第9話力の試練

俺達は赤黒くうねうねした肉塊のような気味の悪いモンスターと対峙している


「とりあえず攻撃するぞ!」


俺は足の筋肉を強化して一蹴りしたがぶにぶにした感触がして衝撃が吸収された。

 

「オンギャアアアアアアアアア!」


モンスターは赤ん坊のような二本の触手をだしてきた!触手はアイカと俺を狙って攻撃した俺はよけてジャンプし鋭くした爪でやつの肉体に穴を作ったがそこから触手が増えてしまった。アイカは震えながらもバーニングフレアを放ったが肉は焦げるもまた再生し始めた


「こうなったら俺がやるしかねぇな光よ我に示したまえ!グローリンカイザ!」


一瞬で何度も斬ったと思う流石のばけもんも死ぬだろう


「ふふこの僕の剣からは逃さない光は速さもあり速さがあいまって殺傷能力は高くなっているそう風よりね」


流石に斬られた肉体は動かなくなっていた本当に死んだようだな一回食してみて生きてるか試して見よう俺は手のひらサイズになった肉塊を食ってみた


「ちょっとまたなに食ってるんすか!」


「これは完全に死んだなてかくそ不味いぞは吐き気しそうだ。」


肉塊を捨て次に進んだそこにいたモンスターは青くて大きいスライムがいたスライムというモンスターは厄介なもんで普通の剣な、斬ってもすぐにうんともすんともしない魔法でやっても1粒でも残したらまた再生してしまうさぁどう倒す?


「スライムですか・・・嫌ですねぇ・・・」


「なぁアイカとアランスライムって美味そうに見えないか?」


「ちょっとなに言ってるんですか!」


「なんか清涼感ありそうだしぷるぷるしていてゼリーみたいだもしかしてモンスターの中には美味いのもっといるんじゃね?」


「えぇ・・・」


アイカもアランも流石に引いてたが俺はそんなことを気にせずスライムを食べようとしたスライムに飛びつき案の定スライムの中は動きにくいが吸うように食ったスライムも必死に抵抗し俺を飲み込もうとした


「シュラインこのままじゃ貴方が食われますよ!」


アランが叫んだが俺は気にせず大型のスライムを食っていた


「美味いぞ!このスライム味は例えるのが難しいがシュワシュワしていてそれにひんやりしていい!夏に飲みたくなるような味だ!これは商品化してもいいんじゃないか?!」


俺はスライムを無我夢中で食いスライムの酸ももろともせずついにはスライムの抵抗も虚しく綺麗に俺に食われてしまった


「ふぅ~食った食った」


「あのでかさのスライムを平らげるなんて・・・」


「しかしスライムの酸がなければ普通の人間は食えたのによぉこれは酸のないスライムがあればいいのになぁ」


俺はついに6部屋目に到達して残り4部屋となった繰り返し地点を通過したのでこれより強力なモンスターが出るだろうそこには火山地帯のような部屋がありそこには赤く角が生えていて人より二三倍大きい巨人だった巨人は即座に襲ってきて俺は仲間をかばい殴り飛ばされた


「お前ら!こいつは攻撃力が強すぎる1発の攻撃で全身骨折するぞ!」


俺は瞬時に再生し巨人に飛びかかり最大強化させた腕で巨人の顎にアッパー攻撃をした骨の折れる音がしたので流石に巨人も一溜りもないだろう。


巨人は怯みふらふらしていたがウゴォォォォォと叫びアイカに突進してきた!まずいこのままじゃ!


「やめて来ないで!アクアプレデター!」


巨人は水に食われたが諸共せず脱出しただがアランはすかさず風の力を使い巨人の首を斬った。


「ふぅ危なかったですね。」


「危ないってもんじゃないよ!」


次に進みそこには猛毒で有名なバジリスクがいた全身猛毒触ったら触れた所から腫れ1時間以内に死ぬ攻撃に当たっても麻痺などで死ぬだが俺は毒を効かないゾンビだ勝てるのでは?


