第四章の初期プロット
■第四章
■謝罪のあと
動揺を隠せない二人。
最初は催眠術など信じていない二人だったが……。
彩葉の前で響子を操り、響子の前で彩葉を操ることで、催眠術の存在を信じさせる。
ひとりずつ話をすることになった。
英司は、卑怯なことをしていた、と何度も謝る。
イプノスも姿をあらわし、一緒に謝罪を行う。
世界を救うためとはいえ、二人の純潔を奪ったのである。
結局、彩葉も響子も許してくれる。
英司が悩んでいたことに、二人も薄々気づいていたからだ。
むしろ、どうすれば英司の力になれるのか、という話になる。
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人前でも催眠術が使えるという設定のようです。
若干一章で書いていた設定と矛盾が生じていますが、プロットなのでそれくらいのことは日常茶飯事です。
やっぱり第4章ともなると、なかなか見えてきていないというか、かなりぼんやりしてしまっていますね。
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■由真、響子、彩葉の3人とデートをする
催眠を使わずに、三人で楽しい時間を過ごす。
手を繋いでいるだけで、嬉しい気持ちになる。
一緒に話をしているだけで幸せな気持ちになる。
キスをし、性行為なども行い(妹にはしないが)、アモーレを最大まで溜める。
皆と一緒に寝ていた夜、空が再び割れ、赤い光とともに巨大赤竜が姿を現す……。
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やっぱり性行為してる……。
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■巨大赤竜との最終決戦
巨大赤竜との最後の戦いに赴く英司。
イプノスは本来の力を取り戻していた。
とても美しい女性の姿になる。
すべての力を使い果たし、無事、退けることに成功する。
消滅していくイプノス。
またべつの惑星へ行き、巨大赤竜の仲間を倒すのだという。
大人の姿になったイプノスは、まるで本当の女神のようだった。
また、いつか、どこかで会おうと約束をし、イプノスとわかれる。
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なんとか倒せたようです。
これくらいあっさりプロットで書かれていると、実際に本文を書くときには腹が立ちます。
「無事、退けることに成功する」じゃねーよ!
どういうバトルなんだよ! という感じです。
プロットを書いていた過去の僕が許せません。
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■日常
イプノスがいなくなったあとも、響子、彩葉との関係はつづいていた。
催眠術は、もう使えないけれども。ちゃんと、幸せに生きている。
イプノスのお陰で、幸せになれた。
英司は、イプノスと過ごした日々を懐かしむ。
少しだけ、さびしかった。
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こういうシーンもありましたね。
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■ラストシーン
英司は自室の窓から夜空を眺めていた。
イプノスが消えてから、たまにこうやって空を見ている。
また、彼女が降ってこないだろうか、と……。
そのとき、空が白く光った。あのときと一緒だ。自宅の庭に何かが落ちた。
急いで駆けつけてみると、そこにいたのは、あの小さな姿のイプノスだった。
イプノス「いや~、巨大赤竜を倒したことで、しばらく地球が狙われやすい状態になってるみたいなんじゃ。いつ地球が襲われるかわからん。そういうわけで、もうしばらく一緒にいても……良いかの?」
英司 「……仕方ねえな」
そういうわけで、再びイプノスと暮らしはじめる英司だった。
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ここも本文と一緒ですね。
大体、物語の最初と最後だけ、しっかりと決まっていたようです。
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■次巻以降の展開
次は巨大赤竜の仲間が地球を襲ってくる。
イプノスの同僚みたいなやつが隣町に登場。
そいつと手を組んだ人間が、催眠術を悪用し、事件を起こす。
その問題を解決しつつ、最後にはそいつと共闘し、敵を倒す。
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いや、そんな続編あったの?
びっくりしました。
いま、頭の中には別のストーリーがあるので、つづきは書けます。
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そんな感じで、「催眠術で世界を救え!」の初期プロットでした。
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