第31話
「ユナンと申します。エクトルが外す間は、私が代わりに薬師殿の護衛を務めさせていただきます」
己の胸に手を当てながら硬質な声で挨拶をくれた青年は堅物そうな空気を醸し出しており、眼光の鋭い深緑の目はどこか懐疑的に見えた。というか、頭上に警戒の色があるから実際そうなのだろう。落ち着いた紺色の髪は全体が後ろに向かってきっちりと撫であげられて綺麗に整えられ、彼の生真面目さを表しているようだった。
「行きたくないなぁ……ユナンなら変な心配はしなくていいけど」
ユナンという代わりの護衛が到着したのだからエクトルは訓練に向かわなければならない。しかし彼は中々薬師塔を出ていかない。その頭上には不安や心配の色である藍色が長く伸びている。
私はこの後調合をするので薬師塔から出る必要もないし、護衛もいるのだから心配など要らないというのに。私は一度誘拐されているので心配になるのも分かるが、王城の敷地内で攫われることなどあるはずもないのだし。
「早くいけ。様子がおかしいぞ、お前」
「俺はね、シルルさんが心配で傍を離れたくなくて訓練にもいきたくないんだよ。誰にも彼女を任せたくないし、
輝く笑顔と共に放たれた言葉は、とてつもなく芝居がかっていて嘘くさかった。だからこそ、これは彼の本音である。そういうことをあちこちで言っているのだとしたら気恥ずかしいしやめてほしいのだが。……まあ、誰も本音だと思っていないのだろうけれど。ただ訓練をさぼりたい口実だと思われていそうだ。
「お前はまた、そういう……女とみれば誰にでもそういうことを言うんだろう。早くいけ」
「いってらっしゃい。頑張ってくださいね」
「……うん。いってきます」
藍色を伸ばしたまま足取り重そうに訓練に向かうエクトルを見送ったら、私は薬の調合という仕事を始めなければならないのだけれど。しかし、気になることが一つ。これを放置して仕事には取り掛かれそうにない。
「ユナンさん、体調が悪いのでは?」
「……いえ、そのようなことは」
そのようなことがあるから言っているのだ。彼の頭上にほんのりと伸びた病の色と、顔色の悪さからの判断である。間違いはないだろう。
線の長さから見て、具合が悪いとは言ってもちょっと吐き気がするとか、頭が痛いとか、その程度の軽い症状だと思う。だから彼はこうして仕事に出てきたのだろうけれど、私は気になって仕方がない。
「朝食は食べられましたか?」
「……いえ」
「朝から気分がすぐれなかったのですか?」
「そういう訳ではなく……朝食を摂る時間がありませんでしたので」
誤魔化すのは無理だと諦めたのか、素直に受け答えをしてくれるようになったユナンの話から察するに、朝食を抜いた状態で朝の訓練に参加してここに来た。朝はどうともなかったけれど、先程から少し調子がおかしい。症状としては軽いめまいくらいなので気にしなくてよい、と言われたがそういう訳にもいかない。よく見れば指先も震えているし、余計な汗をかいているようにも見える。表情だけは引き締めているが、体の不調を隠しきれていない。
(こういうのは甘いものを食べると治るんだけど……)
ここでは外から食事が運ばれてくるので、食材と呼べるものが少ない。症状改善に使えそうなものを思い浮かべたが、砂糖の他に役に立ちそうなものは私が作った携帯食料や栄養剤といったものしかなかった。
申し訳なく思いながらそれらを用意して小さな盆に乗せ、差し出した。砂糖は今朝入れたお茶があったので、それに混ぜて飲んでもらうことにする。直接は口にしにくいだろうし。
「食事を抜いたり激しい運動をしたりするとユナンさんのような症状が出ることがあります。とりあえずこちらを口にしてもらえますか? 多少改善されると思いますので……」
「……お気遣い感謝しますが、護衛任務中ですので」
