第6話白と黒の魔法の風
俺たちは1000万Gのとんでも便利魔導書を買っちまった。しかも俺には見れない。
「なぁちょっと魔法使ってみてくんね?」
「あの馬鹿なんっすか?町に魔法放ちますか?」
「いや火をちょっとつけたり水ちょびっと出したりさぁあるだろ?」
「じゃあちょっとやってみますね。さっき書いてあったやり方を見てあぁこうやるのかじゃあいきますよ!プチシャイン!」
アランの指が光ったどうやら本物の魔導書だった。
「てか光大丈夫なんすね。」
「まぁ当たらなければな。」
「じゃあこのままさわっていいすか?」
「あかんこれじゃあ俺が成仏するぅ!」
「でもちょっとくらいなら大丈夫っすよ~」
「やめないか!」
「ハハさーせんさーせん」
アランは笑いながらそう言った。
「なぁアランとりあえず魔法の練習がてらちょっと簡単なクエストやらね?」
「そうですね!早く魔法使ってみたかったんですよ!楽しみだなぁ」
俺達はギルドに行ってクエストを受けにいった。手頃なゴブリン討伐のクエストだ練習には丁度いいだろう。
「よしやりますよ!」
「おうやっちまえ!」
アランはゴブリンの前で剣を抜き、手をかざしなにかをし始めた。
「風の力よ我に示したえ。」
アランの剣は風の魔法が付与された。アランの剣は魔剣となった。
アランはゴブリンに斬りかかった。
「旋風木枯らし!」
ゴブリンはあっというまにバラバラになった。アランは一斬りしたはずだ。
「おいお前一回斬ったろなんでバラバラになるん?」
「あっ多分風で他の部位も斬れたんじゃないんですか?」
「そいえばお前の剣ってどういう物なんだ?」
「これはブレイブだ。特に何の効果もないけど俺が5歳のとき親父に頼んで貰った剣なんだ。俺はこいつと一緒に何度も練習して一番強い兵士になっただからこの剣には感謝しきれない。だから俺はこの先剣を変えることはないだろう。」
「へぇそうなのか。」
話をしていたがゴブリンが襲ってきやがった。
「次は光の力を使ってみるよ!光の力よ我に示したまえ」
その瞬間アランの灰色の髪の毛が白に変わった。スキルの影響か分からんがいつもと明らかに雰囲気が違かった。
「さぁゴブリンよ僕の光で安心して眠ってくれ。」
言動も変わってる!もしかしたら闇の力も使うときまた変わっちまうのか?
「さぁいくよシュライン見ててね。シャインアリア!」
俺はアランが剣を降った所が見えなかった一瞬だったこれが光の速さなのか?ゴブリンの表情は安心して眠っているように死んでる
「おいアランどう斬ったんだ?」
「そうだね光に近い速さで斬ったんだだから他人には見えないおっとそろそろ解除しないと。」
アランの剣の光が消えてアランも元の姿に戻った。
「しかし凄かったなぁこの技闇の力も楽しみになってきた!」
「早くゴブリンの群れ見つけてぶっ殺しまくろうぜ!アラン!」
俺たちはゴブリンの群れを探したこのクエストは本来5体くらい倒せばいいのだが俺たちは10体100体と倒したいくらいテンションが上がっていた。
「おっ見つけたぜ!10体くらいいるぜ!じゃあシュライン俺闇の力使ってみるわ!闇の力よ我に示したまえ。」
そしてアランの髪は黒になり、禍々しいオーラがした。
「さぁお前らを全て滅っさしてやろうありがたく思え」
ゴブリンは恐怖していた。確実に震えていた明らかにオーラで圧倒されたんだろう俺は初めて見たモンスターが脅える姿を。
「ディルザガン!」
ゴブリンはたちまち半分になったがその後闇が出てきそのままゴブリンの体をちり残さず抹消させた。
ゴブリンは慌てて逃げたが俺は感染力のスキルをつかいたく逃げるゴブリンの首を噛みちぎった。
「おいシュライン腹が減ってたっていきなりゴブリンを食うのか?」
ゴブリンの肉はお世辞にも美味しいとは言えなかったただ硬いし味もしない。俺は食事をやめスキルを使ってみた。
「さぁ蘇れ我が眷族よ。」
その瞬間ゴブリンの体は所々腐りゾンビ化した。近くのゴブリンに攻撃命令したらまたそいつがゾンビになった。
「なんだこれはぁ・・・」
アランは絶句していた。そして俺はゾンビゴブリンをまとめて斬った。その瞬間俺の体に何か入った感じがした。初めての経験だ。
MP(モンスターポイント)が入りました。モンスターポイントはモンスターの進化や強化に使えるポイントです。
俺はMPをゲットしたようだ。色々強化できるようだ俺は身体強化と爪の強化をしてみた。
「よし再びやるぞ。」
俺たちは逃げたゴブリンを追った逃げるゴブリンにアランは攻撃をした。
「ふふ。次は他の属性も混ぜてやろう風の力だ。」
アランの漆黒の剣に風が纏わりついた。
「漆黒旋風!」
2体のゴブリンは細切れになり消滅した。
「ゴブリン風情にやりすぎたかもな。」
ちょいちょいアランの発言にムカついた。実力は認めるんだがなんかたまにうざく感じるスキルの影響かもしれないけど!てかもうクエストは完了してるんだけどね!
そしてゴブリンの群れを倒したがそこにはゴブリンの強いやつバーサーカーゴブリンが来た。
「ほほぅやっとましな獲物が来たか。シュライン特別だ一気に3つ使うぞ!」
「おい!殺しはすんなよギリギリにしてくれ!」
アランは一気に光・闇・風3つの力を使った。アランの髪色は元に戻った。
「エーテルシャドウブースト!」
アランの攻撃でバーサーカーゴブリンは死にかけて消滅しそうになったが俺はたちまち捕食してゾンビ化に成功させた。
「アラン大丈夫か?」
「さすがに3つも同時に魔法使うと疲れるよ。」
「そういや魔法得意なのになんで魔法使いの適正低かったんだろう。」
「確かにちょっと今あのゴブリンに魔法打ってみるよ」
アランはアンデッドの弱点の光魔法を打っただがゾンビゴブリンには聞かなかった。
そして俺達はクエスト報酬を貰った。
「あれれ~おかっしいなぁ~」
「おいアラン俺に風魔法打ってみろなるべく強いので。」
「やってみるよ後で怒んなよ?ブラストウィンドウ!」
強い風がふいたが効かなかった。
「お前もしかして普通の魔法使い駄目なんじゃね?」
「そうかもしれんなぁ!だが俺はこの剣があれば大丈夫だ!別に悲しくもなんとも思わん!」
アランのはぷるぷる震えていた。多分悔しいんだろう。
「おぉそうかじゃあこいつにとどめさせ」
アランは魔法を付与せず普通にゾンビゴブリンの首を斬った。
「そういえばよお前の魔法って魔導書に書いてあったやつか?」
「ううんオリジナルさこの魔導書によると魔法は様々な組み合わせや技で構成でき自分のしたい技で出来るってこの魔導書の技は基本的な奴しかないよ。」
「じゃあ買った意味なくね?」
「いや基礎は大事だし、他にも色々書いてあるからGの無駄ではないさ。」
俺達はゴブリン討伐の報酬を貰った。
「バーサーカーゴブリンも倒して10000Gかまぁまぁだな。」
俺はもっとGが欲しいなとおもった。
「まぁゴブリンだし仕方ないですよ。」
俺達は宿にいきそこで床をついた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます