第三章の初期プロット

■第三章


■催眠能力の強化

二人には好かれている状態なので、命令が可能になった。

また、アモーレの量が溜まってきていることもあり、イプノスが中学生くらいの姿に変身できるように。

(普段は人形サイズ)

いろいろなことが可能になった。

ついになんでも命令できるのだ。

どんなことだって出来てしまう……。

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このあたりは微妙に本文とは違いますね。

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■二人とスキンシップをはかる英司

二人を家に呼び、スキンシップをはかる。

顔をさわってみたり、手をさわってみたり、足の裏や足の指をさわってみたり……。

イプノス「ちょいとマニアック過ぎやせんか?」

英司  「ほっとけ」

イプノス「もっと普通に、キスとかしてみてはどうじゃ」

英司  「……お前がいると気が散るから、あっち行ってろ」

イプノス「へいへい」退散するイプノス。

英司は二人にキスをする。

また、胸を揉んだりもする。

そのまま性交までしてしまう。(本文はそれを匂わせる程度にする)

すべてを終えたあと、むなしさを覚える英司。

喜びではなくて、なぜか苦しい気持ちになっている英司。

幸福なはずなのに……。

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プロット段階では性行為をする予定だったようです。

しかし、そうはなりませんでした。

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■巨大赤竜の襲来2

性交まで済ませ、アモーレは溜まっているはずだ。

しかし、イプノスが想定していたよりも、アモーレの量が少ない。

巨大赤竜が再度到来する。英司はイプノスと共に立ち向かう。

どれだけ攻撃を仕掛けても、巨大赤竜には効いているようすがない。

ありったけの力をぶつけるが、ダメだった。

巨大赤竜の攻撃を受け、英司とイプノスは、ボロボロになる。

イプノスが独断で戦略的撤退を決める。

一時的に空を封印する、という大技を使用し、いままで溜めてきたアモーレを、すべて使い果たす。

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ここが大体三章の終わりくらいと対応してますね。

プロット段階では三章の序盤から中盤に位置していたようです。

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■高熱を出す英司

翌日、高熱が出る。またしても真夏のような日。

彩葉、響子、由真の3人が看病してくれる。

そして、3人は英司にスキンシップを取ろうとするが、英司はそれを拒絶する。

イプノス「なぜ拒絶する? アモーレを溜めなければ、次こそは終わりじゃぞ?」

英司  「……わかってるよ」

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だいたい三章くらいになると、実際に書いていないのでぼんやりしてきます。

僕は書けば書くほど先の展開が見えてくるのですが、このあたりはかなり想像で書いてますね。

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■アモーレ集め

イプノスに言われた通り、アモーレを集めるために響子と彩葉を抱きつづける。

それは作業だった。心は一切こもっていない。

二人から『愛してる』とか『好き』とか甘い言葉を言われる度に、どんどん英司の心が摩耗していく。

イプノスも悩みはじめる。アモーレの収穫量が、想定よりも減っていたのだ。

二人との関係がマンネリ化しているのが原因だ、とイプノスは考える。

由真を抱くのはどうか、とイプノスが提案する。

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うーん。完全にやっちゃってますね。

こうは書きませんでした。そして実妹は良くないんじゃないでしょうか。

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■悩み、苦しんでいる英司と話をする由真

英司は、響子や彩葉の思考、感情を無視して、自分が二人を物のように扱っていることに苦しんでいた。

自由にできるからこその苦しみ。本当は、自分は愛されていないのだ、と考えていた。

由真は、英司が苦しんでいることに気がついていた。

最近の英司はおかしい、どうしてしまったのか、と由真が詰問する。

口論になり、キレた英司が由真を押し倒す。

このまま犯してやる。英司は由真の服を脱がせようとする。

催眠をかけない状態で、無理矢理にやってやる……。

しかし、途中で手が止まる。

世界を救わないと……。巨大赤竜を倒さないと……。

そうしないと、世界が滅んでしまうから……。

なぜか涙が出ている英司。

由真がやさしく抱き留め、「何に悩んでいるのか、ちゃんと話して」と言う。

いままでのことを告白する英司。

由真に対してもひどいことをしてしまった。

泣きながら謝罪をする英司だったが、由真は軽く「許すよ」とだけ言った。

英司「由真の気持ちを無視して、いろいろ……したんだ」

由真「いろいろって何?」

英司「……胸を揉んだりとか」

由真「わー」恥ずかしがる。

英司「本当にごめん」

由真「……べつにいいよ。わたし、兄さんのこと、もともと好きだったし。いや、もちろん、好きって言っても家族のあれだけどね。催眠術とかなくたって、最初から、兄さんのこと、ちゃんと好きだから。安心して。たぶん、他の人たちもそうだよ。ちゃんと話せばわかってくれるよ」

そう言って、由真は英司にキスをした。

枯れかけていたアモーレが復活する。

アモーレの真の力を発揮するには、催眠に頼らない、本当の愛が必要だったのだ。

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うーん、まぁ、本文と近い部分はありますね。

主人公は妹の励ましによって立ち直ります。

そうか、ヒロインって妹なのかな……。

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■二人に謝罪する英司

彩葉と響子の二人を呼びだし、いままでのことをすべて告白し、謝罪する。

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ここが四章のシーンと対応していますね。

どうも、このプロットだと4章が薄くなってしまう気がします。

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