「貴方が気になって私も仕事になりませんから、お願いします」
具合の悪そうな人間を放っておいて薬の調合に集中などできない。ユナンは私が差し出すもの、そして私を見て警戒心を伸ばした後、ちらりと己のポケットに視線を向ける。その後小さくため息をついて渋々という様子で盆を受け取った。
まず最初に栄養剤を口にした彼の病の線が短くなっていくのを見届けてから、私も調合を始める。今日は仕事以外の薬も作る予定があるので、手際よく調合を進めたい。
(今日の依頼は……解毒薬を五種類か)
そう難しいものではない。ただ、解毒薬というのは大抵不味いので少しばかり舌が疲れそうなのだ。私は自分で作った薬を必ず一口は試して出来を確かめるので、どの薬がどれほど不味いのかよく知っているから。
まあ、最後に個人的に作ろうとしている薬に比べれば大したことはない。すぐに調合に取り掛かった。
――――集中して薬を作っていると時間の感覚がなくなってしまう。依頼の薬を作り終え、個人的な薬も最終段階に入ってようやく意識が薬から離れた。時計を見て、既に調合を始めてから三時間近く過ぎていたことに気づく。今日の訓練は三時間ほどで終わると聞いているので、エクトルもそろそろ戻ってくる頃だろう。できれば彼が帰ってくる前にこの薬を仕上げてしまいたい。そのためには味見をしなければならない。
鍋から薬を匙ですくい、緑がかった黒の液体をしばし見つめる。意を決して口に運び、一瞬で口内に広がる強烈なえぐみと苦みに軽く身震いした。猛烈に不味い。これははちみつを入れるとほんのり甘みがあるだけの薬になるのだが、この前段階の酷い味の出来でしか薬の良し悪しが分からない。この段階で不味ければ不味いほど少量でよく効き、飲みやすければ効果が薄い。私が震えるほど不味いのだから、これは大変いい品質の薬であると判断できた。
片手で数えられる程しかこの薬を作った経験はないが、今までに作った中では最も不味い。これまで口にしてきたすべての薬の中で比べても、指折りの不味さである。
「あの、シルル殿。今、その薬を口にしませんでしたか?」
後ろからおずおずとかけられた声に驚きながら振り返った。私の護衛をしているのはユナンなので、彼以外にはありえないのだが。声のトーンも、私の呼び方も調合を始める前と随分変わっているように聞こえた。
振り返った先にあった彼の色から警戒の色と病の色がなくなっており、新たに短い
私が真剣に仕事をしているのが面白かったのか、別の理由があるのか、わからないけれど不信感のこもった目を向けられるよりはいい。彼とはこの先も付き合いがあるのだろうから、良い仕事の関係が築ければと思う。
「はい。自分で作った薬は必ずこうして試しますので」
「……それは、ええと……あの薬の原液でございましょう? 酷い味だと聞き及んでいるのですが……」
ユナンはとても言いにくそうに薬の名前をぼかしている。堅物そうな彼には口にしにくい名前なのかもしれない。今作っているこれはフェフェリの解毒薬だ。私が口にしたのは原液だが、普通はこれにはちみつを混ぜた物を携帯し、使用の際は水やお湯に溶いて飲む。余裕がない時は溶かす間もなく飲むと聞くが、余程のことがない限りこの酷い味の原液で服用することはないだろう。それでも“酷い味である”という話は知られているようだ。
(原液で試した好奇心旺盛な人がいるのか、それともよっぽど余裕がなかったのか)
以前住んでいた町ではフェフェリの媚薬も解毒薬もほとんど使われていなかったので、私もこの薬に関しては人伝手の情報と家にあった本に書かれていることしか知らないし、詳しくないのだけれど。
私はエクトルからフェフェリの株を貰うことができたのでどちらも作ってはいたが、自分で効果を試したくても、女性の体には何の効果も示さないものなのでどうしようもなかった。強いて言うなら解毒薬の原液を口にすればまずさのあまり涙が出そうになるという症状があるくらいで、他には何もない。
