第105話 王女の冗談は洒落にならんぞ?

「まあ冗談ですけどね?」


フェリーネ王女はそう言って、俺の膝から降りて・・・・無理やり股を開かせ、椅子に座りやがった・・・・


「あ、ちゃんと捕まえていて下さいね?馬車は揺れますから、このままでは私は落ちてしまいますからね。」


小柄な王女は、俺の背にもたれかかり・・・・・ああ、何というか小動物?俺にすっぽり収まりやがった・・・・


仕方なく、お腹を掴むと・・・・


「くすぐったいので、もっと上を掴んで下さい。」


「肩か・・・・」


仕方なく、肩にすると・・・・


「もう少し下です、ほら、両手でですっぽり収まるでしょ?」


そう言って俺の手を取り・・・・俺の掌が、小ぶりながらも良さげな形の胸に誘導される。


「ほら、此処ですよ。」


・・・・思わず揉んでしまう。


仕方ないだろう?男なら、わかるよな?


3人の妻はもう切れる寸前。


カチヤなんかは、己の立場が・・・・相手は王女とわかってるからなのか、我慢している。


エリーザベトが今にも何かしそうだが、やはりわかっているヘインチェちゃんとカチヤに抑えられている。


「あ、あん♪そう、そこですよ・・・・ずっと揉んでいて下さい・・・・素敵な男性に揉まれると、大きくなるのでしょ?」


いや、揉んだからっておっぱいは大きくならんだろ・・・・大きくなるのは、俺の下半身だな・・・・


「まあ、お尻に何かが当たってますわよ?こんな小柄な私でも女として受け止めてくれるのですね?」


何か引っかかるような言い方だな?


王女の顔が見えないが・・・・


それに、俺はいったい何をしてるのだ?

妻を目の前にして・・・・


「あ、皆様ごめんなさいね?これから私が正妻になりますから、慣れてね?」


しれっと何か言いやがる。


会ってまだ時間たってねえのに何が正妻なんだ?


しかもこの王女様、よく分からんが危険な気配がする。そして、さらに暴走し・・・・


「右手はそのまま胸を揉んでて下さいね?左手は・・・ここで、ね?」


何がね?だ?


こいつ・・・自身の股座に、俺の手を躊躇いも無く誘導しやがった・・・・


スカートの中に俺の手は入っていき・・・・湿った何かに触れる?


で・・・その手を取り・・・・


「舐めて?」


俺は背筋がぞっとした・・・


3人も同様な感じだ。


なんだ?ただの痴女では・・・・なさそうだが・・・・


無理やり俺の指を舐めさせられる。


「どうかしら?私の愛液は?」


「・・・・なあ・・・・どうしたんだ?いくらなんでも変だぞ?」


すると・・・・有り得ないのだが、確かに王女はこちらに顔を向けた。

俺に背を押し付けてるのに・・・・だ。


俺はぎょっとした。

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