第95話 それぞれとの結婚

俺は・・・・何故か3人と結婚した、それも急に。


いや、いずれそうなるのはわかっていたし、もう少し後と思ってたが、突然だった。


一応、カチヤが個人的には身分?が上なので、カチヤが先に、その後は、意外だがヘインチェちゃんも親が・・・・騎士拍?一代限りの爵位持ちらしく、次にヘインチェちゃん、最後にエリーザベトさんとなった。エリーザベトさんの親が何者かは知らないままだけど・・・・親に会わなくていいのか?


で・・・ここで大問題が勃発した。


誰が最初に俺と・・・・つまり俺の童貞を誰が貰うのか、って事だ。



いや、女性の初めてと違い、自己申告だからな・・・・


男の場合、女性と行為に及んでも分からないから・・・・


ここは角が立たない様に話し合ってもらうか、分からないようにしてしまうのか・・・・


女性は、何だか揉めていた。


「ここは出会った順番と思うんです!」


出会った順番だけならヘインチェちゃんだろう。次にエリーザベトさん、最後がカチヤ。


「パーティを組んだ順だろう?」


それならばエリーザベトさん、ヘインチェちゃん、カチヤだな・・・・


「ここは、結婚した順番ですよ。」



書類上はカチヤ、ヘインチェちゃん、エリーザベトさんの順番か・・・・


さらには歳の順番とか・・・あ、エリーザベトさん、あとカチヤ?ヘインチェちゃんか?具体的な歳知らんからな・・・・


まさかじゃんけんとか・・・無理だよな・・・・


冒険者としてのランクだとか、自己資金をいくら持ってるとか・・・・

色々揉めた・・・・


俺としては3人を毎日順番でと思ってるが、その最初が揉めてるらしい。


・・・・ここは・・・・3週間、3週間分のくじを作って・・・・俺しか分からないやり方で・・・・するか?


3週間、俺が女性と毎日一人だけと会う。そして・・・・その間の何処で結ばれるか、俺しか分からない方法で記載し、その通りに・・・・結ばれる・・・・3週間は長いな・・・・


だが、それなら・・・3人が3人に、いつ、と聞かない限りは、自分が最初かも?と思えるからな・・・・


俺はそれを話す、


そう、俺が例えば一番長くパーティ組んでるエリーザベトさんが最初だ!と言えば・・・・あとの2人はエリーザベトさんの事をよく思わなくなる可能性がある。


俺が3人の事をどう思ってるか、分かればそれぞれ大変だろう。


実際甲乙つけがたいんだこれが。え・なんて贅沢?仕方ないじゃないか!この年まで童貞拗らせてるんだからな・・・・


あ・・・で、3週間は長いから・・・・1日3つに分け、朝昼夜・・・・これを1週間で、となった。


最初さえ、3人とも終われば・・・その後は怖い・・・・

子爵様が干からびるなと言ってるのはこれか?


3人は順番を決めた・・・・決めたというか、くじで・・・・


こうして・・・俺は・・・・いつどこで誰ととかは敢えて言わない。ある日童貞を一人の女性に差し出し・・・・その後3人と関係を持った後は、もう毎日凄かったとだけ伝えておこう・・・・

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