第3話襲来


「おいおいにげまわてるだけか?張り合いがねーな」


大男は巨大な剣をふりまわし周囲の建物を壊しながら進んでくる


「どうにかしてあいつに近づかないと」


そう思った矢先相手が消えた


「消えた?どうゆうことだ」

「どこいった?」


2人は武器を構えながら周囲を見渡した逃げる時に住宅街に来たため周囲には壊れた建物の瓦礫が散乱していた


ふと気配がして後ろを見るといた俺はもうこのままだとやばいと思い大男に飛びかかった


「いっけえええええええ」


だが簡単に弾き飛ばされ地面に体を打ち付けられた


「痛っ」


桜井はそれを見ると必死にライフルを撃っているがすべて剣によってはじき返されてしまう



こんなんじゃ倒せない....

学はなんかないかともらった腕時計のようなものをいじったボタンを押すと目の前に画面が出てきていろいろ書いてあったが武器の説明を探した

それはすぐに見つかり開くと説明が書いてあった


「村正改?村正って確か妖刀とか呼ばれてる...」


村正改はあの有名な妖刀とも言われる村正を改良改造したものです。条件を満たすと本来の力が発揮されます。


「だから条件ってなんだよ!!」


説明を読んでるあいだにも状況は変わらないどころか酷くなるばかり


「あーもうふざけんな!行くぞ村正!」


そういうと刀からものすごいオーラが出てきたような気がした




「おーい大丈夫?」

「ん?あれ敵は!?」

「立川君が倒したんじゃん何も覚えてないの?」

「全然覚えてない...」

「なんかものすごいオーラが出てきててあっという間に終わったよ」



学が村正を呼んだあとものすごいスピードで敵に接近相手の大剣を一瞬で粉砕そのままの勢いで相手を切り裂いたのだ


「なんだかよく覚えてないけどこの力をうまく使えるようにできればなんとかなりそうだよ」

「2人しかいないのか...なんか寂しいな」

「そうだねいつもみたいな賑やかさがないのはなんか変」



  ◆


「簡単に倒されましたか...」

「ボスあの日本刀はあんな力があったんですか」

「私も知らなかった。なにせあれを使えるのがいなかったからな」

「知らないことがあるとは...」

「まあこれで張り合いが出てきたということだよ」

「あの力かなりの物...」

「そろそろ一旦戻るとしよう次があるからな」


さっきの戦いのあとに残っていた残骸を集めると怪しげな2人は消えていった



そんな会話が繰り広げられているとは知らず学たち2人は一人暮らしをしている学の家に向かっていた。

理由は簡単だ1人になるのはリスクが高すぎるからだ

敵がいつどこから出てくるかわからない現状で1人になるのは危険だと判断した。


ん?ちょっとまてよ女子とか家にあげたことないんだけど.....

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時が止まった世界で hiro @hiro__06

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