第804話 【番外編】アマビエさん、お邪魔する
「やってみもしないで、マズいって決めつけるのはどうなの? 美味しいかもしれないじゃない」
「……自分たちだけで食べるなら、まあいいか。こっちにやるなよ」
「欲しいって言ったってあげないんだからね。べー」
「べー」
妹はスネてしまい、アマビエさんは妹の真似をして僕を笑う。不安だらけのたこ焼きパーティーは、こうして始まった。
「じゃ、上がって」
「お邪魔します」
「綺麗にしてるわねー」
センセイとクタベさんはちゃんと靴をそろえて上がり、妹はその辺に脱ぎ捨てた。お兄ちゃんはとても悲しい。
「……ふうん、まあマシじゃないの」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます