。
殺傷力上昇(超)、隠密度上昇(超)、呪い付与(止血妨害)
・
殺傷力上昇(超)、急所的中時確率上昇(特大)
・全ては暗殺の為に《オールフォアアサシネーション》: 自身の周りのもの全てが暗殺の道具となる。
自身の周りの物の暗殺への使用時殺傷力上昇(超)、道具の貫通力、切断力上昇(超)
・毒生成 : 自身の体液より毒を生成できる。ただし自身の知る物のみ。
・弱点看破 : 相手の弱点、急所を看破する。
・月下の加護 : 月の下にその加護を受ける。
暗殺系統に補正(特大)、月下での暗殺行動時全能力への補正(大)
月夜ノ隠者 : 月夜に隠れ潜む者。その者は誰にも見つけることはできない。
隠密系統に補正(超)、隠密行動時身体能力上昇(超)、隠密行動時感知に補正(超)、隠密行動時自身の発見率低下(超)
└派生スキル
・生体遮断 : 自身の生体より発せられる反応全てを完全に遮断する。
気配、音、影、存在感、生体反応、熱源反応、等。
・知覚遮断 : 相手からの感知系統を全て遮断する。
感知系統スキル、五感による感知、直感等。
・潜影 : 影に潜り移動可能になる。ただし潜っている最中は呼吸不可。
・隠者 : 自身の存在感オーラを隠し、操作可能。又、ステータスの隠蔽、変装による隠密の成功率上昇。
・月夜の加護 : 月夜の加護を受ける。
隠密能力に補正(超)、月夜での隠密行動時全能力への補正(超)
身体超越 : 身体を超越した者。その身体能力の前では何者であろうと打ち負かされる。各lvごとに特殊スキルが使用可能になる。
常時発動 : 大地の息吹 超加速 千里眼
lv.1 : 限界突破 : 一定時間自身の身体能力を通常時の十倍に引き上げる。
劍帝 : 劍の頂。その劍技の前には誰であろうとも斬り伏せられるであろう。各lvごとに特殊スキルが使用可能になる。
lv.1 : 天乃御劍 : 神気を使用することが可能になる。ただし、使用時間に比例して使用後に代償を払う。代償内容は一定時間の魔力の消失と身体能力の激減である。
lv.2 : 剣舞 : 戦闘中に攻撃を受けない限り自身の速度の上昇と剣の威力の上昇。(連なる重みは統合されました。)
lv.3 : 剣士の成長 : 剣士としてのスキルツリーの開放。
月の女神の寵愛 : 月の女神から受けた寵愛。
月下での行動や戦闘時に全能力上昇(超)
解き放たれし神の才 : 神の才を持つ者の制限が全て解除された証。
スキル《天神ノ才》に補正(小)
以上がスキルについてだ。スキルは以前とは大幅に変化しており、特にユニークスキルが変化したり、トランスドスキルが増えたりと色々強化されたようだ。これは今後彼女との訓練で慣らしていく必要がようだ。《天神ノ才》については後ほど考えることにする。それに称号からは自身の剣技が頂に達したことが分かる。恐らくこれも《天神ノ才》によるものだろう。
さてお次は《剣士の成長》についてだ。このスキルの内容のスキルツリーについて知りたい。そう思うと目の前に表示が出る。
《スキルツリーを開放しますか? YES or NO 》
それに対して“YES”を選択する。すると目の前にスキルツリーが展開されていく。
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名前 : ユヅキ イザヨイ
年齢 : 13 魂位階 : 116
スキルポイント : 142
適性
・魔剣適性 : 0/3
・聖剣適性 : 0/3
・神剣適性 : 0/3
習熟度
・長剣 : 0/10 ・短剣 : 0/10
・小剣 : 0/10 ・大剣 : 0/10
・細剣 : 0/10 ・刀 : 0/10
・太刀 : 0/10 ・大太刀 : 0/10
・短刀 : 0/10 ・小太刀 : 0/10
基礎
・筋力 : 0/20 ・五感 : 0/20
・体力 : 0/20 ・バランス力 : 0/20
・走力 : 0/20 ・自然治癒力 : 0/20
・全耐性 : 0/20 ・直感 : 0/20
特殊
・見切り : 0/10 ・斬鉄 : 0/1
・粉砕 : 0/1 ・二段飛び : 0/1
・衝撃波 : 0/1 ・振動波 : 0/1
・付与増大 : 0/3 ・縮地 : 0/1
・活性化 : 0/1 ・鬼門開放 : 0/1
特殊剣技
・七命剣 : 0/1 ・聖光剣 : 0/1
・
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スキルツリーが展開されると剣に関する項目がずらっと並んでいる。ポイントは張られていないことから今の状態プラスという風になるようだ。スキルポイントはどうやら魂位階と年齢×二となっているらしい。だがこの魂位階がよく分からない。目の前のウィンドウを試しにタップしてみると詳細な画面が表示される。
