　薬局長は伸びをした。

「はあ、話を聞いたら事情がよく分かりましたよ。私、テレワークばっかりだからついテレビ見ちゃってた」

「楽しむ番組なら構いませんけどね。不安になってきたら切って、専門家の話を聞いて下さい。今はいろんなサイトや動画もありますから」

「はーい」

　妹はいい子になって返事をした。

「さて、帰ろうか」

　僕たちは連れだってセンセイのマンションを出た。途中でクタベさんが、「買い物をして帰りたい」というので別れる。

　その後僕はふと、アマビエさんに聞いてみた。

「クタベさんが怒るとどうなるんですか？」

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