第34話 領域主討伐
休憩後中央部を目指す事にする
「ジン様無理はしないでください・・・中央部は相当強いので危ないと思ったら引いてください」
「ん?わかった!強いなら全力で倒すよ」
ジンが笑顔でウルに言う
「本当に無理しないでください!お願いします」
ウルは真剣に言うと頭を下げる
「無理だと思ったら、ドリーを盾にして逃げるようにするから!」
ジンが笑いながら言う
「ジン様!!酷い!!私の事嫌いになったのですか!!」
ドリーが涙目になって言う
「役にたたないから身代りになって貰おうと思っただけだ!!」
「うっ!そんな!!私は役にたちますよ!!ドリアードの加護は必ず役に立ちます!!」
「例えば何に役にたつのだ?」
「え!回復出来ます!!」
「サーラの魔法で回復も出来るな・・・ウルの加護でも」
「え!・・・・・役にたたない」
ドリーが言い返せないで落ち込み始める
「ドリー我が儘言わずジン様に支えるのですよ」
ウルが笑いながらドリーに言う
「ウルさえ居なければ・・・・」
ドリーが呟く
「そうだな!最初騙してくれたから、ウルが居れば騙すことは無理だからな!!」
「は?騙した!!本当ですか!!」
「え!内緒にしてください!!それだけはウルには言わないでください!!!お願いします!ジン様!!」
ドリーが慌て出すとジンはニッコリする
「まさか・・・・本当に・・・・」
ウルはドリーを睨んでいる
中央部に向かうと多くの魔物がいる
「やっぱり多い!本気で片付けないと!」
ジンが呟くと気が付き向かってくる魔物を次々と倒し始める
「ふぅーーやっと終わったか」
ジンが呟くと大きなクロコダイルが見ている
「あれがボスか・・・」
「ジン様強そう・・・」
ドリーが苦笑いしている
「強そうだね」
ジンが呟くと歩いていくとクロコダイルが飛び付いて噛みにくるがジンはかわしながら剣を振るとクロコダイルの腕を切り落とす
「グォーーー!!」
クロコダイルが奇声をあげるとジンに尻尾を叩き付ける、ジンはギリギリでかわして斬りかかると転がるようにかわされ噛みつきにくるが、かわして距離を取る
「ジン様!逃げてください!!お願いします!!!」
ウルが大声をあげるとクロコダイルが飛び付いてくるがギリギリでかわすとドリーが悲鳴をあげながら飛び立つとクロコダイルがドリー目掛けて飛び付く
「きゃーー!!!」
ドリーが叫ぶとクロコダイルの口の中に収まるとジンが渾身の一撃が首を両断すると黒い霧になって消えていく
「うぇ~~ん!!」
ドリーは泣きながら黒い霧から現れる
「ドリー」
ジンが呟く
「ドリー・・・・愚か者!ジン様をみかぎって飛び立った罰ですね」
ウルが苦笑いしている
「怖かった~~!!ジン様!!」
「飛び立たなかったら、食べられなかったのにね」
ジンが呟くとウルが苦笑いしながらドリーを見ている
暫くしてドリーが泣き止むとウルが調整をすると結界を張る
「ウル結界を張って良いの?」
「ギリギリですが、ジン様なら結界を張って待っても良いと思います」
ウルが笑顔で言う
「わかった!じゃあ周囲を殲滅続ける事にするね」
ジンが笑顔で言うと周囲の領域を殲滅して一周してくると夕方になる
「ジンさん・・・1日でこんなに倒すなんてあり得ないです」
サーラが苦笑いしながら言うとクレアが微笑んでいる
「サーラもクレアも協力して倒してくれたから助かったよ」
「本当に役にたっているのでしょうか?」
「雑魚は面倒だからね」
「ジン様らしいです!私も魔法を使えるようになってもっと役にたちたいです」
クレアが笑顔で言う
「そうだよな・・・早く魔法を覚えられたら良いよね」
「はい!ジン様」
「ん?ジン様魔法を覚えさせたいのですか?」
「そうだな!クレアは魔法を教えてくれる人を探していたんだけど」
「私が知っている範囲で教えましょうか?」
ウルが笑顔で言う
「え!ウルは魔法を教えられるの?」
「はい!魔法にはいくつか種類が有りますが水の魔法は大体知っています」
ウルが笑顔で言うとクレアに魔法の講義を始めるとジンも聞くことにする
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