「バジリスクですかぁ・・・まぁ素材はいいんですけどねぇ」


俺はバジリスクの首を締めようとし、バジリスクもつ激しい蹴りをし下半身が吹っ飛んだが肉を繋ぎ猛毒の体のバジリスクと取っ組み合いとなった猛毒のお陰で俺の体はバジリスクの毒を貯めこむ事が出来た俺は爪を鋭くさせ奴の首を掻っ切ったバジリスクは出血をしながらもまだ攻撃を続けるトドメに奴の傷口から拳で穴を空けて絶命させた。


もうすぐ終わる次の部屋に進み全身緑の二足歩行のバッタ人間にが3匹いた奴らは1人1人襲いにきた


「どうやら1人1人襲ってくるみたいだな。虫如きに負ける訳ないだろ」


爪を変化させいつものように貫こうとしたが腕2本凄まじい速さで蹴られたバッタ人間は驚くべき跳躍力でキックをしてきた俺もジャンプして再生させた腕でパンチし俺は奴のキックを受けて同時に吹っ飛んだ。


アランは剣に光属性を付与し、1種で首を斬ったがまだ動いている。


「下等生物は頭なくても生きてる場合があるからねでも次で終わらせる。グローリサラン!」


バッタ人間は真っ二つ斬られボトっと落ちた


「さぁ燃えなさい!バーニングフレア!」


燃え盛る炎がバッタを包んでバッタは黒焦げになったがその体から脱皮し復活した。


「なに!脱皮するの!じゃあこれで終わらせる。ブラストスラッシュ!」


指輪が緑にひかり風の刃が現れ四方八方にバッタ人間をきって倒した。


その頃に吹っ飛んだ俺は骨折しながらも奥の手の感染力のスキルをつかい倒したゾンビ化したバッタ人間を配下におき腐り落ちるまでこき使うつもりだ。


次の部屋は広大な草原だったそこには3つの頭を持つ大蛇がいた。


「しかしこのダンジョンはどうなってんだ?」


右の頭は火を吹き左は氷を吹き真ん中は毒を吹いた範囲はとても広く避けながら戦わなければならない


「首を斬れば確実に殺せるはずですまずは右を斬って見せます!闇の力よ我に力を示したまえ!ディルザガン!」


アランの髪が黒くなり大蛇の太い首を斬ったがだがまた再生してしまった。


「なるほど再生するんだな。」


「なら魔法で焼却させる!ブレイズバーン!」


火柱が立ち大蛇を燃やしたがダメージを受けた様子がない。


「1本じゃなければ2本三本同時に斬ればいいんじゃないか?」


「ほぅなるほどな」


「よし俺は真ん中をやるアランは右を頼むアイカは左ないいか同時に斬るぞ!」


俺達は同時に斬れる瞬間を探しながら攻撃をかわしていた


「今だいくぞ!」


「ふん指図されるのは気に触るがいいだろう。」


「よしいきますよ!」


俺はゾンビバッタを使役させ真ん中を狙いにいかせた


「ディアロシャラン!」


「ブラストスラッシュ!」


右は闇の剣が首を斬り左は風の刃で斬り真ん中はキックで首を蹴り飛ばした。


そして最後の部屋に到達できたそこで目にしたのは俺たちを殺したあのモンスターがいた形は巨大なトカゲの姿をしていて目らしきものが無かった。


「おいおい嘘だろ?」


俺は震えていたあの時の出来事が脳裏に浮かんだ仲間の死や雷雨など次々と流れていたやめろ!あの時のオーラと同じだ!


「シュライン大丈夫か!」


「なんで震えているの?」


「あいつは俺達を殺したモンスターと同じだ俺は覚えている!」


「シュラインのパーティーを殺したモンスターですか・・・」


俺は因縁のモンスターを倒さなければと決意を燃やしたせめてあいつらの無念を晴らすため

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