「おっしゃる通り、酷い味です。薬の味見に慣れている私でものたうち回りたくなります」
「そのようなお顔には見えませんが……本当に噂通りの酷い味なのですか?」
黄緑の色がちょこんと伸びて見えた。これは興味、というより好奇心だろう。私が平然と口にしているように見えたので、言われているほど不味いのかと気になったのだと思う。本人が希望するなら味を見るくらいの量を分けるのは構わないが、慣れていない人間が小匙程の量を口にしたら卒倒するかもしれない。
「……試してみたいですか? おすすめはしませんが……試すとしても、ほんの少し舐める程度にした方が」
その時、乱暴に扉が開かれた音が聞こえてきた。私はその音で固まり、ユナンは剣に手をかける。音の方向的にこの家の入口だったので、誰かが入ってきたのだろう。気配を殺しながらユナンがそっと部屋を出て様子を見に行ったが、すぐに「どうした!?」と驚く彼の声が聞こえてきた。
その声で危険ではないと判断した私も駆けつける。そこには戸惑う顔のユナンと力なく壁に寄りかかるエクトルの姿があった。
「熱でもあるのか、エクトル」
「いや、これは……違うと、思う」
体温が上がっているのか頬は赤く染まり、呼吸も少し乱れていて、妙に扇情的というか、やたらと色っぽく感じる。これは目に毒だな、と思いながらその頭上に伸びる茜色の線に気づき、彼がそうなっている原因を理解した。茜色は性的な感情を示している色だから、これは。
「……フェフェリですね」
「ああ、うん……たぶんそう、だね」
「何? ここでは女から渡されるものを気軽に口にするなとあれほど……」
なるほど。ユナンが私の差し出した諸々を受け取りたがらなかった理由はこれである。本当にどこでもフェフェリ入りの飲食物を差し出される可能性が高いらしい。王都の女性は積極的すぎる性格のようだ。色々と怖い場所である。
「ちがうよ、俺、補給水しか飲んでないし……訓練所、結構な人数がこうなっててさ」
「なんだと?」
「訓練所の補給水に入ってたみたいで、みんな、症状でてるから……」
なんてことだ。それは大変な被害なのではないだろうか。この都市の人間はフェフェリ用の解毒薬を常備しているので一服盛られたところで大した問題にはならない、とは言うがこれはさすがに小事とはいえないだろう。
大勢に被害が出るものにどうやって仕込んだのか、後始末をどうするつもりなのか、全く分からない。大勢の騎士に薬を盛ったことになるし、さすがにこれは処罰も免れないだろうに、エクトルがいるだけで理性のねじが吹き飛んでしまう人間がいるのだろうか。恐ろしい話だ。
「俺はここで薬もらうから……ユナンは、向こうを手伝った方がいいかも」
「たしかにそうだな。ではシルル殿、エクトルを頼んだ」
「はい。任されました」
ユナンは直ぐに駆けだして出て行ったので私はエクトルに肩を貸そうと近づいた。フェフェリの薬は効果が出るまでに一時間から二時間程かかるが、症状が出始めてからの進行は非常に早いと書物に記されていた。エクトルの様子を見るに、多量に摂取しているので歩くのも難しくなっている可能性が高い。私の背丈ではほとんど支えにもならないかもしれないが、何もないよりはいいだろう。
彼の頭上によくない色が見えているのも心配だ。半透明で長く伸びているのは悲しみと後悔と反省の三色だ。この薬の症状が落ち着いたら己の行動を振り返り、後悔するのかもしれない。……それにしては長すぎる気もするが。それはあとで話を聞くとして、まずは解毒が先である。
「大丈夫ですか? 椅子まで肩を貸します」
「……ねえ、シルルさん。ユナンと、仲良くなった?」
「今はそれどころでは……」
