第846話 アマビエさん、お株を奪う
幸い、患者さんは来なかったようだ。
五分ほどして、一団が降りてくる。男性は来た時よりは背筋が伸びて、背が高く見えた。
「では、気をつけてお帰りを」
「うむ。アマビエは忙しいのでな。検討よろしく頼むぞ」
アマビエさんに最後の台詞を奪われて、あわあわしていたのは可哀想だったけど。
「さて、仕事に戻ろうか。上でメールチェックしててもいいかな?」
「はい、大丈夫です」
薬局長が階上に戻ると、クタベさんが意味ありげな微笑みを向けてきた。
「……それで、話はよく聞こえたかしら」
【薬局あるある】面接の様子は全員が気にしている。
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