第802話 【番外編】アマビエさん、お買い物中

 僕はまず、ソーセージを手に取った。魚肉と豚肉、両方をカゴに入れる。


「お肉も入れていいの?」

「ベースが出汁味の小麦粉ですから、肉系もよく合いますよ」


 昔に作った時の記憶をたぐりよせながら、僕は進んだ。


「後は同じ魚介つながりで、海老やツナでも美味しいです」

「じゃあ、これもいける?」


 クタベさんが手にしたのはカニカマだった。


「安いし美味しいので、最近よく食べるの」

「いいですね、それも買いましょう」


 僕たちはさらに、チーズ、牛すじの煮物を追加した。


「こんなところでしょうか。一旦、向こうのチームと合流しましょう」

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