それどころではないでしょうと言うつもりで見上げた先にあった熱を含んだ目に、頭上に見えた浅葱色の嫉妬に、これは不味い状況だと思った時には遅かった。腕を掴んで引き寄せられて、逃がさないと言わんばかりに腰を抱かれて、待ってと静止の言葉をかけるより先に噛みつくように唇を塞がれる。……これは、不味い。本当に。
恋人同士の私達がキスをすること自体は問題ないし、薬で自制が利かなくなっているのも分かっているので不快感はないのだが、今は別の次元で重大な問題があった。
「ッ――――!?!?!」
唇が重なっていたのはほんの一瞬で、私はすぐに解放され、エクトルは自分の口を押さえて声にならない悲鳴を上げている。顔の赤みは綺麗に引いてむしろ青ざめているので、余程不味かったのだろう。小匙一杯で私が震えるほど不味い解毒薬の味は、まだ口の中に残っているから。
「フェフェリの解毒薬の原液なので、それだけでも効果はあると思いますが……大丈夫ですか?」
無言で首を縦に振っているがエクトルはもうすっかり涙目になっており、予想線もひどく混乱した動きをしていて大変可哀相に思えてきた。全く大丈夫ではなさそうだ。私は悪くなかったと思うのだけど、ちょっとした罪悪感を覚える。とりあえず椅子まで誘導して座らせて、口直しができるようにはちみつを取りに調合部屋に向かった。
彼は原液をなめた程度なので、はちみつの量も少しでいい。グラスにはちみつ水を作り、一応はちみつの小瓶と一緒に持っていく。
(うわぁ……すごく落ち込んでる)
戻ってきた時にはエクトルの様子も落ち着いていたが、俯き加減の顔を片手で覆い隠す姿はどう見ても落ち込んでいるし、予想線から見える感情も地の底に落ちたと言わんばかりの暗さだった。半透明に見えていたマイナス感情の三色もすっかり色づいていて、その落ち込み様を見ていると私まで悲しくなってくる。
(これは、見てられないな)
どうやって励ますべきかと思いながらはちみつ水のグラスを差し出し、声をかけるとエクトルはようやく顔を上げた。作った笑みを浮かべているが、それすらも力ないもので心配になる。それほど心に余裕がない、ということだろう。
はちみつ水を受け取ってそれを飲み干したエクトルは、申し訳なさそうに笑って見せた。……そんな顔はしないでほしいのに。
「ごめんね、シルルさん。俺、こんなことするつもりは……」
「いえ、お気になさらず。私も気にしていませんから。味見していたのがフェフェリの解毒薬でちょうどよかったです、ね」
一瞬で伸びた悲しみと後悔の二色に私は自分が慰めの言葉を間違えたことを悟った。私は気にしていないのでエクトルも気にしないでほしいと伝えたかったのだが、失敗したらしい。笑みを浮かべたまま固まってしまった彼に申し訳なく思いながら、状況を整理する。
今回のこれは媚薬を盛られてしまったことが原因で、私達は恋人関係にあるのでキスという行為自体を嫌がる理由もなく、私にはエクトルを責める気持ちは全くない。だが、エクトルは自分を責めており、強く後悔しているし、深く悲しんでいる。
(エクトルさんはいつも私の意思を尊重してくれるから、そこはすごく気にしてるだろうし)
薬で自制心を揺るがされていたとしても、私の意思を無視した行いに及んでしまったことは彼にとって己を許せなくなる出来事なのだろう。しかも涙が出るほど酷い味だったので、文字通り苦い記憶として一生残ると思われる。こういうのは時間が経てば経つほど深く心に刻まれてしまうし、早々に上書きしてしまった方が傷は浅くて済むと思う。
エクトルが自分勝手にキスしてしまったと落ち込んでいるなら、私も自分勝手にすればいいのではないだろうか。そうすれば、お互い様ということで気にしなくてもよくなる気がする。……こんなことを考える私も、それなりに混乱しているのだろうか。
