第815話 【番外編】アマビエさん、咀嚼する
チョコレート入りたこ焼き。最大の問題作だ。見ると、みんなもこれだけは残している。
「南極のペンギンは、同族を先に突き落として敵がいないか確かめるというわ……」
「クタベさんマジでやめて下さい」
クタベさんの目が怖い。
「というわけで食べなさいアマビエ」
「ぎゃあああああ」
クタベさんは、アマビエさんの無防備な口にチョコレートたこ焼きをつっこんだ。確かに買った奴が食え、というのは正論であるが。
「もぐもぐ」
アマビエさんも、吐き出さずに食べているのは偉い。
「……ん?」
咀嚼を終えたアマビエさんが、不思議そうな顔になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます