いざLR!

第31話 LRを獲得する

「よし・・・・LRを獲得する。先ずはどんなラインアップがあるか・・・・見せてくれ。」


「え?本気ですか?」


「ああ・・・・それしかないだろう・・・・実際、俺の能力と言うか、ステータスは凡人以下だぞ?」


「・・・・確かに・・・・酷いな・・・・」


流石エリーザベトさん容赦ねえぜ!


「もっとオブラートに言えねえの?」


「・・・・言う必要があるのか?」


「・・・・ございません・・・・」


「あ・あの、エリーザちゃんもっと優しくしてあげてね?」


「・・・・何て事だ・・・・ヘインチェは既にランナル、君の手に落ちていたのか・・・・」


「なあ、まだそれ言うの?」


はあ・・・・彼女の頭の中の貞操感はどうなってるんだ?


まあそれは今は良い・・・・俺が気にしなければいいだけの事だ。



さて・・・・LRの今のラインナップだ・・・・


「ランナルさん、特別ですよ?ギルドで協力してもらってますから。」


ギルドの奥の部屋で・・・・見せてもらった・・・・・現在のLRのラインナップを。


あ、一応一通りはあるんだな。1~4までは。


5があまりないな・・・・



一応・・・・ショートソードと短剣、ロングソードと・・・・武器は皆剣か。まあ、扱う人が圧倒的に多いからな・・・・槍もあるのか・・・・俺には扱えんから無視だ。


鎧もあるな・・・・あ、靴もあるし、グローブもある。ヘルメットもあるのか、よしよし・・・・装飾品の類はまだこれからか・・・・


何かのシリーズらしいが・・・・まだ実装したてで、シリーズ名が未定になってるじゃないか・・・・


何だこれは。実装早すぎたんじゃねえの?


・・・・ダンジョンだ。ダンジョンに行くぞ・・・・



「先ずはダンジョンに向かう。」


「え?今からですか?」


「今行かないでいつ行くの?今でしょ?」


・・・・ごめん、そんな冷めた目で見ないで・・・・


「まあ君の戯言は良いとして・・・・本当にLR獲得できるのか?」



「やってみないと何とも。」


「ひどいアップデートですからね・・・・修正もまだできていないですから・・・・あ、今緊急メンテナンス入ってますよ?」


「ええ・・・・・ダンジョン行っても意味ねえのか?」


「わかりません。どうします?」


「いや・・・勢いで言ったが・・・意味が無いのならな・・・・」


「だが行くのだろう?」


「・・・・そうだな・・・・駄目元で、やってみるか・・・・」


・・・・

・・・

・・



再びやってきましたダンジョンです!デデン!!


誰もいないな・・・・


「じゃあ・・・・周囲を警戒してくれ・・・・」


「わかった・・・・」


「私もですか?」


「当り前だ・・・・たとえ君達でも、見せる訳にはいかないんだよ。」


さて・・・・やりますか・・・・まずは・・・・ダガーでやってみるか・・・・


俺はいきなり・・・・SSRのダガーを投入した・・・・


”エラー 一度返却いたします。再度もう一度お願いします ”


そして・・・LRダガーが・・・出た。

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