1,運命の出会い?私の婚約者様だそうです。No,1

だって、年齢=彼氏いない歴だもん。クラスのみんなは過去、まぁ現在も彼氏持ちばかりでクラスで1人だけなんだから。年齢=彼氏いない歴同士だった親友の近藤 愛美(こんどう あみ)も去年、サッカー部の同級生と付き合って私とは全然遊べなくなってしまった。で、今日は始業式なんだけど、愛美が急に『今日から、彼氏と登下校するから羅歌も早く彼氏作ってね。頑張れ!』とLINEがきた。まさかの親友との約束をドタキャン!っておもった。おもわず、『うっざw』と返信した。そしたら、『www』というスタンプが帰ってきた。

「こっちこそイケメン彼氏作って自慢してやるんだから。待っててね、未来の私の彼氏!」


― 愛美:ところで羅歌、時間大丈夫?今何時か分かってる?


「あっ!!やっば!」





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自己紹介&他己紹介 No.1 捷見 羅歌(しょうみ らか) 近藤 愛美(こんどう あみ)

 私(主人公)のプロフィール?とかをちょっこと暇つぶしって言ったら変だけど、紹介するね。暗い話になったらすまん!(いや、絶対なるっしょw)まず、硝欧学園(しょうおうがくえん)←高校です)に通ってて部活には入ってない。でも、ある趣味兼仕事をやってる。私の父はもともと、ある会社の社長だったんだけど、倒産しちゃって一気に貧乏生活になっちゃったの。その後、私は学費免除のために首席で入学・卒業を条件で+寮付きでこっちに引越してきたわけ。お見合いは嫌だから絶対、断るんだから。 抜け出したくなるし、ちょうどいいかなって…。あっ、ちなみに愛美とは一年のときからのクラスメイト兼親友。

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「やったー愛美と同じクラスだ~!」

「これで、3年間ずっと同クラになったね。それは嬉しいけど、彼氏と違うクラスなんて最悪なんですけど~」

「別に私と同じクラスなんだからいいでしょ~べ~だ」

ドンッ!

「チッ、どけ」

「は~?そっちからぶつかっておいて「チッ」ってなによ。全くもって教育がされてないこと。」

「ねぇ、ちょっとその発言はやめたほうが身のためだよ…」

「愛美!そんなにおびえてたら、弱い女に見られるよ!あと、あんた私だってもともとはれ…はっ!」

(やっ、ヤバ~い言いかけてしまった。バレてなっないよね…)

「と、とにかく、次はないから、気をつけてね!ほら、行こ!」

「う、うん。」

愛美はその男にお辞儀をしてからこっちにもどってきた。

「この学校にも居るのね。あんなやつが」

「誰に言ったかわかってわかってる?」

「えっ、教育がなってない子…?」

「はぁ、あの人はこの学園を支援してくれてるあの葵家のお坊ちゃんなんだよ!」

「まさか~あんな教育がなってない子が葵家のお坊ちゃんな訳がないでしょ?」

「そのまさかなの!」

「えっ、えぇーーーーーーー!!!!!!!!!!」

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通りすがりほどの同居人 巫琴莉莉 @mikoto_rirei

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