第762話 アマビエさん、中華を欲す

「私も本屋で欲しい本があるから、またね」

「では私もご一緒させてください」


 クタベさんとヨゲンノトリさんが連れだって離れた。


「俺もトレーニングに行くわ。じゃあな」

「お世話になりました」


 アマビコさんにも頭を下げた。結果、僕とアマビエさん、社長がその場に残される。


「社長、アマビエはチャーハンと餃子が食べたい」

「あんたもまだ食べるんですか!?」


 ヨゲンノトリさんがいないのをいいことに、やりたい放題だ。


「……この前も栄養士に怒られてたろ」




【薬局あるある】

 同じ薬局でも意外と親しくならないパターンは多い。

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