第116話 俺ははめられたのか?(いや、はめたのは俺だが・・・・すまん何の事だか・・・・?)

結局王女様4姉妹は、俺と結婚する事になるらしい。


え?何で?


「なあ・・・俺どうかしてるのだろうか・・・・ちょっと前まで女っ気ゼロだったのに、今は三人のこんな美人な妻がいて、さらには庶民だったのに、爵位を授けられ、今度は王様に呼ばれたと思ったら、4人の王女様とその関係を・・・・俺このままどうにかなってしまうんじゃないだろうか?」


ちょっと落ち着きたいので、3人の妻と共に今後の話し合いをしている。


あ、そういえば、カチヤの父親、子爵様何処へ行ったんだ?あの王弟殿下も見ないし。


意気投合したままどこかへ出かけちゃった?


あ、親方達は従者の控室?で待機しているらしい・・・


「まさかのフェリーネ王女の、ある意味既成事実を作るための罠だったとは・・・・見抜けませんでした・・・・だって本当にあの方呪われていたのですから。」


カチヤが涙目で語る。

今も思い出すと恐怖で震えるらしい。


「ですが・・・・どうしてあそこまで?あそこまでしなくても、王様の命令があればランナル様は4姉妹娶ったでしょう?」


ヘインチェはある程度立ち直っているようだ。


「・・・・一応呪いのせいで、あの呪いは淫魔のだろう?だから、行為が増大してしまったのではないか?キスでいいのに・・・・最後まで・・・・だが解せないのはあの体の動きだ。あれは呪いだったのか?首が逆方向に向いていただろう?」


エリーザベトはそう言うが、それを聞いた瞬間カチヤはぶるっと・・・・あ、涙目だ・・・・少々粗相をしたらしい。


あ、そうだ確か・・・・


どさくさで何やら色々確認していなかったドロップ品の中に、魔法やら魔道具やら色々あったな・・・ちょっと見とこう・・・・


その中に、色々な魔法があった。


その中に・・・・あ、あった、浄化。


取り敢えずこれをゲットし、早速カチヤに。


「旦那様あ・・・・」


いつの間にか旦那さまって言ってるぞ?


そんな事をしていると・・・・4姉妹がやって来た。


「ランナル様、私達を娶って下さい。」


ええと、フェリーネ王女が代表して言ってくる。


あれ?こう言うのって年上が言うのじゃ?


そう思ったのだが・・・・どうやら

アルデホンダ王女は一度結婚しており、まだ結婚した事のないフェリーネ王女をはじめ、リーサンネ王女とローシェ王女の方にそう言った優先権があるらしい。


王族の事はさっぱりだぜ!


結局4姉妹に押し切られる流れで・・・・さらに4人の妻が増える事に。


これで7人?いやいや・・・・どうすんのこれ?実身が持たねえぞ?


え?美女ばかりだからいいじゃないかって?


あんた一日に7回・・・・ヤれるか?

それも毎日?


名実ともに干からびるぞ?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る