・魂位階 : 魂の位階を表した数値。魂の容量であり、肉体が許容できる限界値である。
……要は魂のレベルということだろう。ステータスのレベルが肉体のレベルとすると、肉体のレベルが上がると魂のレベルも上がるのだろう。数値的に肉体のレベル一つにつき魂のレベルが二つ相当しているのだろう。
そしてこのポイントを振ることで効果が発揮されるはず。
僕は早速ポイントを振り始める。まず試しに[筋力]に一つ振ると力が漲ってくるのが分かる。僕はその場で軽く体を動かすと確かに筋力が増加しているのが感じられる。これは結構効果が大きいらしく一つ振るだけでも十分な効果が得られる。
それを確認してから時間を少し掛けてポイントを割り振る。そして出来たのがこれだ。
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名前 : ユヅキ イザヨイ
年齢 : 13 魂位階 : 116
スキルポイント : 33
適性
・魔剣適性 : 2/3
・聖剣適性 : 2/3
・神剣適性 : 2/3
習熟度
・長剣 : 3/10 ・短剣 : 5/10
・小剣 : 3/10 ・大剣 : 0/10
・細剣 : 0/10 ・刀 : 10/10
└天刀 : 0/10
・太刀 : 5/10 ・大太刀 : 0/10
・短刀 : 5/10 ・小太刀 : 7/10
基礎
・筋力 : 5/20 ・五感 : 5/20
・体力 : 5/20 ・バランス力 : 5/20
・走力 : 5/20 ・自然治癒力 : 5/20
・全耐性 : 10/20 ・直感 : 10/20
└全異常耐性 : 0/10
特殊
・見切り : 5/10 ・斬鉄 : 1/3
・粉砕 : 1/1 ・二段飛び : 1/1
└八双飛び : 0/1
・衝撃波 : 1/1 ・振動波 : 1/1
・付与増大 : 3/3 ・縮地 : 3/1
└付与超過 : 0/3 └瞬動 : 0/3
・活性化 : 1/1 ・鬼門開放 : 0/1
特殊剣技
・七命剣 : 0/1 ・聖光剣 : 0/1
・奇跡剣 : 0/1
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こんな感じで振ってみた。基礎や習熟度に重点的に振り、残りを特殊や適性に振った。剣技はいまいち分からないので今回は振っていない。またいくつか最大まで上げたものは派生したスキルが出てきた。ポイントはまだ残っているがこれは今後のために残しておこうと思う。
こうしてやることを終えた僕はリーナのいるであろう訓練場に向かった。
訓練場に着く前に歩いているとどうにも身体の感覚が以前と大きく違うと感じる。朝にも思ったことだが今まではどうやら自分で無意識のうちに《神才》に制限を掛けていたらしい。それについては思い当たる節があるため納得だが、問題はこの制限が思ったよりも《神才》以外にもに影響を与えていたことだ。というより《神才》が僕の身体に多大な影響を持っていたことに気づかなかった。何故なら生まれつき備わっていたからだ。だから制限が掛かった後も変化に気づかなかった。
しかしその制限が今別のスキルによって解かれた。そして今までの経験からか進化までした。ならもう縛るものはない。これまでの生活による影響がまだ僕には残っていて、自由に生きようと決めたあの日からもそれが僕を縛っていたのだろう。
僕は忘れていた。人はそう簡単に変わることはできないと。沢山の人と関わる中で何度も見てきた。悪意ある人間は一度更生させたくらいでは心の奥から変わることはできない。善意ある者は裏切られてもいきなり悪には染まれない。恋に落ちた人間はそう簡単にその恋を捨てることなどできない。
全部分かりきったことだった。だから僕もそう簡単にあの頃から変わることなどできないだろう。ならば僕はーーー
ーーふと我に帰るとすでに訓練場に着いていた。僕は思考を切り替えて中央にいるリーナに向かって歩いていく。
今日からは本格的に鍛錬を開始しようと僕は気持ちを込めて腰にある刀の柄を握った…
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今後は毎週月曜日午前0時に更新となります。
ご了承ください。
そして今後もこの作品を読んでくれると嬉しいです。
注)明日は同じく、朝7時に更新します。その後、週一更新となります。
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