第11話エターナルラビリンス
小鳥がさえずる早朝俺はある事をしていた
「これでよし!」
「おはよ~シュライン・・・ふぇ?!」
「おはよアイカどうした」
「髪色や髪型が派手になってる!」
「おぉそれがどうした?」
「いやいやいくらなんでも派手でしょ!赤と青と金ってしかも色々髪跳ねてますよ!」
「元の髪色に戻してるんだよ昔は派手な髪色やこの自毛が嫌で金髪にしていたんだでも今考えると馬鹿らしくなってこのままでもいいじゃないかと思って髪染めると痛めるからね。」
「だからなんか買おうとしてたんですね。」
「おはようございます・・・皆さん。」
アランは眠そうに起きてきた。
「あれぇシュライン髪変わっていますねぇん?髪が変わってるぅ?」
「あぁ地毛に戻したんだよよしそろそろ集合場所に行くか!」
俺達は支度をし集合場所の酒場に行った。
「まだ来てないようだなおっ来た来た!」
「お待たせ~おっ髪イメチェンか!」
「まぁほんとは地毛だけどな」
「よしじゃあエターナルラビリンスに行くか!」
そびえ立つ巨大な立方体それがエターナルラビリンス俺達はそこに入ろうとしている
「やはり前来た時違うなぁ」
俺が来た時は上に続く階段があったが今来た時は1本道になっていた。
「俺が来た時は3個も階段あったぜ。」
「2人の言ってる事が違う事とはどういう仕組みなんでしょうか」
疑問そうにアランが言った。
「まぁこのダンジョンのいい所は入る度新しくなって新規の宝箱もあるから定期的に入ると結構いいもんも出るんだよ。」
魔道士のラリサが言った初対面の時は傷ついたけど流石にディルガもあんな風に変わっているから大丈夫だろう。
「真っ直ぐ進むしかないし行くか」
真っ直ぐ進むと曲がり道がありまた進むと曲がり道がありそれの繰り返しばっかだった。
「おいおいなんも進展ねぇな」
ディルガが不満そうに言った
「しかし狭いなぁなんか仕掛けとかあったけ?」
俺は疑問に言った。
「いやこのエターナルラビリンスではそんな仕掛けなんてないぞ。」
「しかしなんでころころ道が変わるんだろなぁどういう仕組みなんだろうか?」
「俺達はある仮説を立てたんだ足場になんらかの道が変わるスイッチが作動しているそれが中に親玉が直々操作しているからだろうな。」
曲がり道をひたすら歩いていると地響きが起きた。
「おいおいなんだぁ?!」
「皆さんもしかしたら崩れ落ちるんじゃないんですかあ!」
そうアランが言ったそしてアランが言った通り床が崩れ落ちた。
・・・・
気を失ったのか?あれ?皆は?俺は見上げると白い部屋に1人っきりだった。
「おーい皆ー!何処にいるんだ!」
返事がしない。俺は床が崩れ落ちた事は覚えている突然脳裏にとある光景が見えた。
「・・・はやはり馬鹿だった。こうなったら私が・・・になるしかないようだ。そして私がこの・・を・・す・・」
誰だ?天使の羽を持った男が居た所々声は聞こえたが何を言ってるか分からなかった。そして目の前が真っ暗になり気付くと仲間達が起きていた。
「おい!大丈夫か!」
「いやいやシュラインの方が大丈夫じゃなかったですよ。急に倒れるんだもん。」
アイカが心配そうに言った。
「俺は大丈夫だぞなぁ床が崩れ落ちた後どうなったんだ?」
「そうだなぁ気づいた時にはここにいてシュラインだけ倒れていたぞ。」
そう剣士のラリサが言った。しかし俺が見た男はなんだったンだろうか?まぁ多分夢だったんだろうそれより謎を解いてみないとな。
そして歩き出した所一体のスケルトンが現れた。ただのスケルトンは普通に弱い敵だ。
「なんだただのスケルトンはグーっで1発だな。」
俺は素早くスケルトンの方にいき1発で殴りスケルトンはバラバラになった。
「しかしまた1本道かぁ」
また進むと上り階段があり登ったしかし思った以上に長い。
「おいおい無駄に長くねぇか?通路はいつだよ。」
ディルガはそう言った。
しかしまだまだ階段は続くそろそろ皆も疲労を感じてきていた。
「どこまで続くんだ?流石に疲れてくんぞ!」
そして階段を登り続けた時通路の明かりが見えてきてやっと通路に進もうとしたとき通路が塞がれた。
「おいおい嘘だろ!下るしかないのか?!」
「流石になにこれ!有り得ない!」
さすがのアイカも怒った。しかしこのダンジョン特に異質すぎる俺が入った時は普通のダンジョンと変わらなかったぞ!
「なぁディルガエターナルラビリンスってこんなもんだっけ?」
「いや道が変わる事以外は普通のダンジョンだったぞ!今回は異質過ぎる!」
突然周りが回り始めたぐるぐるに動いて気持ちが悪い・・・
・・・・
気が付くとさっき来たあの部屋に戻っていた。さすがににおかしすぎる!
「ちょっと床叩いてみるか?」
「おいおいシュラインさすがに床は壊せねぇだろ」
「やってみねぇとわかんねぇだろぉ?」
腕の筋肉を強化させ床を全力で叩いたその瞬間に腕に鈍い激痛がした。
「痛ッ!」
「お前たりめぇだろ床殴ったら痛えわてかゾンビって痛み感じるんだな。」
「なぜか神経が生きてただけだぜ。」
そう言ってる時カチッと音がした
天井から紙切れが落ちてきた。
紙切れの文書を見た。
僕はこのダンジョンの主さ君達が読んでる頃には私はもういないかもしれないこれを読んでる冒険者さんへ、このダンジョンにゴールは無いしかし私が直々に用意した仕掛けを作動させよう裏の紙を見てくれ。
そして裏の方を見たどうやら2回三角になるように折るようだ。その瞬間折った紙が螺旋状に回りながら飛びしばらくその場に留まりまわり続けその瞬間に螺旋階段になった。
「おぉ!すげぇなこれは!」
俺はこの仕組みに驚いた。
そして螺旋階段に登ったそして登ってるうちに視界がぐるぐるしてきたこの螺旋階段のように。
「なんかめまいしないか?」
「俺もするぜ・・・」
「ほんとこのダンジョンはなんなんですかぁ・・・」
そして気がついた時にはカジョウ ラリサが居た。
「おい他の皆はどこに行ったんだ?!」
そしてディルガは・・・
俺が気づいた時にはルラサとシュラインとこのアランとアイカが居たおいおい他の奴はどうした!
「どうやら何故か離れ離れになっちまったなぁ」
他の皆の安否が知りたいが俺達は進むしかない。
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