第81話 成功、そしていろいろな準備

俺には一つ不安要素があった。


それは何か?つまるところ、俺が稼いだ?LRの装備だ。


神が許可?しているが、きっと想定外だろう?


もし機嫌を損ね、やっぱ不正じゃないか!って怒られでもしたら、よくて没収、悪くて・・・・監禁?

何かしらペナリティが課せられそうだ。


なので、その準備もしないといけない。


だが今は・・・・


うう!何だか気分が高揚してる!何せ遠距離の移動が、あっという間に成功したんだからな・・・・さらには・・・・


周りは美女が3人・・・・


相変わらずエリーザベトさんが俺にキスをし、ヘインチェちゃんが半ば強引に抱きつき・・・・その所為でエリーザベトさんが無理な姿勢になってるが・・・・さらに後ろに抱きつかれる気配が。


「ずるいです・・・・」


ああ、もう疑いなきモテ気到来!


俺も凄い事になってんだな・・・・



暫らく美女3人ともみくちゃになっていたが・・・・


だんだんと落ち着いてきた。


何せ今のこの状態が、長く続くか分からないからな。手を打っておかないと。で、俺はまずキスをしてくるエリーザベトさんを突き放し、2人からも距離をとる。


「ちょっと待て!今から大事な話がある!」


4人は場所を移動する。



「なあ・・・・俺のやってる事、分かってるだろ?神とやらの機嫌が悪くなれば、それで終わりだ。なので・・・・手を打っておきたい。」


「手を打つってどうするのだ?」


エリーザベトさんが聞いてくる。


「ダンジョンで・・・・スキルを集め、装備を、ダンジョン産の装備を確保する。そして、さらにその装備のうち使わないのを売り、そお金で・・・・ガチャる!」


「結局ガチャですかあ?」


「まあそう言うなヘインチェちゃん。ちょっと考えがあるんだ。」


「どういう考えかお聞かせ願えますか?」


「ああ、カチヤそれはな・・・・」


俺の考え、それは・・・・残りの使ってないLR、これを売っても、その金でガチャれば万が一がある。


なので・・・・今のうちにダンジョンの下層で稼ぎ、SSR等の装備を確保。そして不要なアイテムを売った金でひたすらガチャると言うものだ。



さらに俺の考えでは・・・・ガチャ、あれは可也運に影響があると感じたから、試してみたい。それには沢山ガチャる必要がある。


「では、ポーテートのダンジョンはどうでしょう?あそこはまだ踏破されていませんから・・・・」


「え?そうなのか?」


「ええ・・・・未だ70層辺りまでですね?それはまあ・・・・SSRフル装備での記録です。ですが、私達はLRのフル装備。親方達にもLRを貸せばあるいは・・・・」


流石に4人で挑むのは無謀らしい。

なので、クランとして挑めば、との事だ。


親方らも稼げてウィンウィンだろう・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る