第107話 3人の王女様の謎

暫くして、フェリーネ王女は正気に戻り・・・・ひたすら泣いた。


泣きながら・・・その、腰を振るのは・・・・俺はそのまままた果てた。


「うう・・・・だってその・・・・わたし・・・・うう・・・・」


「その・・・何と言っていいのか・・・・」


だが、何を思ったのか、フェリーネ王女は俺に抱きつき?いや既に結合してるからな・・・・キスをしてくる。


それも濃厚なのを。


暫くして・・・・


「ランナル様私、どうでしたか?」


・・・・ええ?


「ああ、その・・・驚いたが・・・・気持ちよかった・・・・」


「うふふ。それはよかった・・・・こんな・・・・きっとこうでもしないと抱いてくれないでしょ?」


うん?今なんか言った?


「私のスキルですよ?どうですか?気持ちよかったでしょ?今までこのスキル発現できなかったのですが・・・・そう、貴方を前にして、初めてスキルが発現したのです。そうであれば、私の生涯の相手は、ランナル様しかいません!」


「ええとよく分からないのだが・・・・その前に普通に接してくれないか?もう限界だ・・・・」


「いいじゃありませんか・・・・」


「百歩譲って!二人っきりの時にしよう!そうしよう!」


「あら・・・・照れ屋さんなのですね?」

そして・・・・


また首が逆方向に・・・・カチヤ達に向かい・・・・喋る。


「奥方様3人におかれては、お見苦しい所を・・・・身分の差があるので、よく耐えて下さりました。これも国の為と思って、見なかった事にして下さいまし。」


そう言ってまたこちらに顔を向け・・・ニコッと笑うその顔は・・・・魔性の気配がした・・・・


だが・王女様は俺から離れる事なく、城までそのまま結合したままだった・・・・


うう!怖い・・・・


そして馬車はそのまま城へ。


気が付くと目の前の・・・・その前、ヘインチェちゃんとカチヤは抱き合い泣いて、震えてる。エリーザベトさんもガクブル状態。


いやあ、あんなフェリーネ王女をみちゃったら、そりゃあ怖いよな、色んな意味で。


馬車が到着し、やっと王女が離れる。


その間、何度果てた事か・・・・


で、何を思ったのか、二人の姉妹に


「舐めて?」


さらにこの3人の王女様以外は震えた。


2人の妹は、ためらいもなくスカートの中に頭を突っ込み、何かをし始めたからだ。


気が付けば・・・・俺も何かかぶせられ、どっちか知らんが何かしてくる。そう俺の股間に。


もう俺も力果て、半ば朦朧としてたから・・・・


「準備は終わりました。」


「綺麗になりましたわ。」


顔をその・・・血と何かに染めた2人がそう言うけど、あんたらが酷い顔してるよ!


で・・・うわ・・・・2人はお互いの顔を舐めあいやがった・・・・


うわ・・・・


その後、ヘインチェちゃんとカチヤはお互い抱き合いながら馬車を降り・・・・俺はエリーザベトに支えられ、降りた・・・・


王族ってのはこんなのばかりなのか?


で、何事もなかったかのように姿を現す3姉妹。


「では、まいりましょうか。」


・・・・俺、やばい所へ来てしまったのか?


この3姉妹・・・・そもそも人間なのか?鑑定には人間と出てるが・・・・


そもそも、首が180度逆になるなんてありえねえし。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る