小瓶のはちみつをひと匙すくって口に運ぶ。本来ならとてつもなく甘みを感じるはずだが、残っているフェフェリの解毒薬の味を中和しているのか優しい甘みが口の中に広がった。私も少し緊張していたようで、その味にほっとして肩の力が抜けていく。……上手くいくといいのだけど。
「エクトルさん、顔を上げてください」
態度を取り繕う余裕もないほど落ち込んでいるエクトルが、いつの間にかまた俯いていたのでそう呼びかけた。どうしたの、と顔を上げた彼に許可を取ることなくそっと唇を重ねる。落ち込んでいるからこそ椅子に座ったまま立ち上がらないのだろうが、おかげでこうすることができた。私と彼は身長差があるから、普段なら届かないし、私から触れることなどできなかっただろう。
先程は一瞬であったし私も驚いていたので分からなかったが、想像していたよりずっと柔らかい感触が心地良い。抵抗もされなかったので数秒そのまま過ごし、ゆっくりと離れた。
しかし、私が離れてもエクトルは目を軽く見張った状態で動かないままだ。抵抗がないとは思っていたが驚いて固まってしまっていたらしい。予想線まで微動だにせず、まるで彼だけ時間が止まってしまったかのような錯覚に陥る。……大丈夫だろうか。
「エクトルさん?」
瞬きすらしないので意識も飛んでしまっているのではないかと思いながら呼びかけた。はちみつを口にしたからもう不味くはないはずなのだが、まだ解毒薬が残っていただろうかと少し心配になってきた頃だ。
ハッと我に返った様子のエクトルの視線が私に定まったと思ったら、素早く両手で顔を押さえてしまった。見えている耳が真っ赤なので、顔も同じような色をしているかもしれない。……予想線は激しく変動しているが見えるのはどれもプラスの感情なので喜んではいるのだろう。
「ちゃんと甘かったでしょうか?」
「……はい……甘かった、です……」
消え入りそうな声で答えたエクトルの頭上から、完全に暗い色がなくなっていることに安心した。きっと苦い記憶を呼び起こされたとしても、この甘さも一緒に思い出すだろうから大丈夫だ。エクトルが元気になってくれれば、私はそれでいい。どんどん長くなる恋の色も見えるし、もう落ち込むことはないだろう。
(……あ。突き抜けた)
長く、高く、伸び続けていた桃色がついに天井に届いてしまった。もうその先は見えないが、まだ伸びているのだろうか。それとももう伸び終わっただろうか。
まあ、でも。どちらでも良い。とても好かれているのは予想線の長さからも、エクトルの反応からも分かっている。それを改めて認識すると胸の内が温かくなって、自然と頬が緩んでいく。私は本当に、心の底から愛されているのだろう。
「俺と結婚してください」
顔を覆ったまま、小さく呻いていたエクトルがぽつりと呟いた。また考えていたことが漏れたのだろうか。
しかし物事には順序というものがあるし、これは正式な告白でもないのだからまともに受け取る必要はないはずだ。軽く受け流すことにした。
「気が早いですよ。耳飾りもまだ作ってないですし」
「……次の休み、石を選びに行かない?」
「そうですね、行きましょうか」
恋人の証でもある色付きの耳飾りは私も楽しみにしているので二つ返事で答えた。するとようやく顔から手を離したエクトルが嬉しそうに「楽しみだ」と笑う。その笑みは本当に幸福そうで、見慣れてきた私ですら息を飲むほど綺麗で。……こんな顔をする彼を人前に出したら大変なことになりそうだと心配になってきた。
エクトルが安全に街を歩ける方法を考える必要がある。あてはあるので、それは後で試してみるとして。まずは彼に携帯用のフェフェリの解毒薬を渡しておこうと思った。
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