第35話 ドリー知っていたのか!

日暮れまでウルの魔法講義が続いてクレアが練習を始める

「・・・・ジン様!もしかしてまだ魔法習得スキルを持っていないのでは!!」

ウルが考えながら呟く

「え!そんなのあるのか・・・・あ!」

ジンが苦笑いしながらクレアを見る

「あ!ステータス見てないです」

クレアが苦笑いしている

「あ!私もクレアが装置使うの見てないです」

サーラが苦笑いしている

「・・・・スキルは必要です」

「仕方ないから取り敢えず全部結界張れたら一度王都に戻ろうか?」

ジンが苦笑いしながら言うとクレアが笑いながら頷いている

「スキル無いと魔法は使えないね」

ドリーが笑いながら飛んでいる

「ん?ドリー!もしかして魔法の使い方知っていたのかな?」

「少しは知っています」

ドリーが笑顔で言う

「ドリー!!!何で先に言わない!!魔法の使い方を習いにワザワザ王都にくる必要無かったのに!!」

「え!あ!聞かれなかったから!」

ドリーが笑顔で言う

「ドリー!!あなたは精霊として主人の困ったことは教える必要が有ります!!何を考えているのですか!!」

ウルが怒り出す

「え!だって聞かれなかったから!」

「ドリー!正座!!」

ウルが言うとドリーに説教をしているのをジンは微笑みながら見つめている

(ウルは正解だな、ドリーとは正反対で役にたつ)


翌朝起きるとみんなで殲滅して歩くことにする

「あ!争っています」

ウルが苦笑いしている

「厄介な奴から倒してくるね」

ジンが言うと後ろからクロコダイルを両断して倒すと後ろから確実に仕留めていく

「ジン様やっぱりずるい!」

ドリーが笑いながら言う

「いえ!ジン様流石です!効率良く倒すなんて素晴らしいです」

ウルが笑顔で言うとドリーを睨んでいる

「ウルありがとう」

ジンが微笑みながら言う

「ジン様はどんどん強くなっていますね」

「ん?そうだな!レベルは上がっているだろう」

「ジンさんすぐに上限に到達しちゃいそうですね」

サーラが笑顔で言う

「ん?上限なんか無いぞ!」

ジンが言うとウルが驚いている

「もしかして!上限突破しているのですか?」

「取得したぞ」

「え!凄いことです!強さに上限が無いなんて!」

ウルは驚きながら言う

「逆を言えばステータスなんかどうでも良いけどね」

「そうですね、強さに上限がなければ意味がありません」

ウルは笑顔で言うとジンは次の領域に向かう


魔物が集まり始めるとジンは次々と倒し始める

「ここも争っているな」

「ジン様またずるするつもりだ!」

「ドリー戦略だ!」

ジンが笑いながら言うとウルは頷きながらドリーを見ているとジンは大物を次々と後ろから両断して倒す

「エサがあれば魔物なんて楽勝だな」

「ズルしすぎ!ジン様」

「ジンさん私達でも倒せますか?」

サーラが苦笑いしている

「魔石拾いばかりじゃダメだよね」

「ジン様!頑張ります!!」

クレアが笑顔で言うと次のエリアに向かい魔物を次々と倒して大物が争いをしているのを見付けてからクレアとサーラは一匹ずつ後ろから攻撃を仕掛けて倒していく

「こんなに簡単に倒せるなんて」

「サーラお姉ちゃん私強いでしょ」

クレアが笑顔で言うとサーラは笑顔で見つめている

「クレアは強いよね、見習い魔法使いで剣で次々と倒す人はいないからな」

「本当にジンさんのせいですけど!」

「え?俺のせい?」

「こんなに強くしたので責任をとってくださいね」

サーラが微笑みながら言う

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